修了生インタビュー① ~イライラすることが減りました~

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Kaien新宿スタッフの東海林です。今回は、Kaienの訓練を修了して就職をされている方にインタビューをさせていただきました。修了生インタビューシリーズは今後も不定期で掲載していきたいと思っています。なお、「利用者の声」については当社のウェブサイトにも特集ページがありますので、こちらも是非ご覧ください。利用者インタビューやアンケート結果を掲載しております。

さて第1弾は、Kaienの就労移行支援を経て、現在はアパレルメーカーの事務職として勤務されているKさんです。11月某日、Kaien新宿で開かれていたサロン(Kaienにつながりのある方があつまる茶話会)に、ボージョレーヌーボーを持ってきてくださったKさんにお話を伺いました。

Q.なぜKaienで訓練を受けようと思ったのですか?
もともと一般枠で働いていたのですが、障害特性にフィットしない仕事を無理してするのに疲れてしまって、特性があっても無理せず働けるところに就職したいなという思いがありました。オープン枠(障害者枠)だと事務系や軽作業が多いということを知って、自分には経験がない職種なので職業訓練を受けようと思いました。いろいろな訓練を調べたのですが、Kaienはより実際のオフィスの雰囲気に近いなと、説明会や見学を通して思ったので選びました。

Q.Kaienの訓練で印象に残っていることはありますか?
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を重視しているということでしたが、想像していた以上にホウレンソウの機会が多いなと思いました。またKaienでは、何か職場的に不適切なことをしてしまったときに頭ごなしに怒るのではなく、どうしてそれが良くないのか論理立てて教えてもらえるのがありがたいなと思いました。前の就職先では失敗するととにかくガーッと詰められて、失敗するのが怖くなり、失敗しないように何も挑戦しなくなることがありました。Kaienでは、失敗しないためにどうすれば良かったかとか、失敗した後の対処をどうするのかというフィードバックをいただけるのがありがたかったです。

Q.訓練での経験で、今のお仕事に役立っていることはありますか?
PowerPointで資料作成して発表する訓練が役に立っています。他の方のプレゼンや資料を見ながら、よりシンプルな方が分かりやすいとか、グラフや数字など目で見て分かるデータがあると強いなど、伝えたいことを分かりやすくシンプルに伝える方法を知りました。また、Excelのピボットテーブルを使った訓練も、経費のリストなどを作るのに役に立っています。

Q.就活で意識したことや大変だったことはありますか?
Kaienで面接練習や赤ペン先生(就活書類や想定問答集の添削)を受けていく中で、自分の経歴や障害特性、どんな配慮があればお互い気持ち良く働けるのかを論理的に説明できないとだめなんだな、と思いました。「こういう特性があります」だけではなくて、だから何なのか?というのを指摘されて、書いて直して書いて直してを繰り返しました。ブラッシュアップしていくと、自分はこういう特性があってこういう配慮があれば働けるんだということが分かってきました。

「赤ペン先生」の時間に何度も添削を受けた想定問答集

Q.Kaienのキャリアカウンセリングで印象に残っていることはありますか?
私はうっかりミスが多くて、メールで日報を送る際に件名や日付などの間違いをしてしまっていました。そこでキャリアカウンセリングでスタッフから勧められて、PCに付箋を貼って指さし確認をすることで対処しました。この方法は今の職場でも習慣にしています。また、私はイライラすることが多かったので、自分がどのようなタイミングでイライラするのか、その原因を自己分析してホウレンソウしていくための「イライラ日報」という報告メールを書くことになりました。スタッフから提案されたときは「何それ?」と思ったのですが、自分のイライラを挙げていくことで、こういう心情になったときにイライラしやすいんだという条件が分かり、それを防ぐための対策を練ることができるようになりました。


Q.今のお仕事で楽しいことはありますか?

上司や同僚に「ありがとう」「助かったよ」と言われると明日も頑張ろうと思います。任されてできる仕事が増えると達成感につながります。今は社員研修にまつわる資料準備や出欠の確認連絡などをしています。また、週に2回別部署に行ってヘルプの仕事もしています。

インタビュー中、見せていただいた訓練時代のノートや想定問答集にはたくさんのメモがあり、Kさんの努力を感じました。また、Kaienに来たことで同じ発達障害でもいろいろな特性や経歴の方がいることを理解することができ、他者に対するイライラが減った、自分の伝え方を顧みるようになったと言うKさんは、今のお仕事でも伝え方を意識しているそうです。

Kさん、今回はインタビューにお答えいただきありがとうございました。

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