自分を見つけた場所。Kaienでの成長と挑戦

※画像はイメージです。

学生時代の葛藤と転機

子どもの頃から、私は勉強が得意で、周囲からも期待されることが多かった。県内トップの高校に入学し、順調に進んでいるように見えました。しかし、学校の数々の伝統行事や集団行動には違和感を感じ、次第に不登校になってしまいました。周囲の期待に応えられない自分に、プレッシャーを感じていたのかもしれません。高校を中退し、大検を受けて大学に進学するも、大学でも次第に馴染めず、3年次に中退しました。

その後、親が勧めるままに物流倉庫でアルバイトを始めましたが、契約期間で更新ができず、親もお手上げの状態になってしまいました。就職に対する不安と焦りが募る中、親の強い勧めで、私は嫌々ながらもKaienの就労移行支援に通うことになりました。

Kaienでの第一歩

Kaienに通うことに対して、最初はまったく乗り気ではありませんでした。しかし、通い始めてみると、オンラインでの利用も可能だったため、自分のペースで進めることができました。最初の頃は、どうしても人と関わることに苦手意識がありましたが、次第にIT強化拠点に移籍し、訓練仲間と一緒に過ごす時間が増えると、少しずつ社交的になっていきました。

仲間とのやり取りや、当事者会に参加することがきっかけとなり、次第に自分から積極的にコミュニケーションを取るようになりました。この経験が、訓練へのモチベーションを高め、自己肯定感を育てることにつながったのです。以前は他者と積極的に関わることを避けていた私が、気づけば仲間と協力し、助け合いながら進む姿がありました。

訓練の成果と就職活動

Kaienでの学びを通じて、私は自分の強みを見つけました。特に、ITスキルを強化する過程で、自分の論理的な思考能力が活かせることに気づきました。これにより、IT職や事務職に対して前向きな気持ちを持てるようになり、障害者雇用枠での就職活動を本格的に始めました。

最初は、IT職に関連する事務職を目指しましたが、次第に自分のスキルを活かせる分野として、より専門的なデザインやクリエイティブ関連の職種にも関心が湧きました。最終的には、障害者雇用でIT企業の事務職に内定をいただきました。この結果に、Kaienでの訓練と仲間の支えが大きかったことを実感しています。

これからの未来と目標

今後の目標は、障害者雇用枠で経験を積んだ後、1年後には一般枠のSES(システムエンジニアリングサービス)に転職し、より多くのスキルを身につけることです。現職では順調に勤務を続けており、定着支援も受けているため、将来的なキャリアアップを目指して引き続き努力しています。

Kaienでの訓練は、私にとってただのスキルアップにとどまらず、自分自身を理解し、他者とのコミュニケーション能力を高める貴重な場となりました。支援者や親が手が届かなかった扉を、訓練仲間が開いてくれたことで、私は新たな一歩を踏み出すことができました。これからも自分の強みを活かし、前向きにキャリアを築いていきたいと思っています。

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