Kaienを通じて見つけた新しいキャリアの形

※画像はイメージです。

不安と向き合う日々

私の子ども時代は、活発で好奇心旺盛でしたが、同時に注意力の散漫さや多動傾向もあり、時々怒られることがありました。好奇心からいたずらも多く、周りの人々に迷惑をかけることもありましたが、それでも自分の世界を探求することに夢中でした。

しかし、思春期に入ると状況は変わりました。小学校4年生の時、祖父の死をきっかけに2週間ほど保健室登校をし、その後、高校1年生の冬から完全に不登校になりました。高校2年の冬に通信制高校に転学しましたが、ほとんど通うことができず、レポート提出はしっかりとこなして無事卒業を迎えました。

大学生活では、アメリカの大学に進学しましたが、嫌いな科目のスモールテストのスケジュールを把握できなかったり、集中力が続かなかったりして単位を取れず、最終的に卒業を断念。帰国後はしばらく日雇いのアルバイトをしましたが、その後は1年ほど引きこもり生活を送ることになりました。

Kaienとの出会い

そんな中、知り合いからKaienの存在を聞き、実際に見学に行くことにしました。クリエイティブコースに興味を持ち、他の施設も体験しましたが、Kaienには実際の仕事に近いプロジェクトが多数ある環境や、上司経験のある講師がいることが魅力的に感じました。自分にとっては、必要なソフトスキルを学べる場だと感じ、通所を決めました。

Kaienでは、ただの訓練ではなく、実践的な経験を積むことができる点が特に良かったです。講師の方々は、経験豊富で理解も深いため、スキルだけでなく、どうして自分が苦手なのか、何が自分にとって最適な方法なのかを丁寧に教えてくれました。

少しずつ前進した就職活動

Kaienでは、自己分析をしっかり行う時間があり、自分の強みや弱みを見つめ直しました。クリエイティブコースでの訓練を通じて、仕事に必要なソフトスキルを身に付けることができ、自信が持てるようになりました。また、実際にプロジェクトを通して仲間と協力することや、コミュニケーションを取ることが、私にとって非常に大きな経験となりました。

その後、障害者枠で事務職のデータ入力や研修、広報のアシスタントとして実務経験を積みました。転職エージェントに自分で登録し、別の会社に転職して障害者枠で正社員として働き始めました。転職先では、仕事内容は一般の社員と変わらず、直属の上司1人以外には障害のことを伝えずに働いています。現在は、転勤のない特定職として、安定した環境で働いており、徐々に自分のペースで仕事をこなすことができるようになっています。

自分のペースで働ける幸せ

Kaienで学んだことは、単にスキルを身に付けることだけではなく、自分のペースで無理なく働く力を身につけることができたことです。引きこもりや不登校の経験がある私にとって、社会復帰は大きな挑戦でしたが、Kaienでの支援を通じて自信を持ち、少しずつ自分に合った働き方を見つけることができました。

今後も、自分に合った職場で無理なく働き続けることを目指して、成長していきたいと思います。障害を抱えた私でも、支援を受けながら自分らしいキャリアを築くことができることを、Kaienでの経験を通じて実感しました。

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