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ニュースレター2013年4月号NHKクロ現「“大人の発達障害” 個性を生かせる職場とは? 」が放映 Q&A「うつと発達障害の違いは?」他

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Kaienニュースレター 2013年4月号

Kaienは、発達障害の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍する事を応援するプロフェッショナルファームです

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  1.  大人向けと子ども向けの多機能拠点が西新宿にオープン Kaien新宿・TEENS新宿
  2.  Toy-en と KODOMO福 当社訓練生が運営するオンラインショップのウェブサイトが完成
  3.  リーフレット「発達障害者と共に働く」 無料ダウンロードを開始
  4.  発達障がい者就労支援セミナー 4月18日に開催
  5.  今月のメディア掲載情報 NHKクローズアップ現代「“大人の発達障害” 個性を生かせる職場とは? 」
  6.  今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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1. 大人向けと子ども向けの多機能拠点が西新宿にオープン Kaien新宿・TEENS新宿

Kaien新宿は当社3拠点目の就労支援施設です 定員20人の就労移行支援事業所です。発達障害の大人向けに、職業訓練と就職活動の支援を行います。現在25人ほどが登録されています。

同時にTEENS新宿もオープン。TEENSは児童デイ(児童発達支援・放課後等デイサービス事業)。発達に凸凹のあるお子様向けに学習支援&お仕事体験のプログラムを提供します。1日の定員10人。現在80人ほどが登録されています。

<リンク>

・Kaien就労支援(大人向け職業訓練) http://www.kaien-lab.com/forhfa/public/

・TEENS(子ども向け学習支援&お仕事体験) http://www.teensmoon.com/

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2. Toy-en と KODOMO福 当社訓練生が運営するオンラインショップのウェブサイトが完成

Kaien訓練生が運営するオンラインショップのToy-enとKODOMO福。二つの店舗についてウェブサイトが開設されました。ご協力方法や最新の商品などがご覧いただけます。

Kaienの職業訓練では、物流取引や経理から店舗運営のすべてを実習を通して学んでいます。交渉にはじまる仕入作業はもちろん、検品から出品作業までの全てを訓練生が行っています。出品している子供服や知育玩具は、支援してくださる方々から譲っていただいたものです。

<リンク>

Kaienオンラインショップ ウェブサイト http://kaien-shop.com

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3. リーフレット「発達障害者と共に働く」 無料ダウンロードを開始

昨年度(~2013年3月)、当社が協力した「つくば発達障害就労支援協議会」。啓発事業の一環で作成したリーフレット「発達障害者と共に働く」について、無料ダウンロードが始まりました。

・作成 つくば発達障害就労支援協議会

・内容 経営者・採用担当の方や職場の上司・同僚の方向け。発達障害の人たちと働くときのティップスをまとめています。また茨城県の関連情報が一覧で理解出来ます。

<リンク>

・リーフレット「発達障害者と共に働く」(PDF) http://www.kaien-lab.com/wp-content/uploads/ecb1e3849e4e1278c185ac3b2df92b49.pdf

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4. 発達障がい者就労支援セミナー 4月18日に開催

株式会社FVPとKaienが共同主催する「発達障がい者就労支援セミナー&セッション」を4月18日(木)に開催します。当社の発達障害者の就労支援の考え方・メソッドを総合的にお伝えする4時間です。ニュースレター発行のタイミングでのこり10席を切る程度の残席とのことです。

・レクチャー1 「大人の発達障害とは 特性の理解と合う仕事・合わない仕事」

・レクチャー2 「発達障害者と働くには 雇用先への説明法」

・レクチャー3 「当事者によるKaienでの発見・学び 職場での適応例」

・体験 発達障害を”感じる”セッションなど

<リンク>

・申し込みフォーム(株式会社FVP) http://www.fvp.co.jp/service/company/seminar/20130418/

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5. 今月のメディア掲載情報 NHKクローズアップ現代「“大人の発達障害” 個性を生かせる職場とは? 」

当社の職業訓練の様子が取材されました。

放送局: NHK総合

放送日時: 2013年3月13日(水)19時30分~19時56分

放送地域: 全国

番組タイトル: “大人の発達障害” 個性を生かせる職場とは?

