※画像はイメージです。

孤立と成功が交錯した学生時代

子どもの頃から人付き合いは苦手で、周囲から浮いてしまうことが多い学生時代でした。運動も得意ではなく、孤立することがしばしばありました。一方で勉強は得意で、学年トップクラスの成績を維持していました。しかし、友人との距離感がわからず、自分では親しいつもりでも相手にとっては負担になっていることに気付けず、結果的に関係がうまくいかなくなることが多かったです。このバランスの悪さが自分の特性に由来するものだと知るのは、Kaienを利用してからのことでした。

社会に出て直面した「疲れ」と「失敗」

大学卒業後は営業や接客業に就きました。人と接する仕事では一定の成果を上げることもできましたが、自分でも気づかないうちに疲れを溜め込んでしまうことが多々ありました。「なんとかなるだろう」という気持ちで無理を重ねた結果、心身ともに限界を迎え、仕事を続けることが難しくなりました。この時、自分に向いていない分野があることを受け入れる必要性を感じ、支援機関を訪れることにしました。

Kaienで見つけた「疲れ」との向き合い方

就労移行支援の利用を開始してから、私は自分の特性を整理し、何が自分を疲れさせるのかを見極める作業に取り組みました。Kaienのプログラムでは、週替わりでさまざまな課題に取り組むことで、自分の得意・不得意を客観的に分析できる仕組みがありました。特に効果的だったのは、自分のコンディションを記録する方法でした。「今日はこれをやったから疲れた」「この仕事は比較的スムーズにこなせた」といった細かい記録を積み重ねることで、自分に合う仕事のスタイルが徐々に見えてきたのです。

安定した働き方への道筋

現在、私はクリエイティブ関連の専門職に就いています。自分がどのような仕事なら継続できるのかを明確に理解したことで、以前よりも働くことへの不安が軽減されました。また、Kaienでの訓練を通じて、特性に応じた対策を自ら考えられるようになり、週5日勤務を安定して続けられるようになったのも大きな進歩です。就労移行支援で得た経験は、これからのキャリアだけでなく、生活全般の安定にもつながっていると感じています。これからも自己理解を深め、さらなる成長を目指していきたいです。現在は障害者雇用枠で経理職に従事しています。以前の職場で働いていた時に、簿記の資格を取得していたので、得意を活かすとしたら経理が自分に合っていると思いました。

現在は、継続して勤務できていることに安心感を覚えると同時に、就労移行支援で得た自己理解の成果を実感しています。今後は、職場でさらに自分らしい働き方を模索し、感情のコントロールを続けながら長期的にキャリアを築いていきたいと考えています。これからも、成功体験を積み重ね、自分の可能性を広げていけるよう努めていきたいです。

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