50代でも再出発できる。私が見つけた新しい働き方

※画像はイメージです。

不登校から始まった生きづらさ

小学校高学年の頃から、家庭での不和や学校での集団活動への苦手意識が原因で、不登校気味になりました。友人関係を築くのも難しく、自分がどこにも居場所を見つけられない感覚が強くありました。この頃から「自分は他の人と違う」と感じることが多く、将来の希望も見えないまま過ごしていました。

進学を諦め中学卒業後に始めたアルバイトでも、人間関係のストレスが大きな壁になり、長く続けられませんでした。この時期から心の中に「働くのは怖い」という感情が芽生え、さらに自信を失っていきました。

シングルマザーとしての苦悩

20代で結婚し、子どもを育てる専業主婦として忙しい日々を送っていましたが、結婚生活は思うようにいかず、30代で離婚しました。それからはシングルマザーとして経済的な負担を背負い、日々の生活に追われる中で、次第に精神的な余裕を失っていきました。

子どもが成長し、自分の時間が増えた頃には再就職を考えましたが、職場の対人関係や仕事のプレッシャーで体調を崩してしまい、長く働き続けることができませんでした。その結果、うつ病やPTSDの診断を受け、「自分にはもう働く力が残っていないのではないか」と思うようになりました。

就労移行支援で見つけた自分のペース

そんな私を支えたのが、就労移行支援の存在でした。最初は不安が大きく、「私に何ができるのだろう」と悩みましたが、担当スタッフの方が丁寧に話を聞き、私に合ったペースで進めてくれることで、少しずつ気持ちが楽になりました。

食品工場での軽作業は、単純で繰り返しの多い作業が中心で、自分に向いていると感じました。また、職場では必要以上に他人と関わることもなく、無理のない環境で働けたことが、自分のペースを取り戻すきっかけになりました。何よりも、自分の特性を理解してくれる職場に出会えたことが大きな安心感を与えてくれました。

新しい目標に向けての一歩

現在、私は週4日の勤務で安定した生活を送れるようになりました。月々の収入はまだ少ないですが、自分が働けているという実感は、過去の自分には想像もできなかった喜びです。

今後は、さらにスキルを身につけ、自分の幅を広げたいと考えています。また、自分の経験を活かして、似たような境遇の方々の役に立てる活動にも興味があります。

50代からの再出発は決して簡単なものではありませんでしたが、「自分のペースで無理なく働くことができる」環境を得られたことで、新しい人生の扉を開けることができました。就労移行支援を利用して得た学びと経験は、これからの私を支える大切な力となっています。

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