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ニュースレター2015年11月号Kaien川崎 来月オープン 利用者募集中 Q&A「40代 仕事はある?」

  1. 「Kaien川崎が12月にオープン 利用者募集(TEENS川崎は1月予定)
  2. ~なるほど発達障害~ 定例セミナー Kaien Meetup のお知らせ
  3. 今月のメディア・講演情報
  4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

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  • 第1号 特集「10代の発達障害」
  • 第2号 特集「発達障害と間違えられやすい症状」
  • 第3号 特集「発達障害者(児)の進路・就職」
  • 第4号 特集「Kaien創業期~発達障害の子を持った私が起業家になったわけ~」

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1. Kaien川崎が12月にオープン 利用者募集(TEENS川崎は1月予定)

神奈川県内では横浜に次ぐ2拠点目となる、Kaien川崎がオープンします。大人向けの就労移行支援事業(Kaien川崎)は12月に、子ども向けの放課後等デイサービス(TEENS川崎)も1月に営業開始予定です。

Kaienの就労移行支援は、発達障害の特性に合ったプログラムを行うことで、就職までの期間が他社の2分の1から3分の1、定着率も10~20%高いことが特徴です。Kaienの独自の求人で就職する人が半分以上いるため、発達障害の特徴を理解した雇用主に巡り合えていることが何よりも大きいようです。

Kaienの就労移行支援はこれまで3,4か月の待機期間がありましたが、神奈川県内に限ってこれが解消されることになります。体験セッションや見学会など随時行っています。リンクからご希望の回にご予約・ご参加下さい。

<リンク>

2. ~なるほど発達障害~ 定例セミナー Kaien Meetup のお知らせ

当社主催セミナーを秋葉原、新宿、川崎で開催します。Kaienの利用説明会に参加したことのある当事者の皆様ならばワンコイン(500円)で参加可能です。大人向けのセミナーでのテーマは、就職や職場定着、特性理解、仲間づくりなど就職活動やその後の就業生活に役立つものをとりあげて行きます。

Kaien Meetupは、非公式に気軽に集まれるMeetup(ミートアップ)の場です。1時間程度のセミナー後には1時間程度、茶話会も毎回開催します。参加者同士で、当社スタッフと、懇談して頂ける空間づくりを目指してまいります。

第1回「神奈川県内の発達障害 就職事情」
 ・11/29(日) 14:00-15:15 Kaien/TEENS川崎

第2回は主に保護者向け

第3回「一般枠と障害者枠 基本的な考え方」
・12/6(日) 14:00-15:15 ガクプロ新宿 
・12/13(日) 14:00-15:15 Kaien/TEENS川崎
・12/20(日) 14:00-15:15 Kaien秋葉原本社  

<リンク>

3. 今月のメディア・講演情報

月刊人事労務の特集に掲載されたほか、静岡県、福井県、青森県で講演を行いました。

<メディア>

<講演>

  • 10/23 静岡県受託事業「発達障害 先進企業講座」(静岡・静岡市)
  • 10/31 クローバーの会(福井アスぺの会)(福井・永平寺町)
  • 11/01 八戸市自閉症児者親の会 (青森・八戸市)

<リンク>

4. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします

代表取締役の鈴木です。ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。

経歴が弱い?

Q1. 中学時に不登校になり、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)と診断されました。その後、高校に入学しましたが、うまく通えず退学することになりました。紆余曲折あり、二十歳を過ぎてから通信高校にて学び、無事卒業したところです。これから就労に向けて、訓練機関、支援機関にお世話になる予定でおりますが、このような経歴でも、Kaienさんにてご支援いただくことは可能でしょうか?

