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ニュースレター2014年5月号横浜市のモデル事業 発達障害者支援開発事業の成果報告を公開 Q&A「障害者枠には正社員は多い?」他

※最新のニュースレターは こちら から

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Kaienニュースレター 2014年5月号

Kaienは、発達障害の方が強み・特性を活かした仕事に就き、活躍する事を応援するプロフェッショナルファームです

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  1. 横浜市のモデル事業 発達障害者支援開発事業の成果報告を公開
  2. 発達障害児・者の相談支援事業 5月新宿で開始
  3. 採用情報 医療・福祉経験5年以上、ビジネス最前線経験者、学生、アクティブシニアなど多彩な人材募集
  4. 今月のメディア・講演情報
  5. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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1. 横浜市のモデル事業 発達障害者支援開発事業の成果報告を公開

横浜市で当社が2年半かけて受託した、発達障害者(含・疑い)のための支援開発事業。報告書やマニュアルなどが完成しました。以下サイトから無料でダウンロードすることができます。

ダウンロードサイト http://www.kaien-lab.com/?p=4382

横浜での事業は、就労移行支援事業として5月1日からKaien横浜が開設。定員いっぱいの20名が日々職業訓練に励んでいます。また6月からは「職業体験」の要素を「お仕事体験」として子ども向けにアレンジした事業・TEENS(ティーンズ)横浜がオープン。TEENS新宿拠点に次ぐ2つ目の拠点で、50名程度の発達障害のある小中高生のキャリア支援をサポートします。

<リンク>

・Kaien横浜 本日(5/1)開設 http://www.kaien-lab.com/?p=4406

・TEENS横浜6月開設決定 利用説明会ご案内 http://www.teensmoon.com/flow/seminar/

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2. 発達障害児・者の相談支援事業 5月新宿で開始

福祉サービスを利用する際、今年度から一部自治体で導入され、来年度からは全面的に導入(必須)になる『障害福祉サービス利用計画』と『障害児利用支援計画』。5月からKaien新宿で作成する体制が整いました。発達障害の特性を理解して計画を策定していきます。成人でも児童でもご相談ください。

<リンク>

・Kaienの相談支援事業 http://www.kaien-lab.com/soudan/soudan/ ‎

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3. 採用情報 医療・福祉経験5年以上、ビジネス最前線経験者、学生、アクティブシニアなど多彩な人材募集

発達障害の人と企業とを結びつける就労移行。学生のキャンパスライフや就活をサポートするガクプロ。小中高生の学習支援やキャリア教育を行うTEENS。いずれの部署でも募集中です。

20歳から70歳までのスタッフが、就労移行支援のサービス管理責任者、放課後等デイサービスの児童発達支援管理責任者、ブリッジコンサルタント、エイブルシーカー、職業訓練講師、インターンなど幅広い職種で活躍しています。

<リンク>

・Kaien 採用情報 http://www.kaien-lab.com/company/recruit/

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4. 今月のメディア・講演情報

今月は、リブセンスのウェブインタビューなどに掲載されました。

<リンク>

・ソーシャル・エンタプライズ論 -自立を目指す事業の核心(有斐閣) http://www.kaien-lab.com/information/4356/

・リブセンス「ビジョナリー」に当社代表インタビューが掲載 http://www.kaien-lab.com/?p=4397

・代表鈴木の登壇予定 http://ksuzuki09.blogspot.jp/p/blog-page.html

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5. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。

<大人の発達障害>

Q1. 本人と会って頂いた時に、一般枠ではなく、必要な手続きをして障害者枠で就職した方が良い、という様な具体的なアドバイスを頂けるのでしょうか?本人が発達障害という言葉に慣れておらず、自覚がまだ持てていない状態です。

鈴木. 端的にいうと、二次障害とご本人の発達デコボコの受けとめ度に応じて、どの程度ダイレクトなアドバイスをするか決めているつもりです。受けとめがまだしっかりしていない段階、あるいは二次障害が強い段階では、アドバイスも10するのではなく1ぐらいにとどめることがあります。このため、自覚がない方の場合はすぐに障害者枠でというアドバイスをすることは稀です。

Q2. 障害者枠で雇用して頂いた方が息子には良いのではないか、と思い始めました。ただ、知人の沢山いる実家のある役所よりも、現在の居住地で手続きをした方が良いかもしれない、と思っていますが、そういう事は可能でしょうか。

鈴木. 障害者手帳については発行自治体は、都道府県か政令指定都市。ただし「どこ」で取得したかというのは企業の採用の時は無関係ですし、引っ越した時には発行自治体を変えることができます。いずれにせよ住民票があるところでの申請になります。

Q3. 発達性協調運動障害や、筋肉の低緊張、前庭覚異常による乗り物酔いが強い、聴覚・視覚・嗅覚などの感覚過敏、それらのせいで疲れやすい、などの身体的症状のつよい方が、どのようにトレーニングされ就労につなげ、就労を維持しているか、参考になりそうな事例がもしあれば、可能な範囲で紹介していただけたら大変ありがたいです。

