大人の場面緘黙とは?仕事で抱えやすい悩みや利用できる支援先も紹介

公開: 2023.9.25更新: 2025.5.14

場面緘黙(ばめんかんもく)とは、特定の場面でのみ会話ができない症状をいいます。典型例は「家では普通に話すのに、職場や学校では全く話せない」といったもので、仕事や学業に困難さを抱える方も多いでしょう。

場面緘黙は、人見知りなどといった性格の問題ではなく、精神疾患の一つです。そのため、障害の特性をよく知り、適切に対処する必要があるといえるでしょう。この記事では、場面緘黙の概要や仕事で抱えやすい悩み、対処法を解説します。支援先についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

大人の場面緘黙(ばめんかんもく)とは

緘黙とは、話せる能力があるのにも関わらず、言葉を発せなくなってしまう症状のことです。緘黙には「全緘黙」と「場面緘黙」の2種類があります。

全緘黙は、日常生活をとおしてすべての場面で話ができない症状です。一方、場面緘黙は特定のときだけ話せなくなってしまう症状をいいます。「家では普通に会話ができるのに、学校や職場では話せない」といった症状は、選択性緘黙とも呼ばれていました。

しかし「選択性緘黙」という名称は、当人があたかも「話さないことを選んでいる」という誤解を招く可能性があったため、アメリカ精神医学会の最新の診断基準であるDSM-5-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)では、「場面緘黙」が正式な診断名となっています。

場面緘黙は人見知りなど性格によるものとは異なる

「家では話せるのに学校や職場では話せない」という場面緘黙の症状は、人見知りなど性格によるものと考えられがちですが、決してそうではありません。

場面緘黙は、不安症という精神疾患の一つです。人見知りや緊張をしないような状況や、本人が話さなければと意識している状況で話せないケースもよくあるため、人見知りなどの性格とは関係ありません。場面緘黙は、場合によっては体が固まって動けないといった動作の影響を伴うケースも見られ、適切な支援や治療が必要です。

しかし実際には、人見知りなどの性格との見極めが難しいうえに、日本における場面緘黙の認知度が低いため、性格の問題として見過ごされるケースが多いといえるでしょう。

 

「性格の問題だから治療は必要ない」と見過ごしてしまうと、本人の社会生活に大きな支障が生じます。「特定の場面で黙り込んでしまう」などの症状が見られる場合は、早めに適切な支援や治療を受けるようにしましょう。

場面緘黙と不安障害の関係

場面緘黙は、前述のDSM-5-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)では、「不安症群/不安障害群」に分類される精神疾患です。

不安症群とは、持続的かつ過剰な恐怖や不安により、日常生活に障害をきたす行動が現れる精神疾患の総称です。場面緘黙を含め不安症を発症する背景には、心理的・身体的に不安を感じやすいといった事情があるといえます。

不安症群には、場面緘黙以外にもパニック症、分離不安症、社交不安症などがあります。

中でも、場面緘黙と社会不安症が似ていると言われることも少なくありません。社交不安症は、人前で何かをする際に過度に不安や緊張を覚え、生活に支障をきたす疾患です。特定の場面でのみ話せなくなる場面緘黙症は、社交不安症の一種と捉えられることもあります。

大人の場面緘黙の症状

緘黙は子どもだけでなく大人にも表れる症状です。大人の場面緘黙は特に職場で表れやすいといわれており、具体的な症状には以下のようなものがあります。

  • のどが圧迫されるような感覚で声が出ない
  • 質問したいことがあるのに上司や同僚に話しかけられない
  • 話しかけられたときにすぐに答えられない
  • あいさつや雑談ができない
  • 会議や打ち合わせで発言できない
  • プレゼンのように大勢の前で話すのがつらい
  • 周囲の視線が気になって集中できない など

