※画像はイメージです。

不安定な歩み。学生時代から始まった葛藤

私は子どもの頃から「落ち着きがない」と言われていました。小学校では授業中に離席して歩き回ることが多く、周囲とペースを合わせるのが苦手でした。思春期には沖縄から東京への大学進学を決めましたが、1年生で休学してしまいました。第一希望の大学ではなかったこともあり、やる気を見いだせず、バイトに熱中する日々が続きました。一度沖縄に戻りましたが、その後復学。2年の留年を経て卒業しました。

卒業後は事務や庶務、営業などの仕事を経験しましたが、次第に精神的な負担が大きくなり、休職。うつ病と診断され、その後ADHDとASDがあることがわかりました。自分の特性を理解することの重要性を感じ、発達障害支援センターに通う中で就労移行支援の存在を知り、Kaienに繋がりました。

自己理解と働き方の改善

Kaienに通所した最初の頃、私は自分の障害について正直向き合うことができていませんでした。講座を通じて発達障害への理解を深め、徐々に「自分の特性を受け入れること」の大切さを学びました。また、周囲の方々と関わる中で、コミュニケーションスキルの向上にも取り組みました。これまで自己流で突き進んできた私にとって、他者と協力しながら仕事を進めるという考え方は大きな変化でした。

1回目の利用時には一般枠で営業職に就きましたが、自分の限界を超えてしまい、再び心身のバランスを崩してしまいました。2回目の利用では、自分の特性と向き合いながら障害者枠での就職を目指し、事務補助として再出発しました。

安定した就労と自信の獲得

現在、私は障害者枠で就職し、事務の仕事を続けています。職場では任される業務が少しずつ増えており、責任感を持って取り組む日々です。以前の私なら、頼まれると断れずに仕事を詰め込みすぎてしまうことが多々ありましたが、今ではスケジュール管理を見直し、無理のない範囲で仕事に取り組めるようになりました。

また、休憩の取り方や業務の進め方を工夫することで、精神的にも肉体的にも安定した状態を保てるようになりました。Kaienでの学びが、私の仕事だけでなく生活全般にも良い影響を与えています。

後輩への指導できる人としての成長を目指して

現在の職場での就労が1年半を超え、私の中には新たな目標が生まれています。それは、自分の仕事の幅を広げること、そして後輩に指導できる立場になることです。これまでの経験を活かしながら、自分自身の成長と同時に、周囲の方々の成長をサポートしていきたいと考えています。

自分の特性を理解し、無理のない働き方を実践することで、私は以前よりも自信を持って仕事に向き合えるようになりました。Kaienでの経験は、私の人生を大きく変えるきっかけとなり、今後の私のキャリアを支える基盤となっています。

サービスについて詳しく知りたい方はこちら
就職を目指す方
就労移行支援
自立を目指す方
自立訓練(生活訓練)
復職を目指す方
リワーク(復職支援)
学生向けの就活サークル
ガクプロ(学生向け)

まずはお気軽に
見学・個別相談会に
来てみませんか?

当社サービスの説明、事業所見学、個別相談を行っています。全体で約1時間。参加は無料です。
日によっては当日体験も可能。ご家族、支援者の方の同席もできます。ぜひお気軽にご来所ください。

無料で相談する LINE 友だち登録 & 資料請求