<リンク> 
・NHKクローズアップ現代 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3324.html

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6. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。今月もたくさんの方からお声をいただいています。

<大人の発達障害について>

Q1.  抑うつ症と発達障害の違いの見分け方を教えてください。対象家族:成人24才、男性

鈴木.  私は医師ではないので、あくまで一般的な考えを書きます。発達障害は先天的(遺伝的)であり、抑うつ症は後天的。治らないもの(が対応によって、環境によって、多数派の社会への適応度は高くなる)と、治る可能性があるもの。情報の整理が必要なものと、気持ちの整理が必要なもの。このように考えられると思います。ただし発達障害をベースにして生きづらさが高まり、抑うつ状態になる人は多いですし、むしろそのような状態(二次障害と言います)が無いケースのほうが珍しいかもしれません。どちらの「病名」も、明確な基準が実施されているわけではなく、医師によっても見解が異なります。実際のところは診断名云々よりも、対策・対応が見えるかが重要だと思います。

Q2.  人事労務を専門に扱う社労士として、仕事上、発達障害の方の支援をする団体やその他の精神の障害をお持ちの方の施設やそこで働く職員さん、精神科医、臨床心理士、PSWその他の支援者の方たちと接する機会が多く、また顧問を持っている企業においても発達障害をお持ちなのではないか?と思われる方がいらっしゃることで、ひとりでも多くの方が発達障害についてご理解をいただき、誤解を招かない、知らないことが原因で、ともすれば紛争になりかねない状況を少しでも改善したいと思っています。

鈴木.  発達障害は明確に分かれているわけではなく、うっすらと見える人も含めると10人に一人ぐらいはいておかしくないと私は思っていますし、複数の専門医もそのようにおっしゃっています。うっすらとしていれば多数派への適応が良いかというとそうでもなく、どれだけ客観的に自分を見つめる場・経験があるかが重要になってくると思います。社会依存の特性であるため、自分も周囲もその存在を理解するまで時間がかかります。いずれにせよ、人間を見る際に発達障害という一つの「ボリューム」がありその濃淡がどれくらいか、を考えながらすべての人に接すると良いと思っています。換言すると、当社では人間のよくある特性の一つのボリュームがどの程度かという捉え方をしています。

Q3.  2年前、診断を受けました。まさか、障害があると思わず頑張ったら何とかなると思い、今まで販売などの仕事をやってきましたが、手先が非常に不器用なのと、ミスが多かったり計算ができなかったりでどれもうまく行かず、職場で凄まじいいじめにも遭い、1年以上就労できていません、PCでのデータ入力などは得意で事務系の仕事ならできると思いますが、これまで事務系の職歴がないため、就職は難しい状態です。体力がなく立ち仕事は結局、かなり苦しく無理もあったため、座り仕事でなにかできることをと希望しています。一人暮らしで頼れる人がいないため、生活費が心配です。なんとか前向きに頑張りたいです。

鈴木.  このお話をみて感じましたが、たしかにこのような方が多いと思っています。「まず就ける仕事についたが適性があわず、その後キャリアチェンジをめざす。だが、即戦力を求める今の日本では仕事を変え難い」という状況です。当社の場合は障害者枠というところで働き直すことで、上司・組織からの要求度が若干下がり、キャリアチェンジを行なっている人が複数います。が、個々人にはよるものの、一般枠のままでどのようにキャリアチェンジを果たしていくかも、ルートを開拓出来ればと思っています。まずはアルバイトなどで適性を就活の前に知る体験が必要だと思いますし、20代後半や30代になってからのキャリアチェンジの場合は、一旦、職業訓練に入ってスキルを高めることが必要になると思います。職業訓練は当社のものもありますし、それ以外にも労働局系、福祉系たくさんあります。ハローワークで紹介してもらえると思いますので、ハローワークにまず行ってみるということが良いと思います。ただしハローワークも担当者のレベルがかなり違いますので、詳しい方を探す必要があるかもしれません。

Q4.  短大1年生の娘がおります。小学5年生でLDと診断されています。特に算数が苦手で、2ケタの足し算や時計の計算などもできません。英語もできないようで、大学の単位が取れず留年が決まりました。このまま、高い授業料を払って大学に行かせる(進級も?)ことがいいのか悩んでいます。辞めさせて、Kaien様で実践的な就労支援を積んだほうがいいのでしょうか?Kaien様からの就職支援には、学歴は影響しますか?

鈴木.  学歴が影響するかどうかは、最終的には各企業が決めることだと思っています。当社で受け入れする訓練生では、学歴は一切気にしていません。大学はそのまま卒業を目指したほうが良いタイプもいると思いますし、そうではなく違う道を選んだほうが良いタイプもいます。ここについては個別にお話をしないとわかりにくいと思います。

Q5. 30代の息子の母親です。Kaienで、適性検査~就労に向けて、どのようなサポートをしていただけるのでしょうか?その時に発生する、料金はおよそいかほどのものなのでしょうか?

