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ニュースレター2013年5月号待機者向けプログラムを開始予定 Q&A「発達障害 自分の特性がよくわからなくなっています」他

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Kaienニュースレター 2013年5月号

Kaienは、発達障害の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍する事を応援するプロフェッショナルファームです

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  1.  学生向けプログラム 受け入れを拡大します
  2.  待機者向けプログラムを開始予定 地方通所型eラーニングはニーズ調査中
  3.  採用情報 業務拡大のため幅広い人材を求めています
  4.  今月のメディア掲載情報 なし・・・ですが
  5.  今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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1. 学生向けプログラム 受け入れを拡大します

先月からスタートした学生プログラム。大学生や大学院生、専門学校生のための就活・修学支援プログラムです。就活セミナー、職業体験・資格取得講座・呑み会を1日で行う月2回のセッション(※参加セッションは選択自由)、毎月の個別相談、250人ほどが利用する当社SNS「かいえんぴあ」の登録などで、学生生活・就職活動をサポートしていきます。

当初は20人の受け入れでした。ところが、想定以上のお申し込みを頂いていることと、当社のノウハウが順調に活用できていることから、定員を拡大することにしました。現在の予定では2倍の40人にプログラムに参加いただく計画です。ご希望の方は、当社利用説明会にお越しください。 (すでに学生プログラムにお申込み済みでの方には後日ご連絡差し上げます。)

なお、2013年4月のプログラム開始時の20名。内訳は以下のとおりです。女性が想定より多いのが現在の特徴です。

<参考> 参加者概要(2013年4月開始時点)

・女性(9人) 男性(11人)

・18才(5人) 19才(4人) 20才(5人) 21才(2人) 22才(2人) 23才~(2人)

<リンク>

・学生向けプログラム http://www.kaien-lab.com/forhfa/univ/

・Kaien利用説明会 http://www.kaien-lab.com/forhfa/forhfa/

・TEENS利用説明会(こちらでも学生向けの説明をしています) http://www.teensmoon.com/flow/seminar/

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2. 待機者向けプログラムを開始予定 地方通所型eラーニングはニーズ調査中

現在、当社の大人向けサービスは、秋葉原、新宿、横浜の3ヶ所に展開しています。毎日50~60人が通われていますが、100人前後の待機者が出る状態となっています。また地方の皆様からもプログラムを利用したいという声が強くなっています。

もっとも良い方法は当社拠点の拡大ですが、行政の手続き上も、当社のスタッフ育成の観点からも簡単ではありません。また拙速に事を運ぶと質の低下を招くと考えています。そこで、様々な制約を乗り越えやすく、皆様の利便性も高いと思われる、2つのプログラムをご用意すべく準備を進めています。

<待機者向けプログラム お申込み受付開始>

・利用説明会に参加され、就労移行支援事業を希望されるものの、定員いっぱいのため待機者になっている方向けです。

・当社事業所内で、Kaienプログラムの一部を「お試し」して頂きます。週1回から利用できます。

・利用料は2,625円/日(税込)です。

・ご利用希望の方は、利用説明会にお越しください。(※すでに利用説明会にいらして待機者リストに記載されている方には別途ご案内のメールを差し上げます)

<地方通所型eラーニング ニーズ調査中>

・Kaienプログラムを地方にいながらにして利用できる仕組みです。

・お住まいの近くの就労移行支援事業所(※Kaienと提携が必要)に通所して頂き、Kaienプログラムをeラーニングで受けて頂きます。通所していただいている地元の就労移行支援事業所のスタッフからも、サポートを受けることができます。

・利用料は無料~1割負担(※通常の就労移行支援事業所の料金)となります。

・ニーズ調査にご協力いただける方は、以下のアンケートにご記入ください。(〆切は5月19日(日)23時59分です)

