「ガクプロ」からの就職事例

HOME大学生向け支援「ガクプロ」からの就職事例

一般枠でも障害者枠でも

ガクプロは発達障害(含・疑い)のある大学生・院生や専門学校生向けプログラムです。学習・生活面で学生生活の伴走をしながら、最終学年を中心に就職活動支援を行っています。主なセッションは平日夕方と週末に行っています。大学や専門学校に通っている方が対象です。診断がなくてもご活用いただけます。


専門学校(理系)・男性 SE 職(システム開発・保守)

自己理解ができていなかった A 平さんの場合
ガクプロでの取り組み
  • 3年間の利用(中学から放課後等デイサービスを、専門学校入学時からガクプロを利用)
  • 自分勝手に話を進めてしまう癖を、ライフスキル講座や就活セッションで修正。
  • 〈就活での迷い〉一般枠と障害者枠の動画を見て知識を得た上、
    先輩の話を聞くなかで特性を受け入れ障害枠を自ら選ぶ
就職
SE 職〈システム開発・保守〉

小さい頃から療育を受けて育った A 平さん。通級も小中で利用していました。高校はサポート校を選び、大きな問題はなく、IT の基礎が学べる3年制の専門学校へ進学。専門学校でも順調に学生生活を過ごします。課題は幼さ。おしゃべり好きですが、話題がゲームや趣味の世界から離れず、同世代との雑談や、就活を意識した面接練習で噛み合ったやり取りができません。そこでガクプロでのセッションを通じて、徐々に社会人に近づいていきました。就活については親子で意見が不一致。本人は一般雇用を希望した一方で親は配慮のある環境を望みました。本人に一般雇用のメリット・デメリットを伝え、ガクプロ終了後も Kaien と繋がり続けることを条件に一般枠で就活。親にも個別相談や親向けの講座でもしも上手く行かなくなった時の代替案を提示し安心感を持ってもらいました。就活は順調に進み、研修の手厚い IT 企業から夏頃内定連絡を受けました。

性別男性
年齢21歳
学歴専門学校(理系)
業種IT 企業
職種SE(システム開発・保守)

大学(文系)・女性 ビルメンテナンス会社 事務職

気分の落ち込みが大きかったB香さんの場合
ガクプロでの取り組み
  • 1年間の利用(卒業後に就労移行支援も半年利用)
  • グループワークなどで、自分だけが苦しんでいるわけではないことを知り精神的に安定。
  • ガクプロでの就活関連動画を繰り返し視聴。
    その上で先輩の話を聞き、特性を受け入れ配慮付きの働き方を自ら選ぶことができた。
就職
ビルメンテナンス会社 事務職

女子学生の中での立ち振る舞いが不器用で、同級生との人間関係を悪化させることが多かったB香さん。アルバイト先でもミスなどから数日で辞めることが続き、自信喪失していました。自暴自棄になる娘に、親がガクプロを紹介し、大学4年生になってから通い始めました。しゃべり場などのグループワークで他の人も同じような苦手さを持ちながら工夫をして社会に適応していっていることを知ったり、職業訓練などではミスは多いものの発想力や素直さを評価されたりしたことで、徐々に表情も柔らかくなってきました。単位がギリギリだったため、就職活動は学生時代はほとんどできず、卒業後に就労移行支援を利用して就職活動を本格スタート。当初は特性の受け止めが課題でしたが、「自分の得意を活かすには配慮があったほうが良い」と考えがまとまり、就活3社目で内定しました。

性別女性
年齢23歳
学歴大学(文系)
業種ビルメンテナンス会社
職種事務

24歳・男性 中堅製造業 エンジニア職

コミュニケーション力に自信がなかったC助さんの場合
ガクプロでの取り組み
  • 利用は大学3年生のときから4年間。
  • 毎月の個別相談をフル活用。コミュニケーションの型をたっぷりと個別指導。
  • 就活は早めにスタート、かつ興味対象を一緒に広げて、夏前に内定。
就職
中堅製造業 エンジニア職

相手の反応を考えすぎて何も話せずに会話が止まってしまう苦しみがありました。学業以外に大学での友人関係もなく、大学3年生からガクプロを利用し始めました。目的のないやり取りは苦手感がありましたが、毎月の個別相談で、授業の時にどこに座るか、始めの一言はどう話しかけるかなど、スモールステップで指導。徐々にやり取りがスムーズになりました。鉄道好きのため関連業界で働きたいという夢が強く就職活動は当初難航します。しかし早めに始動することで、失敗を繰り返す中で徐々に受ける企業の種類を広げることが出来ました。無事大学院での専門を活かせるエンジニア職に就職し、残る卒研も順調に進んでいます。

性別男性
年齢24歳
学歴大学院(理系)
業種製造業
職種エンジニア

まずはお気軽に!見学・個別相談会へ!

見学したい・相談したい

予約専用ダイヤル 平日10~17時

東京: 03-5823-4960 神奈川: 045-594-7079 埼玉: 050-2018-2725 千葉: 050-2018-7832 大阪: 06-6147-6189