鈴木. 当社に来られている方は、ある程度、感覚過敏や運動障害が収まった方が来ているようです。これは鈴木の感覚ですが、感覚過敏などもその人の自尊心の高まりなどで増減する部分があるではないかということです。訓練時に感覚過敏を非常に強く訴えていた人が就職が決まり働き始めお金をもらい始めると、完全にではないですが、訴える機会がかなり減ったという例をいくつか見ているからです。感覚過敏や運動障害に限らず、周囲に認められる、自尊心が高まるということが、最大の薬なのかと思います。

<学生の発達障害>

Q4. 現在大学に通う子どもがいます。知的障害がなく、手帳を持たない為に、障害者枠でも採用される見込みがない事が本当に厳しく、健常者と横並びでの採用は難しいと思われるため、今出来る事が何かを出来るだけ探り、来年春の就職を何とか実現させたいと思っています。アドバイスを頂きたく、よろしくお願い致します。

鈴木. 知的障害がない方の場合は、発達障害の診断がある場合、精神の手帳を取得することが可能です。社会的制約というあいまいな概念が必要ですが、就労が難しいということで多くの医師は社会的制約が一定程度認められるとしてくれているのが現状だと思います。詳しくは、それについては、当社サイトで詳しく説明しています。厚労省や総務省の見解も記載していますので、ご参考にされてください。

Kaien障害者手帳・受給者証 http://www.kaien-lab.com/aboutdd/certificate/

<当社サービスについて 大人向け>

Q5. 就労移行支援を受けて仕事探しをしたいと考えているものです。これまでに就職した方が受け取っている給与とKaienサイトに載っていましたがこれは正社員の例でしょうか。

鈴木. いえ。これは多くは契約社員です。障害者枠の場合は契約社員が多いですが、一流企業・大企業に就職することが多いです。このため契約社員でも安定しています。(そもそも企業は契約社員であっても障害者枠の場合は安定した人を探すのが難しいため、契約を止めることは稀です。また正社員登用があることが多いです) 一方で当社の訓練を受けた後に一般枠で就職される方ももちろんいらっしゃいますし、その際は正社員が多いですが、当社の訓練を経由される方の場合は中堅や中小企業の一般枠で正社員に受かるケースが圧倒的です。(一流企業・大企業に正社員で就職するのは新卒時の就活で勝ち残る必要があるためです) 数人・数十人の零細会社の正社員ですと、正社員といってもかなり不安定。労基法もきちんと守られていない企業で、お世辞にも良い労働環境とは言えないことがあると思います。このため、零細会社の正社員は、一流企業の障害者枠の契約社員に比べると、短い期間で離職する人が大変多いのが現状です。そもそも一般枠と障害者枠の二者択一にしているこの国の制度がおかしいと思いますが、あまり正社員、契約社員の言葉だけに引きずられず、安定した職場か、不安定な職場かを、冷静に判断していただきたいと思います。

Kaien就労支援(職業訓練) http://www.kaien-lab.com/jobassistance/jobassistance/

<当社サービスについて 子ども向け>

Q6. 軽度の発達障害の子ども向けの療育機関を探しています。ウェブサイトを見た感じだと、中学生や高校生向けの印象があったのですが、小学生への対応がどのようなものか、教えてください。

鈴木. はい。TEENSでは小学生のお子様もいらしています。TEENS新宿は2,3割が小学生で少数派ですが、TEENS横浜は半分近くが小学生になりそうで、”最大勢力”になりそうです。

・TEENS 発達障害のある小中高生向け 放課後等デイサービス http://www.teensmoon.com

Q7. 学習支援に興味があって申し込みをいたします。将来の受験にむけた学習なのか、よく支援級などで学習する生涯学習的な目的なのかを知りたいです。学習塾として考えない方がよいのでしょうか

鈴木. 福祉の制度を活用したサービスですので、学習塾ではありません。しかし、学習支援では、昨年度は受験生の90%以上が第一志望に合格しているため、勉強面もしっかりとフォローしています。学習塾との違いは、(1)当社独自の教材を使わず、学校やそのほかの塾、ご家庭で用意された教材を持ち込んでいただく点、(2)レクチャーがあるわけではなく、個別または1対2程度の少人数の対応をしている点、(3)勉強だけでなく、段取りや質問など、生活面と合わせた支援をしている点、(4)お仕事体験など合わせて利用されているとその子の特性を理解して、こんな職業に付きそう、こういう学部に行きそうなどという将来像から逆算して進学先や勉強の方向性をお伝えしようとしている点、などがあげられます。

Q8. 本人は療育手帳A2で養護学校に通っていますが、それでも受けられるような内容でしょうか?無理がありましたら、ご遠慮なく教えて頂ければと思います。よろしくお願い致します。

鈴木. 今後TEENSで受け入れが多い子どもについてウェブサイトでお伝えしてきたいと思っています。現在当社である程度基準として親御様にご説明している資料を作成中です。一部を以下に貼り付けます。例として小学校1~4年生向けのコースについての、基準の一部です。もちろんこれを厳格に当てはめるわけではなく、目安としてお示しし、体験セッションなどを経てご利用いただく形にしています。

■お仕事体験 プレティーンズの場合

・自傷・他傷行為がない。

・ひらがなの読み書きができる。

・1から10までの数字の読み書きと、概念理解ができる。

・口頭での会話をすることができる。(コミュニケーションに苦手があることは問題ありませんが、無発語のお子さまに関しましては活動への参加が難しいと考えられます。)

・身体的な介助なしに過ごすことができる。(排泄・着席など)