Kaienで見つけた自分らしい働き方

※画像はイメージです。

社会とのギャップを感じた日々

私は、子どものころから人と上手く関わることが苦手でした。自分の思い通りに物事が進まないことが多く、特に学校や社会生活では常に自分が孤立しているような感覚を抱いていました。成人してからもその感覚は変わらず、社会の中で自分の居場所を見つけることができませんでした。仕事を始めてからも、仕事のペースや周囲の人たちと合わせるのが大変で、最初はすぐに辞めてしまいたいと思うことが多かったです。

その頃、家族からKaienを勧められました。正直に言うと、最初はあまり気が進みませんでした。「また、何かを変えようとしても無駄だろう」という思いが強く、サービスに通うことに対して前向きには考えられませんでした。しかし、他に道が見つからないという思いもあり、通い始めることに決めました。

自分を理解するための第一歩

Kaienに通い始めてから、まず最初に感じたのは「自分の気持ちを話せる場所がある」ということでした。これまでは誰にも本当の自分を話せずに、ただ我慢して過ごしてきました。Kaienのスタッフや他の利用者との関わりの中で、自分が抱えている不安や悩みを少しずつ打ち明けることができました。最初は、自分の感情をうまく言葉にするのが難しかったのですが、スタッフがその都度丁寧に聞いてくれたおかげで、自分の気持ちを整理する力をつけることができました。

少しずつ、自分がどんなことで苦しんでいるのかを理解するようになり、過去の経験に対しても新しい視点を持つことができました。これまで自分を責めていた部分に、少しずつ向き合えるようになり、そのことが次第に自信に繋がっていきました。

自分の「できること」を活かせることが仕事に

Kaienの環境は、私にとって大きな変化をもたらしました。ここでは、できることに対して「よくやったね」と認めてもらえることが多く、これまで感じていた「できない自分」を少しずつ払拭することができました。スタッフからもフィードバックをもらう中で、自分が苦手としていることがあっても、他の得意なことを活かせる方法を見つけられることに気づきました。

農業の仕事を始めたのも、Kaienでの経験がきっかけでした。元々、自然が好きで、老後は自分の畑を持ち、自給自足の生活をしてみたいという憧れを持っていたため、農業関連の求人を見つけた時は「これだ」と思いました。また、訓練の中で定型業務をコツコツこなしてくことが得意と分かったので、農業の仕事は自分に合っていると感じました。実際に働いてみると、周囲と比べることなく、自分のペースでできることをやっていくことが、私にとってはとても大切だと分かりましたし、今楽しく安定して働けていることが自分の自信になっています。

自分のペースで未来を歩む

Kaienを通して、私は「自分にはできないことがある」と認めることができるようになりましたが、それと同時に「できることもある」という自信を持てるようになりました。仕事においても、最初は自分にできるのか不安だった農業の仕事ですが、今では自分のペースで着実に進んでいけるようになっています。収入はまだ少ないですが、無理せずに少しずつ成長できる環境に感謝しています。

今後も、焦らず、自分のペースで働きながら、もっと自分の強みを活かせる場所を見つけていきたいと考えています。Kaienでの経験を通して、自分のペースで歩むことが大切だと感じています。そして、何よりも自分らしく生きるために、これからも無理なく前に進んでいこうと思います。

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