このように、大人の場面緘黙は業務上必要なコミュニケーションに支障が出ることから、会社に居づらい状況になってしまうことも少なくありません。

場面緘黙の原因と発症の背景

場面緘黙の原因は現時点では明らかにはなっておらず、発症の背景にはさまざまな要因が絡んでいる可能性があると考えられています。さまざまな要因のうち代表的なものは、生まれつきの気質などの遺伝的な要因、また、育った環境や社会背景などの環境的要因です。それぞれについて、解説します。

生まれつきの気質や遺伝的な要素

場面緘黙の発症に絡んでいる可能性があるとされる要因の一つが、生まれつきの気質や遺伝的な要素です。

例えば、知らない人や慣れない状況に不安を覚え、適応するのに時間がかかる気質が、場面緘黙の方に共通して見られるといった調査があります。緊張しやすい、あるいは不安になりやすいといった抑制的な気質が、場面緘黙の発症に影響していると指摘されています。

また、こうした不安傾向や抑制的な気質は遺伝するとも指摘されており、親や親族が同様の気質を持つケースも少なくありません。

場面緘黙の発症率は調査によって差はあるものの、0.02%~1.89%との調査報告があります。数百人~数千人に1人の割合で、決してめずらしい存在ではないといえるでしょう。

参考:厚生労働省「場面緘黙症の実態把握と支援のための調査研究 」

育った環境や社会的背景などの環境要因

育った環境や社会的背景などの環境要因も、場面緘黙の発症に関わっている可能性があるとされる要因の一つです。

環境要因としては、入園や入学、就職、転勤などの急激な環境変化が挙げられます。新しい環境や異なる文化に慣れるのに困難さや大きなストレスを抱えると、症状を発症しやすいと指摘されています。

なお、場面緘黙の発症時期として多いのは、2〜5歳ごろです。これは、これらの年齢において、入園や入学など、家庭以外で過ごす機会が増え、症状が発覚しやすいためと考えられています。

また、厳しいしつけによる過度なプレッシャーや、あるいは過度な保護といった養育環境が発症リスクを高める可能性もあります。ただし、最近の研究では家庭環境や養育方法よりも、環境要因など社会的な要因の方が大きな影響を及ぼすと考える傾向です。

場面緘黙と発達障害の関係性

場面緘黙の症状がある方のなかには発達障害*の特性が見られることがあり、緘黙と自閉スペクトラム症(ASD)を併存している方が多いという研究結果もあります。そのため、場面緘黙と発達障害には関係があるといえるでしょう。

ただし、発達障害の方すべてに緘黙の症状が表れるわけではありません。また、緘黙の症状があるからといって発達障害であるとはいえません。

発達障害の特性で話すのが苦手な方もいますが、これは緘黙とは異なります。場面緘黙の診断には専門的な検査が必要で、「家以外の場所で話さない」という症状だけでは判断できません。

場面緘黙と混同されやすい疾患

場面緘黙と似た症状が出て、場面緘黙と混同されやすい疾患として以下のようなものがあります。

  • 全緘黙:どのような場面でも話せない症状
  • トラウマ性緘黙:強くショックを受ける出来事によって、急に生じる全緘黙の症状
  • 社交不安障害:人前で話すことに対して強い緊張や不安を感じる不安障害の一種
  • 吃音:円滑に話すことが難しい発話障害の一種
  • 失声症:突然声が出なくなる症状

これらは「話せない」という共通点はあるものの、細かい症状や原因はそれぞれ異なります。

大人の場面緘黙の診断基準

場面緘黙の診断は、DSM-5-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル)に基づいて行われ、下記5項目を満たすことが診断基準として設けられています。

  • 他の状況で話しているにもかかわらず、話すことが期待されている特定の社会的状況において話すことが一貫してできない。
  • その障害が、学業上、職業上の成績、または対人的コミュニケーションを妨げている。
  • その障害の持続期間は、少なくとも1ヶ月である。
  • 話せない状態は、その社会的状況で要求される話し言葉の知識や、言語に感じる快適さの不足によるものではない。
  • その障害はコミュニケーション症ではうまく説明されず、また自閉スペクトラム症、統合失調症、または他の精神症の経過中にのみ起こるものではない。

