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宮尾益知ドクターの監修記事を公開

2019年8月号

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当社著作本 好評発売中

子どもの発達障害に関する情報はTEENSのニュースレターblank を合わせてご購読下さい。

1. 宮尾益知ドクターの監修記事を公開

当社が執筆した25の記事に、Kaien発達総研のアドバイザーをお願いしているドクターの宮尾益知先生(どんぐり発達クリニックリンク)による監修を頂きました。7月末から公開しています。

2. 今月のメディア・講演情報 女の子の発達障害(思春期・青年期)

講演

各地で講演を行いました。

  • 08/04 ジャパンライム株式会社「女の子の発達障害(思春期・青年期)」(東京・千代田区)
  • 07/31 芳賀町教育委員会「発達障害児の将来を考える」(栃木・芳賀町)
  • 07/27 日本成人期発達障害臨床医学会 学術シンポジウム「成人期発達障害~治療の現在と課題」(東京・品川区)
  • 07/16 淑徳大学「多様化する学生への対応」(東京・板橋区)
  • 07/12 新宿スイッチ(発達障害の親の会)(東京・新宿区)

今後の講演予定です

  • 08/20 茨城県教育研修センター 高等学校における特別支援教育理解推進研修講座「発達障害等のある生徒の進路指導」(茨城・笠間市)
  • 08/21 関東甲信越地区視覚障害教育研究会「発達障害と視覚障害」(茨城・水戸市)
  • 08/26 障害学生支援相互協力協議会(JOINUSS-D)(宮城・仙台市)
  • 09/21 中央区・港区・千代田区 青少年委員研修会(都内)
  • 09/25 静岡福祉大学「合理的配慮研修」(静岡・焼津市)
  • 10/27 第2回 木を植える人。花咲かす人。「そしてゆっくり大きくなぁれ」(仙台・青葉区)
  • 11/06 神奈川県西部地域若者サポートステーション「大人の発達障害」(神奈川・小田原市)
  • 11/11 川崎市 生涯学習財団「発達障害 理解講座」(川崎・中原区)
  • 11/14 日本女子大学 教職員研修(東京・文京区)
  • 11/16 武庫川女子大学教育研究所・大学院臨床教育学研究科「臨床教育シンポジウム」(兵庫・西宮市)
  • 11/19 第9回 横浜メンタルヘルスケーススタディカンファランス(横浜・西区)
  • 11/29 NPO法人しょーとてんぱー(東京・武蔵野市)
  • 12/03 & 10 中央区地域家庭教育推進協議会 「子育てキャンパス 発達障害を考える講座」(東京・中央区)
  • 12/15 認定NPO法人エッジ 「2019年度LSA講座」(東京・港区)
メディア
  • 07/31 産経新聞 朝刊「周囲の理解と本人の気づき 8割の職場が研修せず」
  • 08/06 読売新聞 朝刊[安心の設計]発達障害と向き合う<2>防音 光を調節 仕事に集中
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3. 今月寄せられたご質問・ご意見にお答えします 医師に見放された…

ニュースレターの登録時や説明会の申込みフォームなどでお寄せいただいたご質問、ご意見にお答えします。よくある質問 はウェブサイトにまとめて掲載していますので合わせてご参考になさってください。

医師に見放された…

Q1-a. 幼稚園の頃にADHD及びLDと診断されました。当時は田舎に住んでおり、テストなどは教育機関でしてもらいました。その時は言語性が高く、非言語性が少し低いくらいでした。合計しても高い方で、大人になっても個性として残るくらいでしょうと言われました。中高と私立に通い、誰でも知っているような大学に進学致しました。会社で仕事をしても苦手な事ばかりで、毎日いじめにあったり、本人ももうだめだと思い、その頃から家族には黙って3年ほどメンタルクリニックに通っていたそうです。今は激務からくる酷いうつ状態で入院して、ウエイスラーのテストは結果で広汎性発達障害及びADHDと診断されました。担当の医師から、息子に合う仕事はありますか?の言葉に「ちょっとないですね」と言われたそうです。これからどんな仕事をしていったらいいのか、医師にも見捨てられたようで悲しく思いました。

