
いじめと挫折の日々
子どもの頃、いじめにあった記憶が今でも鮮明に残っています。楽しい思い出と言えるものはほとんどなく、日々が苦しく感じられました。中学受験や大学受験でうまくいかなかったこともあり、次第に自分にはできないことばかりだと思うようになっていました。そのような状況で、親からKaienを勧められましたが、最初は「いやいや」の気持ちで通うことになりました。
自分の気持ちを整理できる場所
Kaienに通い始めてから、家族以外で自分の話をじっくりと聞いてくれる大人(スタッフ)と出会うことができました。自分の考えを整理できるようになり、「自分には何ができるのか」と向き合う時間が増えました。最初は、どうしても周囲と距離を取ってしまうことが多かったですが、少しずつ仲間との距離感をとる練習ができるようになり、自分に合ったペースをつかむことができました。
否定されない環境で自信を持つ
Kaienの環境は、私がこれまで経験してきた「否定」ではなく、自分が活躍できることを肯定的に受け入れてくれる場所でした。フィードバックをもらうことで、自分の強みに気づくことができ、少しずつ自信を持つことができました。この経験が、私にとって大きな転機となりました。自分を否定せず、ありのままでいることができるようになったのです。
進むべき道を自分で決める
Kaienでの経験を経て、私は自分にとって大切なことを見つけることができました。最初は「東大に行けなかった自分はダメだ」と思っていましたが、次第に「学校と人生は関係ない」と思えるようになりました。強みを活かして就労B型で働くことを選び、今は自分のペースで成長しながら働いています。将来的には企業での就労を目指したいと思っていますが、焦らず、等身大の自分を大切にしながら進んでいこうと思います。
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