「ダイバーシティーワークショップ ~発達障害の強みを生かすマネジメント~」を開催

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Kaienの野田です。

先日、企業担当の方向けに 「ダイバーシティーワークショップ ~発達障害*の強みを生かすマネジメント~」を開催いたしました。

ワークショップとある通り、職場の発達障害を“体験”して学んでいただきます。いくつかのゲームを通じて、発達障害を体感し、そして発達障害のある方のマネジメントのヒントをみなさまと一緒に探っていきました。今回のワークショップは、株式会社FVPとの共同開発となります。

凸凹なりきり体験ゲーム:全然まとまらないチーム…それぞれの凸凹を理解して課題を遂行しよう

今回のワークショップの目玉である『凸凹なりきり体験ゲーム』。参加されたみなさまには課長と課員になりきっていただき、ある課題に取り組んでもらいました。いざ、作戦会議が始まると課員はばらばらの動きをし始め課長はあたふた…。。実はこの課員たちは、それぞれ発達障害的な凸凹があるのです。そして、その凸凹をどう活かすかは課長次第。課長を中心に各チーム奮闘されていました。

名役者の方たちばかりでした

ゲーム終了後は、それぞれのキャラクターの視点で感じたことや実生活における学びをシェアしました。その中で出てきた気づきの一部を共有します。

  • 「日ごろの自分の指示の出し方の見直しにつながった」
  • 「同じ職場の人にも体験してもらうことによって、発達障害やその働きづらさについて知ってもらえそう」
  • 「お互いを理解し、持ちつ持たれつの協働ができればいいのだと思った」

体験を通じて、発達障害への理解や関わり方について考えていただき、日々の悩み・迷い・フラストレーションなどが少しでも緩和されることを目指して開発にまでいたりました。今回、こういった気づきを共有いただき開発チームとしても大変励みになるものでした。

正式リリースに向けて

今回はプレ開催ということで、ご参加いただいたみなさまから様々なフィードバックをいただきました。みなさまからのご意見をもとに、各企業様の発達障害マネジメント、ダイバーシティ研修としてお役に立てるよう改良を加えていきます。正式リリースの続報をお待ちください。

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます