注意欠如多動症を抱える私の再出発。Kaienで気づいた強みと安心感

※画像はイメージです。

授業中にじっとしていられない子どもだった

私は子どもの頃から「落ち着きがない」と周囲から言われていました。授業中に席を立ったり、隣の友達に話しかけたりすることが多く、先生に注意される日々。道具箱はいつもぐちゃぐちゃで、宿題や提出物を期限通りに出せた試しがありませんでした。この頃から、自分の行動が周囲に迷惑をかけていると感じながらも、どうすれば改善できるのかわからず、モヤモヤとした感情を抱えていました。

社会人になっても続いた混乱。多重ブッキングと後回しの癖

大人になり、社会人として働くようになってからも苦労は続きました。複数人と連絡を取る仕事では、自分の中で話が混線してしまい、結果的に相手に迷惑をかけてしまうことが多々ありました。また、スケジュール管理ができず、トリプルブッキングをしてしまったこともあります。物事を後回しにする癖もあり、期限直前になって慌てることが何度もありました。こうした失敗を繰り返す中で、自分に自信を持てなくなり、仕事を続けることへの不安が募りました。

Kaienで見つけた「集中力」と「環境調整」のヒント

そんな中、親が発達障害について勉強する中でKaienを見つけてくれました。最初は「自分が変わるなんて無理だ」と思っていましたが、通所を始めてから少しずつ変化が見られるようになりました。Kaienでは、自分の集中力がどのように変化するのかを検証し、得意な業務と苦手な業務を明確にしました。例えば、単純作業には集中しやすいものの、細かな計画を立てる業務では注意が逸れやすいことがわかり、そうした業務への対策を考えることができました。

また、苦手な業務も「最低限こなせる環境」が何かを理解することで、苦手意識が薄まりました。結果として、自分が得意とする分野に集中できるようになり、業務の中で新たな強みを見つけることができました。

安心して働ける環境とこれからの目標

現在、私は事務職として働いています。安心して働ける環境に身を置いていることで、少しずつ自信を取り戻しつつあります。しかし、過去の失敗体験が頭をよぎることがあり、何も指摘されない状況に対して過敏になってしまうこともあります。Kaienで学んだスキルを活かし、適度に質問することで安心感を得られるよう意識しています。また、同僚や上司を信頼することで、仕事を進めやすくなり、以前よりも前向きに働けるようになりました。

今後は、過去の失敗を乗り越えながらも、仕事に対する信頼感を築き、自分らしく働ける環境をさらに整えていきたいと考えています。Kaienで得た学びは、私にとって新たなスタートを切るための大きな支えとなりました。

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