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ニュースレター2014年9月号Kaien創業5周年 Q&A「発達障害者向けの人材紹介」「遠方の方の就労支援」他

  1. Kaien創業5周年
  2. 社長ブログを冊子化
  3. 今月のメディア・講演情報
  4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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1. Kaien創業5周年

9月18日で当社創業から丸5年となります。マンションの一室で一人で始めた事業でしたが現在、日々100人を超える人たちが通う事業に膨らみまし た。それにとどまらず定員を超える利用希望があり、心苦しいですが、今も数か月待機していただいている方も多数いらっしゃいます。

この5年間多くの皆様にお世話になっていますが、特に草創期に当社に光を見出して集まってくださった当事者の皆様の意見・反応が当社の礎になってお り、何より感謝しています。また、自分たちが見たい世の中だけを見ず、価値観を押し付けず、ゼロベースで人や社会を見る努力をして、それに基づいて行動し てきた結果であると思っています。

これまでベンチャーキャピタルに頼らず、身の丈に合ったスピードで事業を拡げてきました。今後も、事業の健全性・継続性を保ったうえで、サービスの質を高めつつ規模・インパクトを可能な限り拡大したいと思っています。

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2. 社長ブログを冊子化

当社代表取締役の鈴木が日々発信しているブログ。その中でも反響の大きかった発達障害関係の記事を厳選して冊子化いたします。出版社ではなく当社内 での手作り。またAmazonなどの電子書籍でも自主出版を考えています。購入の手続きなどについて詳しくは今後Kaienオンラインショップのサイトを ご確認ください。<リンク>・Kaienオンラインショップ

<リンク>

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3. 今月のメディア・講演情報

PHP研究所によるインタビューが掲載されたほか、各地で講演を行いました。

掲載

  • 「変える人」社会変革プラットフォーム 変える力

講演

  • 08/24  イーライリリー社 セミナー(東京・新宿区)
  • 09/04  「第52回全国知的障害福祉関係職員研究大会」(青森・青森市)
  • 09/07  日本生産性本部「大学キャリアコンサルタント講座」(東京・渋谷区)
  • 09/08  神奈川オアシス「成人の発達障害 ~その個性を活かす就労支援とは~」(川崎市・高津区)
  • 09/09  鎌倉ロータリークラブ(神奈川・鎌倉市)

<リンク>

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4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。

<TEENSの新規枠>

Q1-1. ADHDの子の塾を探しています。何か興味がもてる分野を探してやりたいのですが、どうすればいいかわかりません。秋葉原校に通わせたいので、気が早いかなとも思いつつ、これもご縁と申し込みました。
Q1-2. TEENS秋葉原での募集はどのようになっていますか?新宿校での空きはあるのでしょうか?
Q1-3. TEENS横浜の空きはありますか?毎日小学校へ登校できていないので、学校へ行かない日にTEENSを午前中利用することは可能ですか?

鈴木. まずTEENS秋葉原(仮)についてです。TEENS秋葉原は、TEENSの第3拠点として、秋葉原周辺に来年春をめどに開設予定です。現在スタッフの育 成など準備を進めています。TEENS新宿からの転籍が10人程度出ることを見込んでいますが、それでも新たに50人程度はお子様を受け入れられると思っ ています。すでに実施している説明会(※ただし説明会は新宿で開催しています)で、ご利用の予約をされている方がすでに相当数いらっしゃいます。半年以上 お待たせすることになり大変恐縮ですが、ご利用を希望される場合は利用説明会にお早目にお申し込みください。当社は利用説明会に参加された順で優先的に枠 を確保しています。開設直前、あるいは開設後にお申込みされても枠が確保できないケースがあります。TEENS新宿もTEENS横浜も開始当初から満員の 状態が続いていますので、TEENS秋葉原もすぐ定員が埋まる可能性が高いです。

TEENS新宿については10名以上の待機がいてなかなかご利用に結び付かない見込みです。3か月前にオープンしたTEENS横浜も開設時から満員 のため、今からのお申込みですとお待ちいただく期間がございます。待機リストについても利用説明会にいらした順で決めていますので、早めに利用説明会にい らしていただけますと幸いです。

