
友達ができない日々の悩み
大学生活をスタートさせたものの、友人作りに大きな壁を感じていました。講義やサークルでは周囲の学生が自然に会話を楽しんでいるのに対し、自分は声をかけるタイミングや話題を見つけられず、孤独感を抱える毎日でした。「このまま大学生活が終わってしまうのでは」と不安に感じていたところ、大学のカウンセリング室でガクプロを紹介されました。「人間関係のスキルを学べる」と聞き、迷わず参加を決めました。
ガクプロでの第一歩
ガクプロに参加し、最初に取り組んだのは「自己紹介スキル」のトレーニングでした。自分の興味や趣味をシンプルにまとめて話す練習を行い、それを相手に伝える練習を何度も繰り返しました。また、話しかけるきっかけを作る方法や、相手の話を引き出す質問の仕方を学びました。グループワークを通じて、自分と似た悩みを持つ仲間と出会い、共感し合うことで少しずつ心が軽くなっていきました。
実践から得たつながり
ガクプロで学んだスキルを使い、講義やサークル活動の場で積極的に話しかけてみました。最初は緊張しましたが、「今日の授業どう思った?」など簡単な質問から始めると、意外にも相手が笑顔で返事をしてくれる場面が増えました。徐々に日常会話の感覚をつかみ、少しずつ人との関係を築けるようになりました。また、自分のペースで無理なく取り組める環境が、自信を深める大きな助けになりました。
これからの目標
現在は、サークル活動で新しい友人と週末に出かける計画を立てるまでになり、大学生活が一層楽しくなりました。次の目標は、さらに幅広い人間関係を築くことと、グループ活動で積極的に意見を出せるようになることです。ガクプロで学んだスキルは、これからの人生でも役立つと感じています。新しい挑戦を続け、大学生活をさらに充実させていきたいと思っています。
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