Q1-b. 現在、専門学校を卒業できず、無職の状態です。病院で検査を受け、自閉症スペクトラムは見られるが、知的障害はないので、障害者手帳を申請するにはあたらないと診断されたのですが、そのままでの就職にはハードルが高いと感じています。この場合でも、職業訓練、キャリアカウンセリングなど就職への指導を受けることは可能でしょうか?(母親記入)

A. 医者も人間です。子どもの診察をしている医師は大人の事例を知らないことが多いですし、そもそも10年・20年後の状況を予想することは困難です。将来になればなるほどご本人の成長を予測しづらいこともありますが、それよりも社会の変化が激しくどのような仕事がありどのようなスキルが必要になるのかが予想しづらいからです。また大人向けの診察をしている医師の中でも障害年金や障害者手帳に関する考え方は異なりますし、5~10分間の診察で的確なことを把握し伝えるのは困難です。医師は診断と薬の処方が出来る立場ですが、支援を受けるためにある多くの関係機関の一つとも言えます。あまり医師に頼りすぎず、言葉一つ一つに一喜一憂しすぎず、場合によってはセカンドオピニオンも受けながら、ご本人に相応しい道を見つけていってください。

就職?個人事業主?

Q2-a. 企画アイデアや展望、ビジョンの先見の明があるものの、継続や努力が伴わないので、アイデアだけ格安でいいので買い取ってもらえるような職種を希望します。また、自身のADHDの特性を肯定的に捉えられるような職業訓練などあられましたらぜひ参加してみたいです。

Q2-b. ADHD、言語性記憶障害、論理性記憶障害、遅延再生の障害を持っている方で、障害を持つと申告して、働いている人はどのくらいいるのでしょうか。また、どんな職場が適しているのでしょうか。障害を持っている人が、障害を持っている人たちを支援することは可能なのでしょうか。障害を持つ人が個人事業主として、活動して行くには、どのようなことに考慮すればよいでしょうか。

A. 発達障害の人が、対人関係を構築するのが苦手な場合が多く、また能力が凸凹なため専門的な仕事をしたくなるのは自然でしょう。一方で誰にとっても個人事業主になることは大変です。総務・経理や営業などを一人でこなす必要がありますし、信頼を得て仕事を受け続ける必要がありますし、なにか大きなミスや事故があっても守ってくれる組織がないからです。発達障害だから個人事業主というよりも、個人事業主が肌にあって続けている中で自分の特性に気づいたという方が理想的です。今後はテレワークやフリーランスのための社会的なインフラが整い、活躍する人が増えると思いますので、絶対よしたほうが良いとは言いませんが、もし当社の就労移行支援やガクプロに通われるとしたら、まずは雇用される道を目指し、その中で個人的に受注してもお金をもらえるような事例が出てきそうな時に独立を考えたほうが良いと思います。いずれにせよ自分一人で決めず、多くの人のアドバイスを得たほうがよく、また数ヶ月で結論を出さず年単位で考えたほうが良いと思います。

高校生・大学生が自立していくために

Q3-a. 現在大学3年生で、学生生活はなんとか出来ていますが、就活と両立できるか非常に心配です。

Q3-b. コミュニケーションが苦手なため、面接等に不安が先に立ち行動に移すことができません。大学生の就職活動のトレーニングなどの支援プログラム等がありますでしょうか。

Q3-c. 現在、情報系の専門学校2年生で障害者枠での就活中ですがサーナや職安の障害者合同企業面談会止まりでいます。(高校2年生時に療育手帳を取得。田中ビネー式で【B2第2種】の判定で軽度発達障害と言われました。)最近は職安から紹介された神奈川障害者職業センターで本人の性格や職業の適性、就労上の長所や短所、就職に向けての課題を見てもらう為申し込みをしたところです。そんな折り偶然kaien様のスタッフブログを拝見し関心を持ち説明会に参加したく申し込み致します。

Q3-d. カウンセリングでは、ASD、と、ADⅮの傾向がみられるとのこと。 推薦入学した私立大学工学部を、昨年9月から休学中。試験のある数学等の単位は何とか取れていたが、レポート提出が必要な、実験、人文系の科目の単位が取れなかった。 そこから発達障害の疑い。大学は無理そうなので、今年4月から好きな3Dアニメーション系の専門学校に通い始めたが、後から、3次元の認識が特性として苦手であることがわかり、うまくいかずに休学中。 アルバイトも申し込むもなかなか決まらず、やっと決まってもうまくできなくてストレスをためていた様子。 現在は、自宅療養中。

