Kaienで見つけた強みと前進への道

転職を繰り返す自分への不安

これまで、物流や倉庫、営業、接客・販売など、さまざまな仕事を経験しましたが、どれも長く続かず、転職を繰り返してきました。自分の気持ちが落ち着かないことや、仕事をうまく続けられないことが続き、だんだん自分に対して不安や劣等感を抱くようになっていきました。奥様がKaienを卒業した経験があり、その話を聞いたことがきっかけで、私もKaienに通う決意をしました。

自分の障害特性に向き合う

Kaienに通い始めて、まず私が学んだのは、自分が持っている障害特性をしっかり理解することの大切さでした。特に、何度も転職を繰り返していた自分にとって、これは重要なポイントでした。プログラムを通じて、ADHDの特性をしっかりと把握し、自分の弱みをどう改善していくかを考えることができるようになりました。面接練習を重ねることで、自己PRの方法や仕事の進め方にも自信がつき、実際の面接でもうまく自分を表現できるようになったと感じています。

弱みを対策に変える力

Kaienでは、講師の方々からのアドバイスが非常に的確で、私は自分の弱みを改善するための方法を具体的に学びました。特に、時間管理や集中力を保つためのコツ、日々の作業をどう分解して取り組むかなど、実践的なアドバイスが多く、自分にとって非常に有益でした。こうした学びを通して、弱みを単なる欠点ではなく、改善のための課題として捉えることができるようになり、前向きに取り組めるようになったのです。

自分を知り、次のステップへ

現在もKaienに通っており、さらに自分を深く知ると同時に、次のステップに向けて準備を進めています。以前よりも冷静に自分の特性に向き合い、今後どのように職業選択をしていくかを考えられるようになりました。Kaienでの支援を受けながら、次の仕事をどのように選ぶか、そしてどう自分の特性を活かしていくかが今後の課題であり目標です。自分に合った仕事で長く安定して働くために、引き続き学びを深めていきたいと思います。