・アンケートURL http://goo.gl/CZbkq

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3. 採用情報 業務拡大のため幅広い人材を求めています

おかげさまで、子ども向けから学生向け、大人向けまで、発達障害の強みを活かす、というポリシーを軸に事業を拡大できています。創業から今秋で4年。優秀なスタッフを増やし、独創性を保ち、サービスの質を更に高めながら、日々いらっしゃる多くの皆様に対応できるような体制・組織を形づくっていこうと思っています。

現在、以下のスタッフを募集しています。今後、常勤換算で5~7人の採用を目指しています。

・就労移行支援事業管理者

・ブリッジコンサルタント

・職業訓練講師

・TEENS児童発達支援管理責任者

詳しいことは当社採用ページをご確認ください。YouTubeでの会社説明(40分)ほどもご覧いただけます。

<リンク>

・Kaien採用情報 http://www.kaien-lab.com/company/recruit/

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4. 今月のメディア掲載情報 なし・・・ですが

来月は某雑誌での掲載が予定されていますが、この1ヶ月はメディア掲載はありませんでした。このため今回は今年予定されている当社講演についてお伝えします。

・05/30 外資系製薬会社主催 医師向けセミナー (福岡市)

・06/28 講演 (大阪市)

・08/31  キャリアデザイン学会研究会 セミナー(東京・千代田区)

・09/06 講演 (神戸市)

・09/30  東京都立中部総合精神保健福祉センター 精神保健福祉研修 (東京・渋谷区)

・10/07 山梨県立こころの発達総合支援センター 講演 (山梨・甲府市)

・10/12  第22回LD学会 自主シンポジウム (横浜市)

・11/02  昭和女子大学生活心理研究所 公開講座(東京・世田谷区)

・今秋    秋田LD・AD/HD親の会 「アインシュタイン」 講演 (秋田市)

このほか埼玉・神奈川などで2~3つの講演が予定されています。お申し込み方法など詳細については各イベントの主催者にお問い合わせください。

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5. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。今月もたくさんの方からお声をいただいています。

<大人の発達障害について>

Q1.  私は現在一般枠で就職しています。内勤・PCでのチェック作業・ルーチンワーク、と発達障害としてはほぼ理想的な仕事内容なのですが、ストレスをうまく逃がすことができず、季節の変わり目などに倒れてしまうことがよく起こります。また、診断が曖昧だったことや言語能力が著しく高かったこともあって、自分の特性がよくわからなくなっています。今の仕事は合っているとも思うのですが、苦しくなる面もあるのです。副業なども考えましたが、体力的に苦しいか、ソーシャルスキルの必要なものばかりで、うまくなじめませんでした。そんな日々の中で、何か手掛かりになればなあ、とこちらを登録してみました。

鈴木. ストレスを上手く逃すことが出来ないということも有ると思います。ただこのようなケースで多いのは、そもそもストレスはあるが、かなり大きくなるまで感じにくい人だと思います。車に例えて言うと、もともと燃費も悪いが、残りの燃料を表示するメーターが無い(あるいは見えにくい)、という事だと思います。このケースは「表示機能」を研ぎ澄ます努力をすることはかえってストレスを増やす原因にもなりますので、もともと力をかなり温存しながら生活、就業していくことが鍵だと思っています。個別具体的には、やはり個別の相談にお越しいただいて、状況を把握し、アドバイスをするようにしています。利用説明会に参加いただいた方に今のところは無料相談を限っておりますので、ご検討いただければ幸いです。

<子どもの発達障害について>

Q2.  息子が去年大学へ入学しましたが2週間で行かなくなりました。人前で話したり、皆の中で意見を交わすことができないということでした。大学の相談室の方と相談しながら、本人の意思で4月からもう一度1年生にトライしましたが1日で「もう行かない」と言い、昨日退学届けを出してきました。本人はイラストが書きたいので専門学校へ行きたいと言っています。本人の言うことが、実行を伴わないケースも多く、学校へ行かせた方がいいか就職させた方がいいか、どうしたらいいでしょう?

