Kaienで学んだ自分らしさ。ASDを持つ女性の成長と挑戦

※画像はイメージです。

海外から日本へ、発達障害と向き合った子ども時代

私は幼少期、父の転勤で海外で過ごし、小学3年生で日本に帰国しました。スイスでは5歳の時に発達障害と診断され、その後の日本での生活には少し苦労しましたが、幸いサポーティブな環境が整っていたおかげで、少しずつ学校生活に馴染むことができました。

対人関係の面では、思うようにうまくいかず、特に小学校時代は友達との距離感に悩み、人間関係において何度も壁を感じました。しかし、私の得意なことは英語だったため、その分野では自信を持って取り組んでいました。思春期に差し掛かると、自分の特性を理解し始め、周囲とどう接すればよいのかを模索する日々が続きました。

動物看護学校卒業と就職活動の壁

動物が好きだった私は、動物看護専門学校に進学し、卒業することができました。家族から特にサポートを受けることはありませんでしたが、先生方の配慮により、無事に卒業することができました。しかし、その後、就職活動に挑戦したものの、なかなか内定を得ることができず、アルバイトにも受からない日々が続きました。

動物に関わる仕事に就きたかったのですが、就職活動や面接でのコミュニケーションに苦しみ、壁を感じていました。そのとき、次第に自分の特性を理解し、仕事にどう活かすかを考え、Kaienに通うことを決意しました。

Kaienでの学びと成長

Kaienに通い始めてから、私は多くのことを学びました。特に印象深いのは、対人関係の距離感を学んだことです。小学校時代には人との接し方がうまくいかず、人を殴ったりしてしまうこともありましたが、Kaienでは自立訓練(生活訓練)のグループワークなどを通じて、人との距離感を学び、少しずつ改善していきました。

また、感情のコントロールにも取り組みました。自分の気持ちが高ぶったときにどう落ち着かせるか、どのように表現するかを学び、少しずつではありますが、感情の波をうまく管理できるようになってきました。さらに、Kaienでは概ね無遅刻無欠席で通うことができ、日々の生活においても自分のペースで取り組みながら成長を感じています。

これからの目標と挑戦

現在、私はまだKaienに通いながら自分のペースで進んでいますが、今後の目標は動物看護の分野で、さらに自分を活かす方法を見つけていくことです。就職活動でつまずいた経験を生かし、今後は自己理解を深めながら、よりスムーズに仕事に繋げられるようにしていきたいと考えています。

Kaienでの学びを生かして、自分らしい形で社会に貢献できるよう、引き続き努力していきます。私自身、まだまだ成長途中ではありますが、Kaienで得た経験を胸に、前向きに挑戦していきたいと考えています。

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