また、場面緘黙の程度を調べるために、「SMQ-J(日本版場面緘黙質問票)」や「SMQ-R(場面緘黙質問票)」といった診断テストが用いられる場合もあります。

SMQ-Rは子どもの場面緘黙症を調べるチェックリストです。SMQ-Jは、英語圏で作成されたSMQ-Rを、日本の文化や言語に適応させ構成し直したチェックリストです。

上記の診断基準やチェックリストを元に作成した「大人の場面緘黙のセルフチェックリスト」を、以下で紹介します。

大人の場面緘黙のセルフチェックテスト

大人の場面緘黙のセルフチェックリストの一例として、以下が挙げられます。職場などで以下のような症状が1ヶ月以上見られる場合は、場面緘黙の可能性があります。

  • 上司からの指示に返事ができない
  • 同僚や上司とすれ違っても挨拶ができない
  • 不明点があっても聞き返したり質問したりできない
  • 特定の業務で動作が遅くなる・体が動かなくなる
  • 同僚との雑談で声が出ない
  • 仕事中に不安や緊張感を強く感じる

場面緘黙の正式な診断は医師しか行えないため、セルフチェックは、あくまでも参考程度に行いましょう。当てはまる項目が多い場合には、専門医に相談しましょう。

大人の場面緘黙の治療方法

場面緘黙は社会生活に支障をきたすため、治療を検討する必要があります。場面緘黙の代表的な治療方法は、次の3つです。

  • 精神療法
  • 言語聴覚士による支援・サポート
  • 薬物療法

一つは、認知行動療法などの精神療法です。認知行動療法では、自分の考えや行動のクセなどを把握し、どうすれば症状がよくなるのかを整理してストレスや不安を和らげます。

二つ目は言語聴覚士によるサポートです。言語療法士とは、言葉によるコミュニケーションや聴覚に関する問題に対し、身体機能の面からアプローチする専門家です。一人ひとりが抱える問題について検査や評価を実施し、必要に応じて訓練や指導、助言を行います。

薬物療法は、場面緘黙そのものに直接的な治療を行うのではなく、背景にある不安やうつ状態を薬物療法で軽減し、場面緘黙の症状を和らげる方法です。

大人の場面緘黙の方が仕事で抱えやすい悩みや困りごと

場面緘黙の方の仕事での困りごととして、以下が挙げられます。

  • 上司や同僚からの質問に声を出して答えられない
  • わからないことがあっても質問できない
  • 会議での発言が困難
  • 休憩中の雑談に参加できない
  • 注目された状況下で書類提出などの動作ができない

場面緘黙の症状は話せなくなるだけではありません。話せなくなることと併せて身体が思うように動かせなくなる「緘動」を伴う場合があります。そのため、取引先との会議中といった注目される場面では簡単な動作でも難しくなるなど、声を出す以外の困りごとも抱えがちです。こうした困難によって、仕事を続けることが難しくなるケースも少なくありません。

大人の場面緘黙の方が仕事や日常生活でできる工夫と対策

場面緘黙の方が仕事や日常生活でできる工夫や対策として、自分の特性の理解や適切な支援の活用、仕事場での合理的配慮の要請などが挙げられます。場面緘黙の特性について周囲に伝えることで、理解を得られる場合もあるでしょう。困りごとを軽減するには、自分1人で解決しようとせずに、周りのサポートを受けることも大切です。

ここからは、場面緘黙の方が仕事や日常生活でできる工夫や対策を詳しく解説します。

自分の特性を理解する

まずは自分の特性を理解することが大切です。場面緘黙といっても、どのような状況や場面において、どの程度の緘黙の症状が出るのかは人によってさまざまです。

まずは自分の特性を知ることから始めます。特性を深掘りするには、例えば、仕事で話せないのは具体的にどのような状況の時なのか、どういった人と関わる時なのかなど、メモなどに書き留めるとよいでしょう。