鈴木. もちろん問題ありません。そういう方のための就労移行支援だと思っています。多くの方に安心してご利用いただけるようにスタッフの専門性を高めるほか、プログラムの内容の拡大、そして求人先を開拓しています。

発達障害の特異な能力とKaienの敷居の高さ

Q2. 発達障害者は、よく「部分的に特化した能力、才能がある」と言われますが、私は特別な資格を持っておらず専門知識も、誇れる特技もなく、基礎学力も低いです。Kaienさんに対しては、なんとなく敷居の高いイメージがありますが、私のような人間でも、通ってご迷惑にはならないでしょうか。正直なところをお伺いしたいです。

鈴木. 発達障害の特異な能力というのは確かにある人がいらっしゃいます。そしてそれが職業スキル、たとえば経理や法務での知見、ITやデザインでの才能につながる方もいます。しかし、ほとんどの発達障害の方は普通の方だったり、ご自身では成功体験がほとんどないと思っている方です。なのでご安心ください。ほかの方と一緒ということです。

またKaienが敷居が高いということについては、本当に身から出た錆というか、鈴木のこれまでの発言や振る舞いが会社をそうさせてしまっているのだと感じています。今は発達障害というキーワードが当てはまれば非常に多様な学歴、年齢、経歴の方がご利用されています。敷居を下げるにはどうしたらよいか。まず隗より始めよというか、鈴木が振る舞いを変えることで、会社全体で間口の広いイメージを感じられるようにしていきたいと思います。

40代 仕事はある?

Q3-1. 私の年齢は45歳女性です。この年代でも仕事が探せるのでしょうか?
Q3-2 年齢(47)と、医師の診断が未だである(心療内科には通院歴あり)ところが懸念されるところですが、説明を聞いてみたいと思っております

鈴木. 年齢はほとんど問題ありません。一般枠の多くの仕事は年齢は確かにみられてしまう部分かもしれませんが、障害者枠はそれまでのご経験や安定感が評価される要素につながることも多いです。一番重要なのは年齢ではなく、自分を理解したうえで、しっかり会社組織に貢献しようという意欲ですので、年齢に採用の可否を左右される企業は限られていると思います。

資格を取っての就職

Q4. 専門学校では、介護福祉士を目指していました。ただ、大勢をいっぺんに、接するのが、苦手でした。そして、変則勤務もあるため、将来のことを考えて、高校時代に、作業療法士になりたいと思っていました。学校を受験しましたが、学力が無かったことはもちろんのこと、発達障害があると言う理由で落ちました。親は、その時は、作業療法士になるまで、サポート と話してくれました。 だが、学校を退学しているため、両親が、良い顔をしてくれません。 私は、作業療法士になって、将来食べて行きたいと思っています。

鈴木. 色々とご苦労があるように読みました。介護福祉士ではなく作業療法士を考えられている理由も納得です。すでにご理解されているかもしれませんが、一つお伝えすると、資格に加えて、やはり働く力が必要になってくるということは知っていたほうが良いということです。資格で学べる・できる知識だけでは弁護士や医者も活躍できず、どんな資格職も活躍されている方はしっかりと働く力も身に着けていらっしゃいます。働く力は資格試験の過程ではほとんど成長を期待できず、様々な人生経験、あるいは職業訓練校などで身につけていくものだと思います。資格も働く力も両方とも必要で、いわば掛け算のようなものですので、両方とも上手に高めていただければと思います。

大学に通えない

Q5. 大学1年入学早々から通っていると嘘をつき単位をとれてませんでした。秋期が始まりましたが、行けてません。どうして良いか、本人も家族も悩みます。こんな状態から抜け出せるご支援いただけるのでしょうか?

鈴木. 発達障害の人は基本的に嘘をつかない、つくのが嫌なはずです。その嘘をついたということで、うまく言葉に出来ない混乱・不安があるのだと思います。窮鼠猫を噛むというか、困りに困って行っていることにしたのでしょう。すぐばれるにもかかわらず・・・。まずは行けない理由がいくつか考えられますので、それをご本人に確認することでしょう。そのうえで大学に調整が可能な支援方法かを確認。最後に難しい場合は大学を休学・退学ということも視野に入れたほうが良いかもしれません。大学に行かなくても人生は楽しく充実して送れます。まあ策は打つけど結果は結果で仕方ないとまずは親がしっかり現実を受け止めることが重要だと思います。

発達障害者向けの求人について

Q6. 9月28日の毎日新聞の記事では職業訓練や就活訓練といった印象を受けたのですが就職活動の支援は行っておりますでしょうか?

