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ニュースレター2017年5月号マイナビニュース「大人のADHDセミナー」に当社代表の鈴木が登壇

  1. マイナビニュース「大人のADHDセミナー」に当社代表の鈴木が登壇
  2. 今月のメディア・講演情報 「ベネッセ教育総合研究所 特集:発達障害の就労問題 有識者レビューときっかけシート」
  3. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします 「履歴書に空白期間があると就活に不利?」他

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1. マイナビニュース「大人のADHDセミナー」に当社代表の鈴木が登壇

マイナビニュース主催の第2回大人のADHDセミナー「自分の特性を知り、活かしていくためには」東京開催回で、当社代表の鈴木がトークセッションに登壇します。「自分の特性を知り、活かしていくためには」というテーマで、社会で活躍しているADHDのある方の経験談や困り感への対処方法について、専門医や支援団体の代表者とお話しする予定です。

  • 日時: 2017年5月28日(日)14:00~16:00
  • 会場: AP東京八重洲通り 11階「K+L+Mルーム」(東京都中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル)
  • 定員: 300名
  • 参加費: 無料
  • 申込ページ: http://news.mynavi.jp/ad/2017/career/adhd_seminar2017/
  • 申込締切: 5月23日(火) 18:00

2. 今月のメディア・講演情報 「ベネッセ教育総合研究所 発達障害のある人たちの就労に関わる問題 有識者レビューときっかけシート」

ベネッセ教育総合研究所CO-BOの特集「発達障害のある人たちの就労に関わる問題」で、特集のまとめとして作成された「きっかけシート」に対して当社代表取締役の鈴木が「発達障害のある人は『大きな少数派』」と題したコメントを寄せました。

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3. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします 「履歴書に空白期間があると就活に不利?」他

ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。よくある質問はウェブサイトにまとめて掲載していますので合わせてご参考になさってください。

障害を「言い訳」にしたくない

Q1. 職場で周囲と同じ要領で仕事ができずミスも多くて悩んでおります。以前も一度、自身の発達障害を疑ったことがありますが、そのときは「障害のせいにしたくない」と、ある意味で現実逃避し、目の前の問題と向き合わずに終わってしまいました。その後再考し、ネット検索の結果Kaienさんを見つけ、アクセスした次第です。

A. 自分の弱みに対して「ちょうどいいくらい」向かい合うというのは、発達障害があってもなくても難しいことです。真面目で向上心がある方ほど自分が努力すればなんとかできるかもしれないと思い、発達障害の診断を受けることをできない自分に言い訳して甘えているように感じてしまうこともあるでしょう。まるで仕事ができないことに対する免罪符を受け取るようなイメージなのではと思います。

しかし、体験セッションで当社の訓練の修了生が講演する「ようこそ先輩」というプログラムに参加いただくとよくわかると思いますが、実際に発達障害の診断を受けて働いている方を見ていても、「障害を言い訳にしている」というような様子は見られません。任された業務に真摯に取り組み、きちんと成果が出せるように日々仕事に励んでいらっしゃいます。診断のない人と違うところがあるとすれば、自分が仕事で苦手としているポイントを発達障害の特性という視点から理解しようとしていることと、そのような特性を持ち続けながらどうしたら業務で支障を出すことなく進めることができるか工夫を続けていることだと思います。

つまり発達障害の診断を、自分の仕事での能力の凸凹がどのようなものか把握し、弱みが目立ちにくく強みが発揮できるようになるための道しるべとして活用しているということです。「能力の凸凹が人よりも大きい」という見方ができると、弱みばかり気にして自分を卑下しすぎることなく、また得意な部分に合わせてすべてやり遂げないといけないという強迫観念を持つこともなく、今の等身大の自分でできることは何か、真っすぐに自分の課題に向き合えるようになるはずです。是非利用説明会や個別相談に参加いただき、ご自身の困り感を見つめ直すきっかけにしていただければ幸いです。

履歴書に空白期間があると就活に不利?

Q2. 前職を離職して約1年3カ月が経過しておりブランクが長いのですが、貴所にお世話になりますことをご検討いただくことはできますでしょうか。

A. 就活する時に履歴書の空白期間があると企業の担当者への印象が良くないのではないかと心配されているのだと思います。結論からお伝えすると、「空白期間ができた理由を上手く説明」できれば問題ないでしょう。

まず障害者枠の場合ですが、発達障害のある人は大人になってから就活や就労する中で困り感が生じて診断を受けるに至った人が多く、診断前後に精神的に体調を崩してしまい経歴に空白期間ができる人は少なくありません。企業の採用担当者もそのような人が多いことは知っているため、ブランクがあること自体で評価がマイナスになることはありません。もし面接で空白期間に何をしていたか聞かれたら、どういう経緯があってどのように過ごしていたかを端的に伝えてください。例えば「前職在職中に業務で上手くいかないことが重なり、体調を崩して精神科を受診したところ発達障害の疑いがあることがわかりました。その後退職し療養しながら通院を続け正式に診断を受けました。基本的に自宅で過ごしていましたが、家事をできる範囲で行ったり、通院以外にも気分転換に散歩に出たりしながら体調の回復に努めました。」などとお伝えするとよいでしょう。

大切なのは、現時点で体調が回復していて、勤務するのに十分な体力が回復していて精神的にも安定しているということをアピールすることです。主治医から就労するのに問題ない状態であるとOKが出ていることをお伝えしてもいいですし、特に説得力があるのは就労移行支援など職業訓練に安定して通所できている実績をお伝えすることです。企業の中には通所中の勤怠データを共有してくださいと依頼いただくところもあります。遅刻や欠勤なく勤怠が安定していることは障害者枠では大きな強みになりますので是非応募書類や面接で伝えるようにしてください。

一方一般枠の場合ですが、基本的に障害をクローズにして応募するため、上記のような説明をすることは難しいです。その場合は詳細に伝える必要はないですが空白期間に何をしていたか採用担当者が聞いて不自然に感じないような説明ができるのが望ましいです。発達障害のある人は嘘にはならない範囲で言わないでおくことと言うべきことを区別して伝える内容を決めるのが苦手な人が多いので、キャリアカウンセリングなどで空白期間の説明の仕方を支援者に相談してみることをお勧めします。

障害のある人と一緒に働くイメージがわかない

Q3. 実際に障害者を採用している企業での職場のイメージがよくわからないので、就職後の職場の周りの方が障害者ばかりではないかと人間関係に不安に感じます。就職先の職場で同僚の障害者同士とトラブルに巻き込まれた場合、どうすればいいのでしょうか。

A. 障害者雇用で働く場合も、障害のある人を集めたチームで働くのではなく、①一般枠の部署の中に1~数名の障害のある人が混じって働くことも少なくありません。この場合は職場の雰囲気や人間関係に関しても一般枠で働く場合とほぼ同じと考えてもらって差し支えありません。直属の上司や一緒に働く同僚には障害特性についてお伝えしておくので、人間関係で不安なことがある場合は一定の配慮はいただけます。

他には②一般枠の部署があるオフィスで障害のある人でチームを作り業務を行う場合や③特例子会社で障害のある人が集まって業務を行うケースがあります。企業によって発達障害のある人を中心に雇用しているところもあれば、身体や知的・精神といった様々な障害のある方を雇用しているところもあり、職場の雰囲気は企業によって様々です。②③どちらの場合もチーム を管理するスタッフが配置されますので、業務や業務外のコミュニケーションなどで困ったことがあったらそのスタッフに相談することになります。また③の特例子会社など支援が手厚い企業では専属のカウンセラーに相談できるところもあります。

障害のある人同士でチームを組む場合、様々な特性の人がいますので、コミュニケーションがスムーズに進まないことも起きるかもしれません。これは当社の就労移行支援でもそうですが、何かご本人同士で上手くやり取りができていないようなことがあればスタッフが間に入って状況を整理し、お互いが業務が行いやすいように仲介します。トラブルの芽のようなごく初期の段階から対応してもらえることが多いため、そこまで大きなトラブルにはなりにくいのではと思います。万が一職場でも上手く解消できないようなな人間関係の難しさが生じた場合には、当社のような就労支援機関に相談するのも1つの方法です。

もし②や③の職場のイメージができなくて不安という場合には、当社就労移行支援のような障害のある人向けの職業訓練に参加すれば疑似体験ができます。楽しそうに通っていらっしゃる方も多いですし、不安を解消してもらえるのではと思います。

Kaienと他就労支援機関との併用はできるか

Q4. 他の障害者就労支援サービスに登録、利用をしていても、Kaien様を利用する事は可能でしょうか?

A. 障害のある人向けの就労支援機関はたくさん種類があり、どこをどのように利用できるのか分かりづらいかと思います。当社就労移行支援と併用できる就労支援機関としては市区町村の「障害者就労支援センター」や、全国に300ヶ所ほどある「障害者就業・生活支援センター」などがあります。当社就労移行支援は基本的に週5日利用いただきますが、例えば月に1回上記の支援機関に面談に行くという場合には、事前に申請いただければ訓練を半日もしくは1日お休みしていただいても大丈夫です。また就労支援機関以外にもハローワークや若者サポートステーション、その他の支援機関に行く場合も同様です。

一方で同じ障害福祉サービスである「他の就労移行支援」や「就労継続支援A型・B型」との併用はできません。すでに障害福祉サービスを利用していてサービスの利用の仕方を迷っている場合は、サービス等利用計画を作成する計画相談支援事業所で相談されることをお勧めします。