鈴木. 利用説明会でお話をしています。以下に簡単にまとめます。就労移行支援という訓練に入る方は、職業訓練と就職活動フォローの二本立てです。転職サービスの方は人材紹介が主なサポートとなります。料金は前者の場合が無料~1割負担、後者の場合は無料です。 なお、本格的な適性検査はそもそも行なっていません。アセスメントは行なっていますが、何に向いているかを計測するテストはありとあらゆるものがありますが、戦後すぐに作られたようなものをまだ後生大事に使っている例が多いと思われます。時代は大きく変わり、業種も、職種も、そこで求められるコミュニケーションや職業技能も変わっているにもかかわらずです。このため当社では適性検査は実施せず、実際の業務の中でさまざまに体験する中で気づいてもらう形にしています。

<子どもの発達障害について>

Q6.  息子9才が高機能自閉症と診断されております。去年8月からシンガポール駐在しておりこちらのインターナショナルスクールに通っております。こちらではあまりサポートが充実していなくて不満があり、何か自分でできないものかと日々考えております。

鈴木.  外国での支援はなかなか難しいです。日本にいる外国人の場合も、お子さんが発達障害などのケースは専門的な場所を探すのに苦労されるようです。私は親と支援者はわかれるべきで、親が支援者になりすぎるのは良くないと思ってはいますが(きちんと2つの顔を保てればOKだとは思います)、外国にいるケースなどは親御さんがかなり勉強されて、支援の技術をみにつけられるのが理想的かもしれません。

Q7.  TEENS受け入れ枠の拡大を希望します

鈴木.  数日前も利用説明会にて、「ほとんど定員いっぱいなのに、なんで利用説明会を開くのか? こちらは使いたいと思ってきているのに・・・」という声をいただきました。まだ数枠は残っていますが、曜日・時間帯によってはすでに待機者リストができています。需要だけに合わせればいくつもTEENSは作れると思っていますが、仕組み化・プログラム化をできるだけしたいと思っています。まだまだ開始10日。。。ご利用者の皆さんからお叱り・ご指摘を受けることもしばしばです。きちんとスタッフが揃い、ノウハウを確立して仕組み化が出来るようになったら次の拠点を考えたいと思っております。おまたせしてしまうことになりますが、どこよりも10倍良いサービスを作ることを目指しておりますので、ぜひ気長にお待ちいただければと思います。

<その他、当社全般について>

Q8. 参加できるセミナー等あれば、参加して御社Kaienの具体的な内容やサポート等を実際に見聞させていただきたいと希望しています。また、大阪に進出予定、あるいは講演、セミナー開催のご予定はありますでしょうか?

鈴木. 大阪では6月末にセミナー開催を予定しています。私の大学院時代の同級生が(公募で選ばれたと話題になった)大阪市の区長をしておりまして、私も少しサポートしようということで企画しています。ただし大阪へのサービス拠点の開設はまだ目処が立っておらず、、、という状態です。 なお、東京でのセミナーは上に書かせて頂きましたように、4月18日(木)に予定しています。6,000円という値段の価値が有るかは、わからないのですが、、、一切出し惜しみはしておりませんので色々と当社のことをわかっていただけると思います。

Q9.広島大学の研究員です。広島大学では、教育環境のユニバーサルデザイン化への取組みを推進しており、日本学生支援機構の障害学生支援の拠点校でもあります。私は、大学から社会への就労移行と就労環境におけるアクセシビリティについて研究しております。高等教育機関に在籍する発達障害の傾向のある学生の就職について、(特に在学生への就労にむけた支援について)、御社でのジョブマッチングにむけた実践的取組みを参考にさせていただきたいと思っております。お忙しい中大変恐縮ですが、見学会に空きがございましたら、訪問させていただきたく思います。

鈴木. 見学会は今のところ開いておりません。訓練の内部を見ていただくのは、雇用を前提に考えていらっしゃる企業の人事担当者の方のみです。その他の方には、当社の事業所内ではないですが、事業所の外でセミナーを開催したり、親の会などが行うイベントに参加させていただいたりしています。 ただし当社は富山大学の研究者の皆さんと共同研究をしています。そういった当社や当社訓練生にも大きな意味で学びになる時はご協力しています。