鈴木. 今回は「子ども」といっても、20才前後のお子様を持つ親御様からの質問を二つ掲載しています。 まずQ2について。完全に挫折をする前に、次々に渡り鳥のように機会をもとめるケースは発達障害にかかわらず、多いと思われます。率直にいって、お金や時間があるから可能になる手段だと思います。本人の精神面が前向きである限りは、ある程度時間・お金を区切って、本人に結論を出させるのが当社の方法ではあります。ただ、最後通牒と思われ劇薬にもなりかねません。生きる力がもともとどの程度か、今の心境がどの程度か、によって判断をする必要があり、第三者にアドバイスを頼ったほうが良いかと思います。

Q3.  私は発達障害を持つ21歳の息子の母親です。音楽関係の専門学校を卒業して、息子は現在ライブハウスでアルバイトをしながら、そこに居場所を作ろうと頑張っておりますが、スピードや臨機応変 耳で聞いて仕事をこなす等苦手な事を常に強いられ出来ずに怒鳴られ、軽いうつ状態のまま現在に至っています。大好きな音楽業界から離れる決断も自分の不適応を認めるところにも至っておりません。本人は別のライブハウスに移ってもう一度やってみて駄目なら音楽業界は諦めると言っています。既に自信を失い自己肯定感もかなり低くなってしまっており、次回も駄目だった時にどれだけのダメージを受けるのか想像するのも怖いです。親としては早くKaienに行って適職を見つけ自信を取り戻して明るい毎日を送って欲しいと願っているのですが、他に行けば務まるかもしれないと一縷の望みで生きている息子にあなたは発達障害だから次も無理とは言えません。今は只、見守り、やっぱり駄目だったと息子から言ってきたらKaienの存在を話そうと思っております。それでは遅すぎるでしょうか?今言うべきか迷っております。

鈴木. 最近、親御さんのみが利用説明会に参加するものの、ご本人への告知がまだだったり、ご本人の認識が追いついていないために、結局身動きがとれない状態になっている方に何人もお会いしています。年齢を考えると、挑戦する気持ちがある限り、本人に任せても良い可能性が高いと思います。ただし、これが最後の望み、というような背水の陣にはさせず、「もし駄目だったら私にいくつか考えがあるからそれを聞いてちょうだい」というように選択肢を残しておくのが良いかと思います。当社に来ても突然バラ色の人生になるわけでもありませんし、発達障害だから全ての職種、環境が不適応を起こす場、とも限りません。とくにこだわりの強い発達障害の傾向がある人の場合は失敗しないとやはり納得しないです。上手に失敗をさせて、次への学びとさせるように退路は立たずにナビゲートしていただければと思います。もちろん、言うは易く行うは難し、ですが。

<その他、当社全般について>

Q4. 見学にうかがいたいのですがどうすればいいでしょうか?

鈴木. 今は見学は受け入れておりません。それだけの人員が社内でさけていません。申し訳ございません。

Q5. 全国のNPOなどにも働きかけて、さらに大きい障害者支援活動を展開していただけると有り難いです。

鈴木. Kaienで障害者支援をしているというつもりは、少なくとも鈴木には一切ありません。鈴木個人としては、どうしたら資本主義をより強く出来るか、どうしたら働きたいという資本主義にとってプラスになるはずの人々を資本主義の流れでパーツ化できるか、を考えています。このため、障害者支援ではなく、働きたい人支援といえます。(働きたいという気持ちを持っている人の中には真面目で社会貢献意識が高い発達障害の人が多いので、その人たちの力を活かす事業展開をしていると思っています。) もちろん、働くのが善で、働かないのが悪とも思っていません。働かないという選択肢も立派に存在すべきと思います。が、鈴木としては「働く」という、人生で一番楽しい(と個人的に思っている)活動・機会を多くの人と共有したいという気持ちから、Kaienという会社の経営を行なっています。運動・つながりをすることが得意な方は他にたくさんいらっしゃいますので、鈴木としてはKaienという器で、働きたい人をいかに資本主義に送り込み、仕事の楽しさを感じてもらえるかに、現時点では集中したいと思っています。