仕事の悩みを解決した「Kaien」で見つけた自分に合った働き方

※画像はイメージです。

大学を退学し、次のステップに悩む日々

私は大学生の時、講義についていけず、通信課程に転籍しましたが、単位が取れず退学することになりました。その頃から、感情のコントロールや日常生活の管理(掃除、炊事、金銭管理)に課題を感じており、親は支援機関にも相談していたようです。最終的には、障害者就業生活支援センターの薦めもあって、Kaienでの支援を受けることに決めました。

就職活動に関しては、障害者雇用を考える中で、どこで自分の強みが活かせるのか、また、どのように社会と関わっていけるのかが大きな不安でした。特に、職業的な経験もなく、就労に対する不安が大きかった私は、まず生活面での課題に取り組むことにしました。

Kaienで学んだこと―自分に合った環境を見つける

Kaienでは、まず自立訓練として生活全般にわたるサポートを受け、感情のコントロールや日常生活の管理を少しずつ改善していきました。掃除や炊事、金銭管理といった基本的な生活スキルを向上させる中で、徐々に自信を取り戻していったことが、就職活動を進める力となりました。

その後、就労移行支援を利用しながら、私の特性を理解するために週に1回、支援者と面談を行いました。ASDの特性を具体的に理解することで、どのような仕事環境なら自分のパフォーマンスを発揮できるのかを考えることができました。特に、ルーティン化された作業環境や、正誤がつきやすい仕事、また一人で黙々と作業を進める環境が向いていることが分かりました。このような環境において、自分のトガリを活かし、精度や速度を上げていくことができました。

ジョブマッチングの成功と内定

Kaienでは、ジョブマッチ型の実習を数回行い、その過程で自分の特性に合った職場を見つけることができました。支援者とともに、どの企業が自分に合っているかを考え、特性に配慮したジョブマッチングを実施しました。その結果、内定を獲得し、就職への道が開けました。

実習中には、グループワークもありましたが、個人作業が中心となることで自分のペースで取り組むことができ、軽作業を通じて技能を向上させました。実習を終えて内定が決まり、その後は職場での適応をサポートしてもらいながら、就職を果たしました。

就労後の定着と今後の目標

現在、私は事務として就職し、6ヶ月間の就労定着支援を受けています。就労後は、定型入力業務に加え、軽作業にも少しずつ取り組んでおり、スキルアップを図っています。職場では、人と接する機会は少ないものの、自分に合った仕事の進め方を実践しながら、他の人と関わる機会も増えてきました。

また、定期的に就労先と連携し、障害に対する理解を深めてもらいながら、引き続き働き続ける環境を整えていきたいと考えています。私自身も、できるだけ元気な姿を見せるよう努力し、職場に顔を出すことを大切にしています。まだまだ改善できる点は多いですが、徐々に自分に合った働き方を模索しながら、就労を定着させていくことが目標です。

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