目次
- 1 いわゆる「農園型」の障害者雇用で5年働いていますが、周囲のモラル(勤務中にYouTubeを見るなど)が低く、管理者の裁量でそれが許されている状況にイライラします。退職すべきでしょうか?
- 2 利用者の「におい(体臭など)」の問題にはどう対応していますか?
- 3 将来、生活介護とB型事業所をドッキングさせた、脳性麻痺の人向けの施設を独立して運営したいです。経営のアドバイスはありますか?
- 4 50歳・双極性障害です。2月から初めての電車通勤が始まります。入社までに通勤訓練はすべきでしょうか?
- 5 4月から障害者雇用で入社予定です。同期(一般枠)と仲良くなれるか不安です。
- 6 一般雇用の仕事は、障害者雇用に比べてお金を得るハードルが非常に高く感じます。なぜでしょうか?
- 7 就労移行支援の「就職率14%(就職に至らなかった層)」への評価はどうなっていますか?
- 8 観光庁で会計年度任用職員(障害者枠)として働いていますが、昇給の交渉や資格手当の請求は可能ですか?
- 9 障害者雇用にはなぜ事務職が多いのでしょうか?IT系の専門職を希望しています。
- 10 理系科目が苦手で文系を選んだASDですが、文系職のマルチタスクや高いコミュニケーション能力を求められる環境に絶望しています。理系に行くべきだったのでしょうか?
- 11 社内恋愛についてのルールはありますか?
- 12 メモを見ても独自の解釈をしてしまい、仕事がうまく覚えられません。どのような仕事なら続くでしょうか?
- 13 自分の数ヶ月分の作業量を、特定の部下が数ヶ月かけても終わらせられません。どう立ち回るべきですか?
- 14 在宅勤務中、上司の目がないとついサボってしまい罪悪感があります。
- 15 上司が初対面から苦手で、まともに話せなくなってしまいました(適応障害に近い状態)。どう伝えればいいですか?

いわゆる「農園型」の障害者雇用で5年働いていますが、周囲のモラル(勤務中にYouTubeを見るなど)が低く、管理者の裁量でそれが許されている状況にイライラします。退職すべきでしょうか?
5年続けて周囲にイライラを感じるということは、次のステップへ進むタイミング(ステップアップの時期)かもしれません。今の職場に籍を置いたまま転職活動を始め、納得のいく場所が見つかってから退職することをお勧めします。


利用者の「におい(体臭など)」の問題にはどう対応していますか?
Kaienでは、ニュートラルなアドバイスとして本人に伝えるようにしています。周囲との共同生活や、その後の就職活動で本人が不利益を被らないためです。お風呂の入り方や洗濯の仕方など、具体的な生活スキルの助言を行うこともあります。


将来、生活介護とB型事業所をドッキングさせた、脳性麻痺の人向けの施設を独立して運営したいです。経営のアドバイスはありますか?
まずは「お金(キャッシュ)」をしっかり準備することです。物件の確保や消防法などのクリア、黒字化するまでの運転資金を含めると、2,000〜3,000万円ほどは必要になる可能性があります。障害福祉は入金までに数ヶ月のラグがあるため、手元の資金力が非常に重要です。


50歳・双極性障害です。2月から初めての電車通勤が始まります。入社までに通勤訓練はすべきでしょうか?
ぜひ行ってください。事前にルートや状況を確認しておくことで、当日の安心感が全く違います。頑張りすぎず、のんびりした気持ちで準備を進めてください。


4月から障害者雇用で入社予定です。同期(一般枠)と仲良くなれるか不安です。
無理に「仲良く」なろうとする必要はありません。学生時代と違い、労働者の関係は「仕事が円滑に進むか」がベースです。ビジネスライクに、相手が働きやすい情報を共有するなど「うまくやる」ことを意識すれば十分です。



