発達障害体験型セミナーを都留文科大学で実施します

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Kaienの藤です。

先日、ADDSさん主催の発達障害*体験ゲームにうかがってきました。当社との共同開発プログラムですが、その後の独自のアレンジがされていて、とても新鮮、かつ面白く、素晴らしい体験をさせていただきました。ありがとうございます。参加をして一番思ったことは「当事者の方にとって、物理的な障壁となることがあった場合、合理的な範囲であればすぐに対応しよう」ということです(以前から心がけていることではありますが、改めてそう強く思いました)。

例えば、発達障害体験ゲームでは「聴覚過敏」の体験ができます。これが、とてもとても疲れます。常に頭の中に音が鳴り響いている感覚で、周囲がうるさいととても仕事ができない状況です。この感覚で、もし仮に職場で耳栓の使用も認められず、かつざわざわしている職場だったらたまらないなと思いました。

また、詳細はネタバレになるのでお伝えすることはできませんが、藤の感覚としては、「周囲に対して興味を向けていられない…それよりも指示を理解して、達成することで精いっぱい」というように感じました。これが、もし「人の話をきいていない」「意欲が低い」ととられて非難されるとしたら、とてもやりきれないです。日々当事者の方と接しているにもかかわらず、体験することで改めて気づいた、再確認したことが多かったです。

本題です。5月18日(水)に、都留文科大学で、発達障害体験型セミナーを実施します。お近くの方、興味のある方はぜひお越しください。今回は、特に「発達障害の方向け支援のポイント」についてお話ができればと思っています。

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イベントは終了しました。

当社セミナー情報

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます