就職に向けて! ハローワーク主催の障害者就職面接会

Kaien就労移行支援・ガクプロ生が多数参加 スタッフも同行
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 こんにちは、Kaien池袋スタッフの森谷です。今回は2017年6月22日(木)に開催されましたハローワーク主催の平成29年度第1回障害者就職面接会に参加いたしました。

ハローワークのスケール

 前日の大雨が嘘のように晴れた6月22日、会場である千駄ヶ谷の東京体育館に向かいました。260社(!)が集うという規模の大きさは、さすがハローワーク。Kaienの訓練生たちも会場の広さ、大きさには驚いていました。

 それよりも驚いたのが人の多さ。中に入ると広い東京体育館が人で埋め尽くされています。

「まずは登録したハローワークの窓口に参加票を出して…」「Kaienのスタッフが待っている場所があるから…」スタッフの説明の声も周囲のざわめきでかき消されるほどです。説明を聞き終えた訓練生たちは真剣な表情で、各々の志望企業のブースへ向かっていきました。

発達障害、精神障害、身体障害・・・

 私が会場で改めて認識したのが、「障害者=発達障害」とは限らないということです。いつもKaienで顔を合わせている訓練生たちは発達障害の方ばかりですが、会場には車いすの方もいましたし、手話で面接を受けている方もいました。逆にパッと見るとなんら障害が無いように見える方もおり(発達障害の方もそうですね)、訓練生の中には「この中から内定をもらわなきゃいけないんですよね…」と気弱になってしまう人もいました。

 しかしここで焦っても良いことはありません。他の人と比べるのではなく、自分がこれまでに準備したものを出し切れるように頑張っておいで!と送り出すと彼も力強く頷いていました。

実際の面接は・・・スピード勝負!

 一般的な採用面談は15分から30分。長いと1時間ということもありますが、今回の面接会での面接時間は・・・おおよそ5分。あまりのスピードに呆気にとられる訓練生たち。「準備していた志望動機も自己PRも聞かれませんでした…」と何人かから聞きました。その分、障害の状態やどういうスキルを持っているかを聞かれているようです。実際、人気企業ともなると13時から16時の間に30人以上、最大で50人の分の面接をしているとのこと。そのスピードも納得です。限られた時間の中でいかにアピールできるかがポイントになりそうです。

折り返し地点? スタートライン?

 この面接会の結果は、早ければ翌日に届きます。そこから企業での二次面接、実習、最終面接を経てようやく内定という流れが待っています。今回の面接会も折り返し地点どころか、ようやくスタートラインを切ったに過ぎません。とはいえ、人混みが苦手な皆さん、お疲れ様です。まずはゆっくり休んで次に備えてもらえればと思います。

 せっかくのチャンス、精いっぱい活かしていきましょう!

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