Kaienで見つけた復学への道

※画像はイメージです。

大学生活の壁にぶつかって

高校までは何とか勉強についていけていましたが、大学に入学してから一気に環境が変わり、思うように単位を取ることができなくなりました。講義内容が難しく感じることもあれば、レポートの書き方が分からず、提出期限を守れないこともありました。周囲の友人がスムーズに単位を取っていくのを見て、「自分はどうしてこんなにうまくできないんだろう」と落ち込むことが増えました。

さらに、生活リズムが乱れ、体調が安定しない日々が続きました。授業に出られない日が増え、遅刻や欠席が積み重なり、ますます自信を失っていきました。そして、とうとう大学を休学することを決意しました。何とか復学したい気持ちはありましたが、どうすればいいのか分からず、途方に暮れていたとき、家族の勧めでKaienの自立訓練(生活訓練)を利用することになりました。

生活の基盤を整えることから始める

Kaienに通い始めた当初は、「本当にここで変われるのだろうか」と不安でした。しかし、スタッフの方々は私の状況をよく理解し、一つひとつの課題に対して具体的なアドバイスをくれました。最初に取り組んだのは、生活リズムの改善です。朝起きる時間を一定にすることや、食事の管理を意識することで、少しずつ体調が整ってきました。

また、時間の管理が苦手だった私は、スケジュールの立て方を学びました。1日の予定を細かく書き出し、無理のない範囲で行動することで、「やるべきことが分かる」「できたことが増える」という成功体験を積めるようになりました。こうした小さな変化が、私にとって大きな一歩でした。

学び直しの中で見つけた自信

生活のリズムが整い始めると、次は勉強の取り組み方を見直しました。Kaienでは、学習に役立つ方法や、自分に合った勉強の進め方を一緒に考えてもらうことができました。例えば、難しい内容を要約して整理する練習や、レポートの書き方を基礎から学ぶことで、以前よりも理解しやすくなりました。

また、他の利用者と話す中で、「自分だけが悩んでいるわけではない」と感じることができました。似たような経験を持つ人たちと励まし合うことで、「少しずつでも前に進めばいいんだ」と思えるようになったのです。こうした環境の中で、私は少しずつ自信を取り戻していきました。

復学に向けての新たな一歩

現在、私は復学を目指して準備を進めています。Kaienで学んだ生活管理のスキルや、勉強の進め方を活かしながら、無理のないペースで取り組んでいます。以前は「自分は大学に向いていないのでは」と思っていましたが、今は「自分なりの方法で学べばいい」と考えられるようになりました。

焦らず、自分のペースで進めばいい。Kaienでの経験を通じて、そう思えるようになったことが、私にとって何よりの収穫でした。今後も、自分に合った方法を見つけながら、少しずつ目標に向かって進んでいきたいと思います。

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