鈴木. ガクプロについての記事でした。はい。もちろん就職活動の支援を行っています。一般枠も障害者枠もです。詳しくは当社のウェブサイトをご確認ください。

半年以内に就職できる?

Q7. Kaienでは半年以内に就職できるでしょうか?また、就職率はどの程度でしょうか?

鈴木. 全員が半年以内に就職しているわけではありませんが、平均が半年程度の就活期間ですので、半分ぐらいの方は半年で就職をしているということになります。半年で就職が決まるというのは、1年2年かかることが普通の業界他社と比べても、1/2か1/3のスピード感での就職です。早いだけが良いわけではなく、給与やその後の定着のしやすさとも関係しますが、やはりわざわざ遅く就活をする必要もないと思っています。個人のペースに合わせて、という支援です。就職率は85%です。この数字はおそらく業界の5倍とか6倍の率だと思います。なお、就職につながらない15%ぐらいのかたはご家庭の事情で就労移行支援を途中で辞めたり、二次障害で体調を崩されて一時中断したり、というケースです。この割合をいかに減らしていけるかが当社のチャレンジの一つです。

一般枠から障害者枠へ

Q8-1. 16歳からスーパーでのアルバイト7年、23歳から3年家電量販店でアルバイト経験があります。能力的に無理をしていたため、手帳を機に障碍者枠での雇用を希望しております。手帳を申請した際の診断では学習障害、短期記憶に不具合が集中しております。現在、所沢の職業リハビリテーションセンターで訓練を受けております。

Q8-2. いままでかくして働いていたが、オープンにして働きたいです。

鈴木. 先日、自分のブログでも書きましたが、配慮をして頂いたほうが、自分らしく、能力を発揮できる、という形で上の二人の方は選ばれたのだと思います。一般枠を選んでそれが自分の力の発揮につながればそれはそれでよいし、障害者枠を上手に活用して人生を上手に組み立てていくというのも選択肢の一つだと思います。当社としても一般枠と障害者枠の選択を上手にお一人お一人に提案していきたいと思います。

一般枠と障害者枠の就職活動 同時並行について

Q9. 2016年の9月卒業予定です。一般枠の就職活動と併行しても大丈夫でしょうか?一般枠にも気になる会社がありまして、学校での会社説明会を受けて、その日のうちに、筆記試験を受けました。

鈴木. 注意すべきは、一般枠と障害者枠は聞かれる質問やチェックされる事項がかなり異なるということになります。このあたりにご不安がなければ同時並行でよろしいと思います。

中退者の就職事情

Q10. 大学生になってから発達障害と診断を受けた娘のことでご質問いたします。理系の国立大にいますが、実験のレポートで単位を取れず留年を繰り返しています。パソコンは自己流ですが扱えます。大学を中退した人に求人はあるものでしょうか?

鈴木. 上にも書きましたが、大学の中退というのは、それほど大きく人生に影響を与えないと思います。少なくともKaienの現場で就職を支援していると、大学をしっかり卒業してもその後就活で苦労する人もいますし、中退でもすんなりいく方もいます。わざと中退する必要はないと思いますが、中退してもそれほど人生が変わるわけではないと、もう少し気楽に日々を過ごしていただければと思います。

なぜKaienは発達障害専門か?