Q3-e. 高校3年生の息子です。都立高校に通っています。来年は専門学校へ行く予定です。自閉症スペクトラムの傾向があり、高校1年の頃うつが出て、カウセリングに通っていました。学校生活は何とかなっていますが、春休みなど時間が余ると昼夜逆転し体調もメンタルも壊しがちです。他の同級生のほとんどは大学入試で、この夏は重要な時期でしょう。ですが彼は勉強に身が入らず、過ごすことになりそうです。高校生ですが、ガクプロで、他の大学生、専門学校生の先輩のなかで、自己受容を進めて生活力を上げられないかと考えているのですが、可能でしょうか?

A. 当社は小中高生向けにはTEENS(放課後等デイサービス)を運営していますが、就職を目指す高校生で最終学年の場合はガクプロ(大学・専門学校生向けプログラム)に来ていただくこともあります。行政のサービスではなく親御様から月謝を頂いていますし、それにも関わらず行政のサービスに比べるとスタッフ体制やサービス内容が限られますが、上記のケースの伴走には相応しいかもしれません。

  • a) 一部の学生を除いて、両立は難しいと思ったほうが良いかもしれません。そのために大学3年までの単位の取得が大事ですし、就活に向けた細かな準備が1年生から必要になります。
  • b) 動けないものを急に動かすことは難しいでしょう。当社ではまず半年から1・2年掛けてまず就職の知識を身に着けてから就活の実践に乗り出します。そのためにはやはり早めに動くことが必要で、不安が強い場合はまずはインプットから始めると良いでしょう。
  • c) サーナなど民間の障害者就職支援はまだまだ身体障害者が中心だと思います。また支援機関がついていないとハローワークの面接会もなかなか受かりづらいでしょう。障害者雇用の場合は本人の力だけではなく、本人と会社をつなぐ支援者が”通訳”・”保証”する立場として重要です。地域の支援機関も含めてご本人にあった支援をお探しください。
  • d) 短い期間(数日、数週間単位)で課題をこなしていけば目標に到達できる高校までと違うため、ご本人だけでは大学にせよバイトにせよ、色々と難しさが出てきたのでしょう。まずは特性を含めた自己理解をできるだけの精神状態に持っていくのが重要だと思います。まだ若いですので焦らず準備すべきでしょう。
  • e) 上述の通り、ガクプロといっても月2回ほどの利用が多く、それだけで自己受容が高まるかと言うとそれまでの力はお約束できないかもしれません。年単位で使っていただきながらガクプロというコミュニティを安心材料に考えていただくことをお勧めしていますので、数ヶ月の利用でなにかのスキルや認知を高めるというのは難しいかもしれません。一方で自分の特徴に気づくための一歩になったりヒントが得られたりということもあります。

■TEENS https://www.teensmoon.com

■ガクプロ https://kaien-lab.com/gakupro/univ/ 

4. Kaienの一ヶ月を振り返る 産経新聞朝刊に当社が協力したリサーチ結果が掲載

この1か月のKaienのイベントやニュースをまとめてご報告します。

■19.07.16 eスポ×発達障害 イベント開催報告

■19.07.19 発達障害のある人を活かそうと思ってくれる人がいろいろな会社で偉くなる

■19.07.29 日本成人期発達障害臨床医学会 学術シンポジウム「成人期発達障害~治療の現在と課題」に登壇

■19.07.31 産経新聞朝刊に当社が協力したリサーチ結果が掲載

■19.07.31 宮尾益知ドクターの監修記事を公開

■19.08.06 読売新聞 朝刊 に当社代表取締役鈴木のコメントが掲載

■19.08.23予 アクセンチュア 発達障害に理解ある企業 インタビュー特集 vol.007 採用説明会

■19.09.16予 発達障害の人向け eスポーツ大会&トークイベント 9/16(月・祝)に東京・神奈川・大阪で開催