自分への自信を深められた半年間

※画像はイメージです。

幼少期からの「普通」プレッシャー

私の両親は共に高学歴で、私にも高い期待を抱いていました。3歳児検診で「自閉傾向あり」と診断されましたが、両親はその事実を受け止めきれず、「普通の子ども」として育てることを望みました。

しかし、私は子どもの頃から落ち着きがなく、授業中もじっと座っていられないことが多々ありました。成績が悪いわけではありませんが、周りと比べられるたびに、自分が劣っているように感じてしまい、内面で葛藤する日々を送っていました。

普通じゃないけど…苦手な部分には自覚がない

そんな私がKaienの自立訓練(生活訓練)を利用することになったのは、母が私の障害を受容し、「生活習慣や金銭管理を身につけ、適職を見つけて就職できるように」と考えたのがきっかけでした。通所を始めた当初、私は自分に何ができるのか、何が苦手なのかを把握できていませんでした。

Kaienでは、毎月の目標を設定し、それを1つひとつ達成するというプロセスを繰り返しました。最初は簡単な目標からスタートし、少しずつ難易度を上げることで、達成感を積み重ねていきました。この方法は私にとって非常に効果的で、やる気を維持しながら成長を実感できました。

自分って「過剰適応」だったんだ…

通所する途中でジムに立ち寄るようになり、運動を日常生活の一部にすることができました。運動を習慣化したことで、身体的な健康だけでなく、心の安定も得られるようになりました。また、金銭管理のプログラムでは、最初は1ヶ月1万円という少額のお小遣いでの収支管理からスタートし、最終的には大きな金額を自分で運用できるようになりました。

さらに、自分の「過剰適応」についての自覚を持てるようになり、グループワークの中で無理をせず、自分の限界を見極めて言動をコントロールする方法を学びました。これにより、人間関係においても少しずつ自信を持てるようになりました。

就労移行へのステップ

目標としていた「6ヶ月で就労移行への移籍」を達成し、現在は就労移行支援を利用して就職に向けた準備を進めています。Kaienでの自立訓練(生活訓練)を通じて得たスキルや習慣は、今の私にとって大きな財産です。

振り返ると自立訓練(生活訓練)での半年間は、私にとって自分自身を見つめ直し、自分らしい未来を考える貴重な時間でした。これからも新たな目標に向けて、一歩ずつ前進していきたいと思います。

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