Q11-1. なぜ発達障害専門の支援センターなのか。パソコンなどを教えてもらえる際にあまり厳しくないか。

Q11-2. ホームページの鈴木さまの挨拶文を読み、感動いたしました。私も、もうすぐ4才になる発達障害の息子の父親です。いまだに会話ができず、言葉でのコミュニケーションができません。子供の将来のことを考えると不安でなりません。自分でなんとかしないと、という気持ちになっております。鈴木さまの行動力、本当に感動いたしました。今後も、ブログなど、参考にさせていただきます。

鈴木. 自分の子どもが診断されたから、まったく違う経歴(大学は経済学部、新卒でNHKアナウンサー、その後に米国のMBA)の自分が事業を始めたというストーリーは最近は知らない方が増えて説明会などでも質問されることがあり、うれしいというか、それだけ事業自体を認めていただいているのだと思っています。発達障害に特化しているのはそういう理由です。パソコンを教える際に厳しい厳しくないということについてですが、もちろん厳しくない、と思っています。(受ける方の印象は違うかもしれませんが・・・) 創業期については一度ダイヤモンド社から出版直前まで行ったのですが、いろいろな理由で取りやめになったままです。今その時の原稿を少し切り売りしていますので、よろしければお目通しください。

県を越えたご利用

Q12. 千葉県から通われる利用者はどれくらいいますか?

鈴木. 申し訳ございません。ぱっと数字が出てこないのですが、概ね人口比で通っていらっしゃると思いますので、就労移行支援の利用者のうち、東京:神奈川:埼玉:千葉:他の比率は35%:25%:20%:15%:5%と言う感じだと思います。100人いたら15人が千葉県民、だと思います。

障害者手帳の発行までは?

Q12. 支援を受ける場合、どのぐらいのペースで通うことになるのか、又、その間隔など日程について知りたいです。 また障がい者手帳の取得にかなり時間がかかり取得出来ないことも多いと聞いたのですが、手帳の有無で求人の応募にどれぐらい支障が出るのかを知りたいです。

鈴木. 就労移行支援は原則週5回来ていただいています。が、週3回から始めたり、午前だけ午後だけなど、当初は通所ペースをゆっくり目にする方もいらっしゃいます。

2つ目の質問である障害者手帳の取得ですが、時間はそれほどかかりません。2か月程度のはずです。また取得できないことが多いというのはほとんどないでしょう。鈴木は数千人見ていますが、申請が却下されたのは1,2例しか知りません。

地方の情報、地方への進出

Q14-1. 都内の事業所のようですが、新潟県の情報などもいただけるのでしょうか?

Q14-2. 大阪での説明会の予定はありますか。

Q14-3. 今後、首都圏以外の地方に事業所を開設する予定は有りますか?出来れば北陸(富山・石川・福井)に開設を希望します。。

鈴木. 残念ながら今の拠点の質の維持で精いっぱいであり、来月川崎事業所を立てて就労移行支援と放課後等デイサービスをほぼ同時に立ち上げるということもあって、とても地方まで気が回っておりません。地方の発達障害の情報は今のところ当社にはなかなか入らない部分で講演のたびにその土地土地の状況を確認させていただいている程度です。首都圏の説明会の開催や拠点の設置の計画はまだ具体的にはなっていません。どうしてもKaienのサービスを受けたいという方は、今も首都圏に引っ越してきていらっしゃいます。強くはお勧めできないのですが、ご希望のある場合はサポートさせていただきます。

自助グループ

Q15. 某大学病院のデイケアに3年間通った後、自助会を探しています。 グレーゾーンで40代ということもあり、なかなか自分に合った場所が 見つかりません。(探して行った場所がたまたま重度の方、若い方中心の会 だったこともありますが)  どういうふうに探して行ったらよいでしょうか。

鈴木. 当社全体が自助グループとも考えています。Kaienの就労移行支援、定着支援は、当社のスタッフが教えるという形ではなく、みんなで作り上げていくような感じです。皆には親御さんも、そしてもちろん”当事者”といわれる方がも入っています。就労移行支援の昼食の時間などは一人でご飯を食べることも出来ますが、一緒に話をできる機会・イベントを行っていますし、それは就職後も続きます。特に定着支援の場は年齢が高めですので、ぜひ一度覗いてみてください。