反対に、「仕事で話せない」といっても、こういう状況やこういう人であれば話せるといった条件があればそれもピックアップします。

自分の特性を掘り下げて知ることで、克服できることできないことなどがクリアになっていくでしょう。

特性について周囲に伝える

自分の特性を把握したら、必要に応じて周囲に伝えましょう。うまくコミュニケーションが取れずに困っているような状況があれば、職場の上司やその状況に関わる人に理解してもらえるように伝えます。

伝え方には、メールやチャットで伝える、あるいは、配慮してほしい情報を主治医に診断書にまとめてもらって提出する方法もあります。

2024年4月1日から、事業者には合理的配慮の提供が義務化されたため、障害の特性について企業に伝えると、合理的配慮を受けられます。

合理的配慮とは、障害のある方が平等に社会生活を送れるよう、教育や就業の場でそれぞれの特性や困りごとに合わせて配慮することです。

場面緘黙に対する合理的配慮には、下記のような例があります。

  • メールやメモなど筆談でのやり取りにする
  • 発話が前提となる業務は除外する
  • 会話補助装置などを導入する

場面緘黙の症状による困りごとを抱えにくい仕事を選ぶ

場面緘黙の症状が出ても困りにくい仕事を選ぶのもよいでしょう。

具体的には、人と会話を交わす機会が少なく、自分のペースで進められる仕事がよいといえます。例えば下記のような仕事があります。

  • エンジニア
  • プログラマー
  • Webサイト制作
  • 警備員
  • 工場・倉庫作業員
  • 清掃員
  • イラストレーター、漫画家、アニメーター
  • 作家
  • 新聞配達 など

適切な支援を活用する

場面緘黙により仕事に支障が出ている場合、国や自治体の支援制度を活用する方法もあります。場面緘黙は医学的には「不安症群」に分類されていますが、法律では「発達障害者支援法」の支援対象に含まれています。そのため、関連した国のさまざまな支援制度の利用が可能です。

場面緘黙の方が利用できる支援制度には、自立訓練(生活訓練)や就労移行支援、自立支援医療などが挙げられます。こうした支援の活用は、場面緘黙の方の負担軽減に有効です。

場面緘黙の方が利用できる制度や支援サービス

場面緘黙は、「発達障害者支援法」の支援対象となっています。そのため、以下のような国の支援制度を活用できます。

  • 自立支援医療
  • 障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)
  • ハローワーク
  • 障害者就業・生活支援センター
  • 自立訓練(生活訓練)
  • 就労移行支援

それぞれの支援制度について以下で紹介するので、必要に応じて活用を検討してみましょう。

自立支援医療

自立支援医療は、場面緘黙などの精神疾患を治療するためにかかる医療費の自己負担が、3割から1割に軽減される制度です。自立支援医療の対象は、以下の3つです。

  • 精神通院医療:精神疾患の治療
  • 更生医療:身体障害の治療
  • 育成治療:身体障害がある子どもの治療

場面緘黙だけでなくすべての精神疾患が対象で、継続して通院・治療している方はこの制度を利用することで治療にかかる経済的負担を軽くできます。経済的な負担が減れば、安心して治療に専念できるでしょう。

ただし、「都道府県が定める指定医療機関でしか利用できない」「1年ごとに更新が必要」といった点に注意が必要です。

障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)

障害者手帳の1つである、精神障害者保健福祉手帳は、統合失調症やうつ、発達障害などによって長期にわたって日常生活や社会生活に制約がある方を対象とした手帳です。制約の度合いに応じて、1級・2級・3級の3つの等級があります。