一般雇用の仕事は、障害者雇用に比べてお金を得るハードルが非常に高く感じます。なぜでしょうか?
一般雇用は仕事の範囲が広く、スピードや同時並行、暗黙の了解(阿吽の呼吸)を求められる場面が多いからです。特に日雇いなどは負荷が高いものが多いため、自分の特性に合った環境を選ぶことが大切です。


就労移行支援の「就職率14%(就職に至らなかった層)」への評価はどうなっていますか?
100%を目指すと「受かりやすい人だけ」を選別する組織になってしまいます。支援機関としては、就職できなかった場合も「失敗」とせず、本人が納得して次の財産(別の支援や生活)に繋げられるかを重視しています。


観光庁で会計年度任用職員(障害者枠)として働いていますが、昇給の交渉や資格手当の請求は可能ですか?
公務員の会計年度任用職員の場合、給与体系が厳格に決まっているため、個別の昇給交渉は一般的に難しいです。資格手当も、その資格が直接的に利益や業務効率に直結する仕組み(経済合理性)がない限り、付かないケースがほとんどです。


障害者雇用にはなぜ事務職が多いのでしょうか?IT系の専門職を希望しています。
障害者雇用という限定された労働市場では、マッチングのしやすさから標準的な「事務職」に求人が偏りやすい傾向があります。しかし、IT系(エンジニア等)は実は事務に次いで2番目に多いパターンです。昨今はAIの影響でエントリーレベルのエンジニア採用が厳しくなっていますが、正域とされる障害者雇用枠では比較的安定して求人が存在します。


理系科目が苦手で文系を選んだASDですが、文系職のマルチタスクや高いコミュニケーション能力を求められる環境に絶望しています。理系に行くべきだったのでしょうか?
「理系なら安泰」というのは極端な白黒思考かもしれません。実際には理系職でも高い対人能力や管理能力を求められます。過去の選択を悔やむより、今の環境や興味の中で「自分の苦手が目立たない、あるいは強みが活きる」具体的なポジションを探す方が建設的です。


社内恋愛についてのルールはありますか?
特に禁止ルールはありません。ただし、利用者同士の場合はストーカー被害などのトラブルを防ぐため、個人情報の交換は慎重に行うよう案内しています。個人情報を明かさずに交流できる社内SNS(現在はLINEオープンチャット等)も活用されています。


メモを見ても独自の解釈をしてしまい、仕事がうまく覚えられません。どのような仕事なら続くでしょうか?
「真似」ができる環境を探してみるのが一つの手です。例えば、農業や特定の配送業務のように、周囲の動きを見てそのまま再現できるような、手順が安定した仕事です。自分の「できる・できない」を整理して、支援員やハローワークを通じて、差し込み作業の少ない環境をマッチングしてもらいましょう。


自分の数ヶ月分の作業量を、特定の部下が数ヶ月かけても終わらせられません。どう立ち回るべきですか?
明らかに業務のミスマッチが起きています。障害特性として「習得が極端にゆっくり」なケースもありますが、現在の業務が本人の適性に合っていない可能性が高いです。上司や人事に「この業務内容では困難である」という客観的な事実を伝え、配置転換や役割の見直しを提案するのが、お互いのためになります。


在宅勤務中、上司の目がないとついサボってしまい罪悪感があります。
オフィスにいても人間は常に100%集中しているわけではありません。集中できる数時間で成果を出せているなら、多少の息抜きは必要です。どうしても切り替えが難しい場合は、あえてオフィスに出社する日を作る、あるいはカフェ等の場所を変えて作業するなどの物理的な工夫を検討しましょう。


上司が初対面から苦手で、まともに話せなくなってしまいました(適応障害に近い状態)。どう伝えればいいですか?
利害関係のない第三者(人事に近い部署の人や、その上司をよく知る別の人)に相談してみるのが良いでしょう。会社は「好き嫌い」だけでは動きにくいものですが、業務に支障が出ているという観点から、コミュニケーション方法の工夫や、将来的な担当変更の可能性を探ることができます。




