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ニュースレター2014年4月号相談支援事業所を5月新宿に開設 Q&A「何も得意がないという発達障害の人の場合は」他

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Kaienニュースレター 2014年4月号

Kaienは、発達障害の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍する事を応援するプロフェッショナルファームです

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  1. TEENS横浜が6月開設 5月開設のKaien横浜と合わせ「合同お披露目会」を開催
  2. 相談支援事業所を5月新宿に開設 発達障害児・者の計画作成はKaienで
  3. 採用情報 相談支援を行う発達障害スペシャリストなど
  4. 今月のメディア・講演情報
  5. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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1. TEENS横浜が6月開設 5月開設のKaien横浜と合わせ「合同お披露目会」を開催

TEENS横浜は6月に開設する運びとなりました。「1号店」であるTEENS新宿と変わらず、「2号店」TEENS横浜の目標も、様々な学びを通して、一人一人にフィットした進学先・適職を見極め、長所・特性を活かした人生を送る礎を築くことです。

TEENS横浜では定員まであと10~20名ほどの枠となっています。放課後等デイサービスという福祉サービスのため、学習・生活支援、お仕事体験などの各種プログラムを約1,000円/回という価格でご利用いただけます。ご興味のある方はお早目に利用説明会・体験セッションにお越しください。4月は13(日)、19(土)、20(日)、27(日)に利用説明会を開催します。

<利用希望の方 リンク>

・TEENS ご利用の流れ http://www.teensmoon.com/flow/seminar/

また、5月開設のKaien横浜と合わせ、TEENS横浜の合同お披露目会を開催します。5月16日(金)15時~17時の開催です。Kaien横浜での見学から始まり、TEENS横浜に移動。児童・就労一貫した支援方針についてご案内します。現在ご参加の予約を承っています。

<教育・福祉業界の方 リンク>

・Kaien横浜 TEENS横浜 合同お披露目会 http://www.teensmoon.com/?p=1375

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2. 相談支援事業所を5月新宿に開設 発達障害児・者の計画作成はKaienで

福祉サービス(就労移行支援や放課後等デイサービス等)を利用する前に「サービス等利用計画」の作成が平成27年度から必須となります。すでに先行で実施している自治体も多数あります。計画相談支援事業は、適切なサービス利用に向けて利用計画を立案したり、定期的に計画の修正・確認を行うサービスです。

「相談支援事業所 Kaien新宿」は5月開設。発達障害の特性を理解した計画を作成し、効果的な福祉サービス活用につなげます。また、計画作成などの相談支援事業のサービスはすべて公費で賄われます。個人の自己負担は一切ございません。

<リンク>

・Kaienの相談支援事業 http://www.kaien-lab.com/soudan/soudan/

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3. 採用情報 相談支援を行う発達障害スペシャリストなど

福祉サービスを受けるうえで必須となる相談支援。当社でも専門のスタッフを募集し事業を強化することになりました。子どもから大人まで発達障害の特性を理解したうえで個別の支援計画を立てるスタッフを募集しています。

その他、就労移行支援のサービス管理責任者、放課後等デイサービスの児童発達支援管理責任者、ブリッジコンサルタント、エイブルシーカー、職業訓練講師、インターンで積極的に募集中です。

<リンク>

・Kaien 採用情報 http://www.kaien-lab.com/company/recruit/

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4. 今月のメディア・講演情報

今月は、横浜市の自閉症啓発デーなどに登壇しました。

<リンク>

・自閉症啓発デーin横浜 ~発達障害者就労支援フォーラム~ に登壇 http://teensmoon.com/?p=1365

・板橋区教育委員会大原社会教育会館 セミナー(東京・板橋区)

・当社代表鈴木の講演予定 http://ksuzuki09.blogspot.jp/p/blog-page.html

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5. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。

<TEENS 当社のお子様向けサービス>

Q1. 昨年、全日制の高校を中退し、自宅で過ごしています。PCでのプログラムに関心があり、マインクラフトもプレイしています。現在、学生ではありませんが、TEENSに参加することは可能でしょうか?

鈴木. TEENSは「放課後等デイサービス」という形態をとっています。学校に通っていないお子さんでも18歳未満でしたら利用することが可能です。障害者手帳も不要ですが、診断を受けたうえで「障害福祉サービス受給者証」というものを取得する必要があります。詳しくはお住まいの自治体の担当窓口か当社にご相談ください。

・TEENS お問い合わせ http://www.teensmoon.com/contact/

Q2. 発達に大きくでこぼこがあります。ただグレーゾーンということで診断が出ていません。臨床心理士は診断をもらってもいいのではといわれていますが、ドクターはでこぼこは誰にでもあるしまだ根拠が見当たらないとのことでした。本人は学校に楽しく通っていますが、理解されないこともありトラブルもおこします、親の困り度は高いです。受給者証をもっていないと支援を受けるのはむずかしいのでしょうか?

鈴木. 1問目に関連しますが、診断があるお子様向けのサービスが当社のTEENS(放課後等デイサービス)となります。ただし、「民間塾」として診断がない方の受け入れもしています。その場合、行政の金銭的サポートが受けられるサービスではないため、利用料のすべてを個人負担していただく形になっています。診断の基準は医師により大きく異なりますので、診断のために医師を替えるということも実はしばしば起こっていることではあります。個々のケースによりますので、詳しいことは利用説明会などでお話ししています。