最後に、平日の開所時間についてです。TEENS新宿とTEENS横浜は平日も午前10時30分からサービスを提供しています。この為、学校に通い づらいお子さんも通っていただいています。日中に利用される方は平均1~2人/日、平日夕方に利用される方が10人弱/日となっています。

<TEENSの主な対象>

Q2-1. 学校は特別支援学級の小4に通っていますが、知的障害の子供と一緒であると、純粋に発達障害だけの子供にはかなり厳しいと思います。(簡単に言って足を引っ張られる、レベルが低すぎるなど)その辺の対応はどうなっているかもお聞きしたいです。
Q2-2. 現在特別支援学級に在籍しておりますが、交流級で全部やっています。療育手帳もとれていません。こんな子でも参加できるのか知りたいと思います。

鈴木. 参加出来るかどうか判断していただくためにはなによりも体験セッションにいらしていただけるとよいと思います。放課後等デイサービスは受け入れの拒否はし てはいけないことになっていますが、やはり当社の得意なタイプのお子さんということはお伝えしています。当社にくるお子さんは、いわゆる普通級に通ってい るお子さんが一番多いと思います。まっすぐわかりやすくIQでいうと、120を超えるお子さんも複数いらっしゃいます。おそらく平均は100をやや下回る ぐらい。一方で療育手帳の範疇(あるいはすでに取得されている)お子さんもいます。療育手帳を取得されていても、日常レベルの会話や行動は課題が見えづら いタイプが多いです。IQでいうと、概ね60・70台以上のお子さんだと思っています。ただし年齢によってIQは理解しないといけない(IQ100のお子 さんが小学校1年生の時に理解できるレベルと高校3年生の時に理解できるレベルは異なる)のはご承知おきください。

Q3. 来年度1年生でも受講は可能でしょうか?

鈴木. 前の質問にも少し関係します。当社を使っていただくことが最良でしたらぜひお越しください。当社は放課後等デイサービスだけではなく、児童発達支援のサー ビスの認可も得ていますので、就学前でも制度上は可能です。ただし、申し訳ありませんが体制が整っていないため、小学校に上がってからの利用をお願いして おり、かつ低学年の間は、スタッフを厚めに配置する、「プレティーンズ」という枠をご利用いただくことが多くなっています。「プレティーンズ」とは以下リ ンクにありますお仕事体験の中の「一般コース」の低学年版です。

Q4. ディスレクシアがありますが、専門的な支援は受けられますか?

鈴木. どこまでを、あるいはどういったものを専門的というかによると思います。また診断から間もない頃の親御さんは、ディスレクシア、ADHD、自閉症といった 医師による診断や見立ての言葉に引きずられすぎることが多く、発達障害の多面性がまだ見えていない場合が多いと思います。(つまり多かれ少なかれADHD の子もASD(自閉症スペクトラム)の傾向があったり、ディスレクシアなどLD(学習障害)の傾向があったりするなど)

そのうえでのお答えになりますが、できる限り対応させていただいている、という形です。場合によってはその子の為だけに機材・器具を購入することも あります。TEENSでは手法についてはあまりこだわらず、「段取力」、「質問・相談力」、「自尊心」の3つを高めるために必要なサポートをできるように と考えています。

<当社の人材紹介>

Q5. 自身の特性がまだ十分に理解できていません。診断も曖昧な状態。仕事選びはどのように行えばよいでしょうか?御社から紹介される仕事は、離職率はどのくらいでしょうか?Kaien直接の雇用の募集は現在行っていますでしょうか?

