小さな一歩が大きな変化を生む

※画像はイメージです。

高校生活と自分を知る

私は小学生の頃から、周りの子供たちと違って落ち着いていない部分がありました。授業中に集中できなかったり、宿題を忘れたりすることが多く、学校ではよく注意されていました。それでも、私はあまり気にせず、自由に過ごしていました。しかし、成長するにつれて、何かが違うと感じ始めました。特に、周囲のペースに合わせるのが難しく、自分の行動をコントロールできないことで、時々つまずいてしまうことがありました。

高校時代、私は自分がなぜこうなのかを深く考えることはありませんでしたが、少しずつ自分の特性に気づき始めました。それでも、周りの期待に応えるのが精一杯で、特に勉強に集中できないことが辛かったです。この時期、特に進路について悩みましたが、自分に向いている仕事や生活スタイルがわからず、途方に暮れることもありました。

Kaienとの出会いと新しいスタート

高校卒業後、私は就職を考えましたが、自分の特性やペースに合った職場が見つからず、悩んでいました。そんな時、父がKaienの就労移行支援を勧めてくれました。正直、最初はどんなサービスなのかよく分からず、ただ新しい学校に通うような感覚で利用を始めました。

Kaienでは、仕事に必要なスキルや自己管理の方法を学びながら、少しずつ自分を知ることができました。特に、仕事のルーチンやスケジュール管理の重要性を学び、ADHDに関連する特性に対する理解を深めることができました。また、スタッフのサポートを受けながら、少しずつ自分に合ったペースで生活や仕事に取り組むことができるようになったのです。Kaienでの学びが、今の自分の土台となっています。

飲食店での仕事と成長

現在、私は飲食店でスタッフとして働いています。最初は、忙しい店内での業務に圧倒されましたが、Kaienで学んだ時間管理や注意を集中させる方法を実践することで、少しずつ仕事に慣れてきました。特に、業務が細かく分かれていることが私には合っており、自分の役割を理解し、次にやるべきことを決めるのが少し楽になりました。

最初の頃は、仕事の後に振り返りを行い、次に活かせるように自分なりの改善点を見つけていきました。周りのスタッフとコミュニケーションを取ることが時々難しく感じますが、少しずつ慣れ、仕事を終える頃には自信が持てるようになってきました。お客様の反応もポジティブなものが多く、嬉しく感じることも増えてきました。今では、自分ができることを少しずつ増やしていくことに、前向きな気持ちを持っています。

今後の目標と自分の成長

私の今後の目標は、飲食店でさらに経験を積み、将来的には店舗運営に携わりたいと考えています。自分にとっては、日々の仕事をこなす中で自信をつけ、さらにスキルを高めていくことが重要だと思っています。また、少しずつ自己管理ができるようになり、職場の中でも自分らしく働けるように努力しています。

また、今後は仕事を通じて、人とのコミュニケーション力も向上させたいと思っています。飲食業は人と接することが多いため、より良い接客ができるように、さらに学びを深めていくつもりです。自分のペースで少しずつ前進していき、仕事を通じて自分の可能性を広げていけたらと思います。

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