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HOME スタッフブログ 【横浜・川崎特集】⑦Kaien川崎講師紹介~Kaienの講師は『上司の専門職』~

【横浜・川崎特集】⑦Kaien川崎講師紹介~Kaienの講師は『上司の専門職』~Kaienの職業訓練Kaienの訓練Kaien事業所紹介

Kaienの藤です。
Kaien川崎の講師を紹介するシリーズも、今回で3回目です。オープンしてからやや間が空いてしまいました。紹介シリーズ1回目はこちら、2回目はこちらです。

Kaienの講師は何タイプかに分けられると私は思っていますが、今回ご紹介するGさんは、とにかく人と関わることが好きで、人の成長を見守ることにとても喜びを感じるタイプの方だと思います。Kaien以前は、ずっと建設関係のお仕事をされていたとのこと。なぜKaienにきて、これまでとは毛色の違う仕事をしようと思ったのか?キーワードは『Kaienの講師は上司の専門職』です。ご覧ください。

【Gさんは、Kaienに来るまでは、どのようなお仕事をしていたのですか?】

建設関係の仕事をしていました。最初の10年は現場監督で、その後、計画・設計の業務が増えてきたころに、阪神・淡路大震災が起きました。それに伴って、復興計画のために関西へ3年間赴任し、その後、本社に戻って研究開発に従事しました。研究開発の仕事というのは、例えば新しい工法を開発するだけではなく、特許を取るなどの、周辺の業務まで含まれます。
もう少し仕事について具体的に言うと、コンクリートの強度を上げたり、建物の強度の計算をしたりといったことなどです。建物に負荷がかかったときに、どうやって破壊されるかということを計算します。どこまでの負担がかかると無傷なのかだけでなく、負荷がかかかりすぎたとしても、修理しやすいように壊れるつくりにする必要があります。会社は、トータルで35年くらい勤めました。

会社では、60歳を過ぎてもそのまま勤めているのが普通だったのですが、妻が田舎で実家の農業を手伝う、ということで長野でしばらく農業をしていました。それがひと段落ついたので、また関東にもどってきました。

【関東に戻ってから】

家はマンションで、理事会の運営をしています。自然と地域のつながりに目を向けるようになり、地域のボランティアなどもしていました。
その関連で発達障害に興味を持ち、ネットで調べていたら、Kaienが出てきました。Kaien講師の募集要項を見て、もしかしたら自分の力を活かせるかもしれないと思ったんです。自分のこれまでの仕事とは、内容はまったく違うけれども、必要とされているのは「上司の専門職」だと思って、応募しました。
Kaienに来たいと思った理由。それは、自分がとても人と関わることが好きだということだと思います。かつては学校の先生にあこがれていたときもありました。かつて、自分がどういう上司だったかということを思い出すと、20人くらいのチームをまとめていたのですが、とにかく手を出す・口を出すタイプだったと思います。うるさがれるほどだったかもしれない(笑)

【実際に講師をしていて、どのようなことを思いますか?】

訓練生と接していて、皆さん診断はあるけれども、見た目ではわからないし、それぞれ苦手なことはあるけれど、あと一押しでなんとかなる部分がたくさんあるなというのが実感です。
かつての部下と同じアドバイスが必要で、基本的には建設会社時代と同じことを言っていると思います。「記録すること(メモを取ること)」、「わからないことは相談をすること」、この二つです。
メモを取るということについては、初めはみんな取りません。取ってもらう練習をどんどんしています。とにかく実践をすることが大事です。
相談や質問は人によって様々で、来られない人・相談すべきことを相談せずに困る人、何でもかんでも相談する人などがいます。都度フィードバックをしていますが、どこまで待つべきかは探っている部分があり、しかし待つのも必要だなと思う。私としてははやく教えたいが、ホウレンソウを待つことも必要で、そのあたりの加減は常に試行錯誤しています。

Kaien川崎での訓練の様子 Decobo通信を作っています!
 

【就職を目指す訓練生に伝えたいことは?】

やっぱり、社会にとって、自分が仕事をして、何かしらの役に立つということを感じてほしいなと思います。
かつての会社時代は、自分としても仕事をしていて悔しい思いをしたり、いろいろなことがあったけれど、今は、自分のしていることは社会につながって、役に立っているんだと思います。仕事を通して皆さんにもそう思ってもらえると嬉しいなと思います。
今、Kaien川崎がオープンして1か月が経過しましたが、皆さんとても発信が多いタイプだと思います。昼休みの雑談などを見ていると、リラックスしているようにも見えますし、訓練中の口頭のやりとりも多い。もちろん課題はありますが、訓練を通して、仕事の楽しさを感じてもらい、就職につなげていければと思います。

【最後に、一週間の過ごし方を教えてください】

マンションの理事長をしているので、その業務が多くなっています。それ以外だと、自転車と山登りです。自転車はロードレーサーに乗っていましたが、今は折り畳みの小径車です。1日往復で、60kmから80kmくらいは走ります。山はどこでも登りますが、登山部だったので、いろんな山に登りました。充実していると思います。

Kaien講師の中でも、とびぬけて人と関わることが好きなのだということを、Gさんのお話の中から感じました。自分から人と関わることが苦手な訓練生にとって、とてもありがたい「上司役」だと思います。世の中の上司は、Gさんほど関わってくれる上司ばかりではない現実もありますが、人と関わることに一歩踏み出せない状態の人は、Kaienの就労移行支援でリハビリをしつつ、就職を目指してほしいと思います。

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