ADHDを抱えて物流業に従事する私の挑戦と就労移行支援の力

※画像はイメージです。

ADHDを抱えた私の仕事での悩みと苦悩

子ども時代、私は好奇心旺盛で活発でしたが、どうしても集中力が続かず、宿題を忘れてしまうことが多く、叱られることが多かった。思春期になると、勉強には苦手意識を持ち、社会での適応に苦労していました。特に「落ち着きがない」という周囲からの言葉に傷つくことが多かったです。しかし、部活動ではリーダーシップを発揮し、仲間との協力で自己肯定感を感じることができました。この時期に、私は「集中することの難しさ」と「他人との違い」を深く認識しましたが、それが成人してからの職場でも大きな課題となりました。

大人になってからは、数々の職場を転々としましたが、特に時間管理や業務の優先順位付けに大きな問題を抱えていました。注意力が散漫で、些細なミスが積み重なり、仕事に対する自信を失いがちでした。自分に合った仕事を見つけられないまま、精神的にも追い詰められていました。

Kaienとの出会い

そんなとき、知人からKaienの存在を聞き、思い切って利用することに決めました。最初は「本当に自分に合った支援を受けられるのか?」という不安もありましたが、カウンセリングを受け、具体的なサポートプランが提供されると、少しずつ自分の課題が整理できるようになりました。

特に、Kaienの職業訓練に参加することで、自分の強みや弱みを再認識できたことが大きな転機となりました。具体的には、時間管理やタスクの優先順位付け、そして集中力を高めるための方法を実践的に学びました。最初は少し戸惑いましたが、スタッフの丁寧なサポートのおかげで、自分のペースで確実にスキルアップを感じることができました。

物流業での現場経験と成長

Kaienを経て、私は現在物流業でピッキング作業に従事しています。最初は作業が進まないことに焦りを感じていましたが、実際の現場で働く中で、プログラムで学んだ時間管理術や、作業を分けて段階的に進める方法を自然と活用できるようになりました。最も効果的だったのは、目標を小さく設定して、達成感を感じることでモチベーションを維持できる点でした。これは、ADHD特有の「一度に多くのことを考えてしまう」傾向をうまく克服する手助けとなりました。

もちろん、今でも注意力を集中させるのが難しいと感じる瞬間はありますが、以前に比べるとミスの頻度が格段に減りました。業務の効率化が進み、少しずつ自分の自信も取り戻しています。

Kaienを通じて見つけた自分の可能性

今振り返ると、就労移行支援を受ける決断をしたことは、私にとって大きな転機でした。ADHDという特性を理解し、適切な支援を受けることで、自分の強みを最大限に活かすことができるようになったと感じています。これからも自分に合った方法で仕事に取り組み、さらに成長していきたいと考えています。

過去の自分が抱えていた「できない」と思っていたことが、実は適切な支援と工夫で乗り越えられるということを実感しました。この経験を通じて、同じように悩んでいる人々に対しても、希望を持ち続けることの大切さを伝えていきたいと心から思っています。

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