リワークで変わった私。苦手と向き合い、家族との会話を取り戻す

この記事をいいねした人の数
▪年齢:50代
▪診断名:うつ
▪特性/苦手なこと:処理スピードが遅い


”スピードが遅い”特性が仕事で壁になった経験

ーー「優しい」。それが私の性格を表す言葉だと思います。幼少期から周囲と大きく違うと感じたことはありませんでしたが、私には明確に苦手なことがありました。それは、物事をパッと処理する「スピード」です。

以前働いていた工場では、時間通りにノルマを達成しなければなりませんでした。ゆっくりであれば作業をこなせるのですが、速さを求められる環境では、時間内に目標を達成できず、それが大きな壁となりました。この特性が合わず退職した後、私はしばらく家で引きこもる状態が続きました。

リワークセンター利用を後押しした妻の提案

動けなくなっていた私を見て、妻が色々と支援先を探してくれました。その時に見つけてくれたのが、Kaienのリワークセンターでした。

体調が悪く、なかなか体が動かない人もいる中で、私が利用を決断できたのは、妻の提案のおかげです。妻の言葉を聞いて「そうだ、行ってみよう」と納得できました。リワークセンターに来て、同じ悩みを持った方と交流できる場所であり、認知行動療法を通じて困難を解決する方法を学べると知りました。

リワークプログラムで「苦手意識」を克服

リワークセンターに通い始めて、私の中に具体的な変化が生まれました。

特に印象に残っているのが「情報共有」のプログラムです。元々、人前で発表することに苦手意識がありましたが、「自分で話す内容を考えて、人前で話す」という機会に積極的に挑戦する気持ちを持てるようになりました。回を重ねるごとに慣れ、人との関わりへの抵抗感が少しずつ薄れていくのを感じています。

また、以前経験のあったデザインのスキルも、クリエイティブコースへの参加で感覚が蘇ってきました。これは今後の再就職活動で活かせる大きな武器になると感じています。

以前は人に対して拒絶反応のようなものがありましたが、プログラムや交流を通して、人と喋れることに慣れてきたのが、一番大きな変化です。

リワークを卒業し、家族の笑顔を取り戻す

現時点での私の目標は、家族と一緒に楽しく会話ができるようになることです。

今は家で黙り込んでいることが多く、子どもと一緒に笑って会話をすることが難しいと感じています。まずは、リワークセンターで得た前向きな気持ちを活かし、日常から僕自身が笑顔になれたら、と思っています。

リワークでの経験を無理のない範囲で家庭に持ち帰り、家族の笑顔を取り戻すこと。それが、私の目指す未来です。

この記事に共感した、
またはお気に入りの場合は
いいねをクリック!
サービスについて詳しく知りたい方はこちら
就職を目指す方
就労移行支援
自立を目指す方
自立訓練(生活訓練)
復職を目指す方
リワーク(復職支援)
学生向けの就活サークル
ガクプロ(学生向け)

まずはお気軽に
見学・個別相談会に
来てみませんか?

当社サービスの説明、事業所見学、個別相談を行っています。全体で約1時間。参加は無料です。
日によっては当日体験も可能。ご家族、支援者の方の同席もできます。ぜひお気軽にご来所ください。

無料で相談する LINE 友だち登録 & 資料請求