手帳を受けるためには、精神障害による初診日から6ヶ月以上経過している必要があるため、該当の障害について医療機関による診断を受けておかなければなりません。

障害者手帳を持っていると、公共料金の割引や各種税金の控除、生活福祉資金の貸付など、経済的な支援やサービスが受けられます。

手帳の交付を希望する方は、申請書や医療機関の診断書など必要書類を用意して、お住まいの地域の担当窓口に申請しましょう。どの等級になるかは、審査によって決まります。

ハローワーク

ハローワーク(公共職業安定所)とは、就労相談や職業紹介、職業訓練などが受けられる公的な総合雇用サービス機関です。

障害者専門の窓口が設置されており、障害に理解のある専門スタッフのサポートが受けられます。場面緘黙で、下記のような悩みを抱えている場合に相談可能です。

  • 仕事をしたいが不安がある
  • どのような仕事が向いているかわからない
  • 場面緘黙に理解のある職場を選びたい
  • 応募書類の書き方や面接対策の指導を受けたい

ハローワークの障害者専門の窓口は障害者支援に特化しているため、一般窓口を利用するより、それぞれの特性に応じた職場紹介や手厚い支援を受けやすいといえます。

関連記事:ハローワークで受けられる障害者向けの就労支援とは?メリットと注意点も解説

障害者就業・生活支援センター

障害者就業・生活支援センターとは、障害のある方の仕事と生活をサポートする公的機関です。ハローワークや保健所、医療機関などの関係機関と連携して支援をしてくれます。

具体的な支援内容は、就業支援と生活支援の大きくわけて2つです。就業支援には、ハローワークと連携した就活・就労支援や、事業主と連携した職場定着・職場適応支援などがあります。

生活支援では、日常の健康管理や障害年金の申請など、生活についてのさまざまな困りごとに対してアドバイスを受けたり、対策してもらえたりします。

関連記事:障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)とは?対象者や支援内容、利用の流れを解説

自立訓練(生活訓練)

自立訓練(生活訓練)は、障害のある方が自立した生活を送れるように、訓練・支援を行う障害福祉サービスです。サービスの利用に医師の診断は必要ですが、障害者手帳は必要ありません。

自立訓練(生活訓練)では、生活能力やコミュニケーション能力を向上させるため、また、感情をコントロールするためのプログラムなどが受けられます。これらのプログラムは、場面緘黙に至る原因となるストレスや不安を軽減させるのに役立つでしょう。

例えば、Kaienで実施する自立訓練(生活訓練)では、下記のようなスキルを学べます。

  • ストレスや不安、抑うつ的な感情を緩和する対処法
  • 人との物理的、心理的な距離感の保ち方
  • アサーション(相手を尊重し自分の意見も主張するコミュニケーション方法)

関連記事:自立訓練(生活訓練)サービスについて

就労移行支援

就労移行支援は一般就労を希望する障害のある方に対し、「職業訓練」「就活支援」「定着支援」の3段階の支援を行う障害福祉サービスです。場面緘黙の方で、一般企業などへの復職・就職を目指している方が利用できます。

例えば、Kaienの就労移行支援では、職業訓練として、ストレス対処法やコミュニケーション力を身に着けるさまざまなプログラムの受講が可能です。場面緘黙の発症に影響しかねないストレスを緩和するのに役立つでしょう。

また、就活支援として、障害に理解のある200社以上の提携企業を中心に、各個人の特性に合った職場を探す支援を行っています。定着支援として、就職後も、業務や生活の悩みの解決に向けた親身なサポートをしています。

関連記事:自立訓練(生活訓練)とは?就労移行支援との違いや併用できるかも解説

大人の場面緘黙は支援制度の利用も検討してみよう

場面緘黙とは、話ができる能力があるにもかかわらず、特定の場面で話せなくなってしまう症状です。子どもだけでなく大人にも現れる症状で、大人の場合は仕事に支障が出てしまうケースが少なくありません。

場面緘黙は性格の問題でなく、不安症の一つであるため、専門医の診断を仰ぎ、適切な治療や支援を受けるのがよいでしょう。

サポートについては、Kaienでも、自立訓練(生活訓練)や就労移行支援を提供しています。場面緘黙の特性を理解した生活や就労のサポートが可能です。

場面緘黙で自立した生活や就労にお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます

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