・TEENS ご利用の流れ http://www.teensmoon.com/flow/seminar/

Q3. 学習支援のほかにSSTもとりいれてもらえますか。

鈴木. 当社TEENSの支援は、生活面でのサポートをピラミッドの土台としたうえでの学習サポートとなります。特にお仕事体験ではその傾向は強くなります。このため広義ではSST(社会スキルトレーニング)となるかもしれません。ただし、他の機関で行っているようなSSTは行っていません。発達障害のケースはSSTはそれほど効果がないのではないかと考えているからです。 SSTはワークで行った「知識」を、普段の行動に「汎化・応用」させることが必要ですが、発達障害のお子さんは汎化が苦手です。このためSSTはそれほど合わない手法だと思っています。もちろん、汎化・応用まで効果のあるSSTを実践できる支援者もいらっしゃいますが、ごく一握りだと思います。巷にはなんちゃってSSTが多く、「悪貨が良貨を駆逐しかねない状況」というのが鈴木の印象です。当社ではそもそも汎化・応用する環境を、学習支援やお仕事体験の中で作り出す、ということを目指しています。まとめますと、当社TEENSでは、要素として取り入れているとは思いますが、正攻法のやり方ではSSTはしていない、ということになります。

<大人の発達障害>

Q4. 障害者開示の正規就労していましたが、職場の理解がなかなか得られず、人間関係やストレスで半年休職した後4年半勤めた会社を離職していまいました。また基本給も低く悩んでいました。自己肯定感もないので仕事をやり遂げたというような感覚が得られませんでした。人の役に立てるような職業や、発達障害でもステップアップして上に上がっていけるような職種に就きたいと思っています。発達障害の雇用の枠がどこまで広がっているのか知りたいのと、発達障害でもどれくらいのスキルや知能レベルが必要なのか知りたいです。ちなみに私のIQは77です。何も得意とする分野がございません。

鈴木. 発達障害の人向けの障害者枠は確かに大きく広がっている印象があります。実際当社の訓練生の就職までの期間は7か月ぐらい。給与も一般枠とあまり変わらない月額15万円~が多く、20万円を超える方もいらっしゃいます。ただ就職していく人の多くは経歴もそれほどありませんし、資格もほとんどありません。先日鈴木のブログで書きましたが、発達障害の人の特徴・長所というのは、決して何かができるというWhatの部分ではなく、どのように考えるか行動するかのHowの部分だと思います。まずはしっかりと自分を見つめて良いところを発見することだと思います。ある修了生に言われて思ったのですが、「長所というと当てはまらないかもしれないが、自分の持ち味はある」と考えればよいとのこと。まさにその通りだと思います。人にできないものが長所ではなく、自分らしさを持ち味として仕事に生かせば道は開けてくるものと思います。

・シリーズ「10代の発達障害を考える」⑥ 発達障害の長所 http://ksuzuki09.blogspot.jp/2014/04/10.html

Q5. 現在IT業界を中心に就職活動を行っている大学生です。精神科からアスペルガーの診断を受け、「障害者枠は給与が低く将来性が乏しいため、まずは一般枠を目指し、上手くいかなかった場合は障害者枠も考えるのが良い」と指示されています。しかし、説明会や面接では多くの企業が「高いコミュニケーション力」や「他人を巻き込んで成果を出した経験」など「チームで動く能力」を重視しており、自分の特徴を活かせないと感じています。

鈴木. その医師の方の見解には鈴木はあまり同意はしません。障害者枠だから給与が低いということはなく、あくまでも資本主義の労働市場でどう評価されるかだと思います。現実的には障害者枠で働ける人を探すのが企業が苦労しているため、むしろ障害者枠で働いたほうが給与が上がる人がいるのが、多くのケースだと思います。ただし、おっしゃる通り、一般枠では「高いコミュニケーション力」や「チーム力」を見られると思いますし、鈴木も雇用者としてやはりそういった人を雇いたいというのが本音でもあります。一人一人によって障害者枠が良い、一般枠が良いというのは違うと思いますが、ご自身が活かせる、楽しく人生がおくれる方を選ぶことをお勧めします。(※ちなみに年齢によってもお勧めは異なり、鈴木の場合は大学生や新卒間もないときは一般枠を勧めるケースが多いです。大学生でしたら結果的にはその医師と同じアドバイスをするかもしれません。ただし理由は障害者枠は給与が低く将来性が乏しい、というわけではないということです。)

Q6. 就労支援、転職サービスに興味を持ち応募させて頂きます。雇用保険の受給も間もなく切れるため、不安の日々です。先日、手帳の申請を終え、こちらの記事を見つけました。少々大げさな表現になりますが、藁をも掴む思いで、自分の行える可能範囲・伸ばせる点を引き出せるチャンスにしたいのですが、そのような利用は可能ですか?人生の半分以上、本来の状態を知らずに悩み生きて、時間を無駄にしてしまった思いも今あります。よろしくお願い致します。

鈴木. 発達障害の特性の大きなものが、客観視が難しく、自分を違う目線で見つめにくいことにあると思います。そのためかなりの人が、診断まで「本来の自分を知らなかった」状態と言えるかもしれません。ただし、診断がない人が、本来の状態を見つけて仕事をしているかというとそうでもなく、鈴木にしても(今の仕事が好きで天職だと思っていますが)、この仕事に巡り合うまでにNHKのアナウンサーをしたり、MBAにいって戦略コンサルを体験させてもらったりと、「なんか違うな」と思いながらの職業人生でした。振り返るとその場その場で一生懸命していたことは必ず生きると思っています。(これについては鈴木が言うまでもなく、スティーブ・ジョブズの有名なスピーチにありますので、リンク先を付けています。) 当社では同じ思いで似た境遇で職業訓練を受けている人が毎日100人ぐらいいますし、そのサポートを日々行っているスタッフが数十人います。まず説明会でお話ができればと思います。

・日本経済新聞 「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳 米スタンフォード大卒業式(2005年6月)にて http://www.nikkei.com/article/DGXZZO35455660Y1A001C1000000/

・Kaien利用説明会 http://www.kaien-lab.com/flow/flow/