Kaien川崎1周年 一スタッフの振り返り

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 Kaien川崎スタッフの正宗です。

 就労移行支援事業所Kaienの第6拠点である川崎事業所が、2016年12月1日で無事に1周年を迎えました!スタッフの中にはあっという間、という声もありますが、個人的には「本当にいろいろなことがあったなぁ」と感慨深いです。川崎の1年を振り返って、いちスタッフとして感じていることをお伝えしたいと思います。

Kaien川崎の講師・スタッフです!

1年間で22名の方が川崎から就職しました

 スタッフ3名、講師5名と利用者の方でスタートした川崎事業所。この1年間で、22名の利用者の方がKaien川崎から就職されていきました。スタッフは4名に、講師は8名に増えました。開所当初は(就職者がいないため当然)行う必要がなかった定着支援も、卒業生が増えるにしたがって回数が増えてきました。定着支援から帰ってきたスタッフの「○○さん、すごく楽しそうに働いていたよ!」という報告がいつもモチベーションになっています。また、開所以来、さまざまな支援機関の方に見学にきていただいたり、私たちも見学に行かせていただきました。地域の支援者の方ともどんどんとつながりが増えてきたと感じます。

毎日が全力投球です

 個人的な話にはなりますが、私はKaien川崎の開所の少し前に、異業種からKaienのブリッジコンサルタントとして転職してきました。なので、この1年間、ほとんどの出来事が私にとっては新しいことでした。いま振り返ると、とにかく毎日、より良いサービスを提供するためにどうしたらいいのか、自分のするべきことは何か、と全力で考えながら過ごしてきたと感じます。前職は事務職だったので定型業務も多く、慣性で働いているような、決められたことをやっておけばいいや、というような、そんな風に感じることも多かったのですが、Kaienのスタッフは全く逆の環境。日々変わる状況の中で、ひとりひとりの利用者の方と向き合いながら、今自分にできること、するべきことは何かを常に考えています。

いいバランスをいつも探しています

 川崎事業所には、発達障害の方だけでなく、軽度知的障害のある方も複数人通所されています。また、職歴のない方もいれば、職歴のある方もいます。目指すゴールも、職業訓練で取り組む課題も、就職までのペースも実にさまざまです。その中でいつも苦労するのは、「ちょうどよいバランス」を探ることです。模擬職場としてのピリッとした職場らしさと、安心して通える居心地のよさ。あえて失敗して何かに気が付いてほしいときと、成功体験を積んで自信をつけてほしいとき。いろいろなバランスをいつも探すことがけっこう難しいのです。スタッフ・講師の中でもいつも意見が同じとは限りません。「こうしたらどうか」「でもそうするとこうなるのでは」と日々議論をしながら、ほどよいバランスを常に探しています。そういう議論の時間からふと何かに気が付くことが多々あり、チームとしていろいろな視点で利用者のことを考えることが重要だといつも感じています。

 1年を振り返って、毎日頭がフル回転で大変なことも正直ありましたが、チームとして協力して何事にも向き合うことで自分自身も成長していると感じ、もこんなにやりがいのある仕事もなかなかないと思っています。次の1年間に向けて、自分自身も川崎事業所も、もっともっとレベルアップしていく所存です。今後とも、Kaien川崎をどうぞよろしくお願いいたします。

関連リンク

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