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先輩風が吹くとき ~ガクプロ就活セッションレポート~発達障害のある大学生・専門学校生向け

Kaienの東海林です。ガクプロ(Kaienのサービスの一つ。学生向け就活支援サークル)のセッションを不定期で担当しています。

先輩風を吹かせよ: ガクプロ卒業生による就活体験談

私の好きなセッションの一つに、【先輩風を吹かせよ】というものがあります。これは、ガクプロOB/OGにお越しいただき、ご自分の就活体験談や現在の仕事についてお話いただく場。そのお話をガクプロ現役生が聞かせていただくという、公開OB訪問のようなものです。

まず、ガクプロ担当スタッフが命名した、このセッション名が私は大好き。もちろん慣用句の「先輩風を吹かせる」から来ていますが、ネガティブなイメージの先輩風という単語を、吹かせよ!とアグレッシブに攻める感じが何とも言えません。

しかしこの慣用句をご存じ無いのか、繋がらなかっただけなのか、ガクプロ生やOBの皆さんには「先輩ふう」と読まれたり、「先輩、風よ吹け!」と謎の呪文のように言われたりと、面白ワードもたくさん登場しています。

「先輩、風よ吹け!」のイメージ

発達障害と就職についての、日本一赤裸々なOB訪問

この「先輩風を吹かせよ」のセッションは、さながら徹子の部屋のように、スタッフとのインタビュー形式で進みます。合間にガクプロ生からの質問にもお答えいただくのですが、ガクプロ生、かーなーり根掘り葉掘り質問します。そして先輩がた、かーなーり赤裸々にお話しくださいます。

質問の内容は就活対策や企業選び、職場での人間関係や仕事内容などさまざまですが、なかでも多いのが「自分の障害にいつ気づいたか?」「就職の際、障害者枠にするか一般枠にするかはどうやって決めたのか?」「障害特性上苦手なことは、職場でどのように対策しているか?配慮してもらえているか?」と言った、障害と就職に関する話。ガクプロは診断が無い方でも使えるサービスなので、ガクプロ生の中には発達障害と診断されている人も、されていない人も、グレーゾーンと言われている人もいます。就活も、一般枠と障害者枠で迷っている方や両方を検討している方が多く、自分の将来について迷うなかでやはり先輩の実体験が参考になるようです。

発達障害と就職について、こんなに詳しく聞けるOB訪問は全国探してもガクプロにしか無いのではと思います!本当に貴重な機会です。

なのに、土曜夕方にあるこのセッションの開始前に、それなりの人数のガクプロ生が早退してしまいます。勿体ない…!先日「自分は2年生だから就活まだなので」と帰ろうとしているガクプロ生に対して、4年生のガクプロ生が「就活始まったら忙しくなるから今のうちに聞いておいた方が良いよ」とアドバイスしていました。本当にその通りだと思います。(が、結局その2年生は用事があると帰ってしまいました…)

自分が納得できる道を自分で選んで欲しい

毎回セッションの最後に、「後輩へのアドバイスを」とお願いするのですが、先月登壇した先輩も、今月登壇した先輩も、同じ事を言っていたのが印象的です。それは、「Kaienのスタッフや周りの人に沢山相談しながら、最後は自分が納得できる道を自分自身で選んでください」という事です。この先輩お二人、どちらも就職して2年ほどたち、お一人は障害者で特例子会社のリーダー職に挑戦中、お一人は一般枠でクローズ就労とそれぞれ異なる環境ですが、二人とも日々自分の課題改善に取り組みながら、自分の選んだ道に誇りを持って働いている姿がとてもかっこ良かったです。

(余談ですが、セッション終盤のこのタイミングで私の脳内にはNHKの番組「プロフェッショナル」のテーマソングが流れ始めます。)

「先輩風を吹かせよ」に参加して先輩の話を聞いているガクプロ生の中には、この春卒業して4月から働き始める方もいらっしゃいます。そういった方々が、きっとまた新しい先輩風を吹かせに来てくれることが楽しみです!どんどん新しい風が吹き抜けていくと良きますように。

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