鈴木. いくつか質問に分かれますので、3つに分けてお答えします。(1)特性についての理解はできるだけ当社のプログラムなど実際に仕事に近い状況を体験する中 で専門的なフィードバックを受けていくとよいと思います。医師の診察室の中でだけの所見だけではなかなか仕事につながる細かい特性の凸凹や得意な部分が見 えにくいと思うからです。(2)当社の修了生・紹介人材の離職率は半年で5%程度です。(3)当社直接の雇用はもちろん行っています。ただし障害者枠とい うのは特に設けていません。診断がある人も働いていますが、診断がない人(つまり“健常者”)よりも職位が高かったり、給与が高かったりしています。当た り前のことだと思います。それだけ厳しい職場でもあるのですが。。。

<就職に必要なスキル>

Q6. 将来への備えとして、書類整理や帳簿管理等のコツを学びたいと思っています。就労自体に関しては今の所白紙ですが、どういったセミナーの開催情報を注視すれば良いかも含め、事前のアドヴァイスも出来ましたらいただきたいです。

鈴木. 書類整理や帳簿管理にはもちろんその作業固有のスキルセットが必要だとは思います。が、それらの仕事でもやはり必要になるのがコミュニケーション能力だと 思います。とはいってもおしゃべりが上手にできるのがコミュニケーション能力ではなく、上司などの指示を的確に受信するという受け身のコミュニケーション 能力です。何よりも気にしたほうが良いコツというと、受信能力になると思います。

<障害者手帳>

Q7. 小5の自閉症の息子がおります。幼少期はIQ75前後で療育手帳を取得していましたが、去年の検査で基準を超え手帳取消になりました。精神手帳を取得でき ればと準備中ですが発達障害での精神手帳取得は簡単ではないと聞いています。手帳なくして進学・就職ができるのかと日々祈る気持ちですが、ネット検索で御 社をたまたま知ることができました。まだ利用には至る年齢ではありませんが希望がひとつ増えました。発達障害にみられる特別な才能はない子でも、真面目で 集中力のある普通の発達障害の子にも何らかの将来の希望がこちらで見つかればと願ってやみません。

鈴木. 発達障害の診断があれば、精神障害保健福祉手帳は取得できます。簡単ではないと言われていたのは過去のことで現在はまったくそういった状況ではありませ ん。なお、小5ですと確かに大人向けの利用には早いですが、当社は子ども向けサービスTEENSもありますので、そちらをご検討ください。また、以下リン クでもお伝えするように、「発達障害に見られる特別な才能」は当社はあまり感じていません。もちろんそういった人もいます。が、そうでない人のほうが多い です。発達障害=ギフテッドという形で過度に単純にとらえ、発達障害の可能性を現実離れしたレベルまで喧伝するのは、少なくとも鈴木は誰にとってもマイナ スにしかならないと思っています。「特別な才能」がなくても、一人一人持ち味というものがありますので、その持ち味をどう資本主義社会で長所として生かし ていくかを考えるのが教育だと思いますし、支援だと思います。

<遠方の方の就労支援>

Q8. 東京からは遠方に在住のため、遠方でも受けられる支援はあるのか気になりました。就職活動などの関係で上京する際には、東京にいると予想されます。

鈴木. 現在11月もしくは12月のオープンを目指して、Kaien倶楽部という在職者(あるいは遠方の方)向けのサービスを準備しています。本来は手厚く、費用 面での自己負担もない(あるいは少ない)平日日中に開催している就労移行支援に来ていただきたいですが、なかなか就労移行支援に通いにくい方がいるのも事 実です。つまり、在職中の方や遠方の方向けのサービスを立ち上げる必要性を感じてスタートするのがKaien倶楽部ですので、こちらをご検討いただければ 幸いです。

<利用の際に必要なもの>

Q9. 各プログラムなどを利用するに当たって、精神障害者福祉手帳の取得が必要なのか知りたいです。

鈴木. このあたりは利用説明会で詳しくご案内しています。文章で簡単にまとめますと以下の通りです。(1)就労支援(職業訓練)は受給者証(正式名称:障害福祉 サービス受給者証)が必要です。受給者証は診断がある方は取得できます。(2)人材紹介には障害者手帳が必要です。診断に加えて「社会的制約がある」とい う行政の認定が必要です。(3)Kaien倶楽部やガクプロは利用に必要なものはありません。診断すら不要です。

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