「ぜひ私たちに続いてください!」

発達障害に特化した就労移行支援Kaien 修了セレモニーレポート #1
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Kaien新宿スタッフの東海林です。

この3ヶ月。Kaienでは就職ペースが上がり、年間では1拠点あたり40~50人のペース(全国平均の約10倍、当社の通常ペースに比べても1.5倍)になっています。年末の忙しさもあり、てんてこ舞いの各拠点です…。

Kaien流卒業式!「修了セレモニー」

Kaienの就労移行支援では、訓練生の就職が決まって訓練を修了する最終日に「修了セレモニー」を行っています。セレモニーでは、修了するご本人の挨拶に加え、訓練で日々接してきた上司や二人三脚で就活を進めたキャリアカウンセリング担当スタッフなどがお祝いのコメントを送ります。そして、修了生は自分の名前が刻印された記念プレートを事業所の壁に貼り付けます。

Kaien流卒業式、と言えば分かりやすいでしょうか。

涙ながらにお礼の言葉をくださる方、しみじみとこれまでの就活を振り返る方、晴々しい顔で後輩訓練生に就活のエールを送る方、クールに締める方など様々です。中には、この日の挨拶で何を言うかを内定取得時から考え始め、10分近いスピーチをされる方もいらっしゃいます。

修了される方の挨拶を聞いていると、現役訓練生の皆さんも「自分も頑張ろう」というエネルギー溢れる顔になり、セレモニー後は現役訓練生から修了生に向けて「就職後も頑張ってくださいね」などはなむけの言葉が投げ掛けられたりします。つまり、Kaienの訓練の中で私がとても好きなイベントの一つなのです!

そんな修了セレモニーの様子をKaienスタッフブログでもシリーズで紹介していきたいと思います。今回はその第一段で、2名の修了挨拶をご紹介します。当社を最近修了されたごく一部の方々なのですが、今後も様々な方の門出をお伝えして参ります。

プレート貼りの儀式(イメージ)

Fさん 20代男性 「自分にとっての課題を見つけた でも凹まずにやっていけば良い」

訓練の中で自分の弱点や課題をみつけることで、自分がどういったことで躓いてるのか、どういったことが自分にとっての課題なのかを考えることができました。今後働く中でもまた、自分の弱みや課題も見つかると思いますが、そういったことがあっても、くじけずに取り組んで行きたいと考えています。

最後に皆さんにお伝えしたいのは、失敗したり、辛いことがあったとしても、凹まずにやっていけばいいんじゃないかと言うことです。失敗して落ち込んだとしても、別にその後結果がどうなるってわけではないので、まずは前向きに考えて頂ければと思います。案外なんとかなります!

Sさん 20代男性 「自分に自信を持って、私はこうですと伝えていこう!」

Kaienの訓練では基本的にはホウレンソウとか、リーダーとして周りの方にどういった風に仕事割り振るかということを学びました。その中で一番思うのは、世の中にはいろんな人がいっぱいいるということです。優しい人もいれば怒りっぽい人もいます。たまたま接した人が例えば、ぶつかってきて怒られたとか、逆にちょっとぶつかっちゃったらすぐに相手が倒れて大変なことになったりとか色々あると思いますけど、世の中にはいっぱい人がいるので、周りを探せば味方になってくれる方が沢山います。そんなに人間関係で悩むことないです。自分に自信持って、私はこうですと伝えて行けば、世の中大抵どうにかなると思うので、皆さんももっと自信をもって、就職活動頑張ってください。私も頑張ったら結構簡単に見つかりました。皆さんも走って行けばゴールにつきますので、ぜひ私たちに続いてください!

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それぞれの就活、それぞれの支援

実はこのお二人とも私が支援担当をさせていただいたのですが、お二人の就活は対照的でした。そのため、支援内容も対照的。

お一方はKaien入所当初より、自分で情報収集をしながらバリバリ就活を進めて行った方。この方への支援としては、共有の就活進捗表を作って計画だてや優先順位を整理したり、企業選びのご相談に乗ったりがメインでした。また、Kaienから企業に連絡をとり、入社前に職場体験ができるよう依頼するなどの調整をさせていただきました。

もうお一人は、就職したい企業を自分で探すのが苦手な方。この方の就活は、Kaienから紹介できる求人の中で合いそうなものをいくつかピックアップしてご提案する形で進めて行きました。面談の中で一緒に、いろいろと自己分析を掘り下げていったことも良い思い出です。

そんなお二人がとても前向きなコメントでKaienを卒業してくださり、今後のご活躍がとても楽しみです!

発達障害の就活・職場での困り感を解消! まずはKaienの説明会へ

年の瀬が近づいていますが、また12月で訓練を修了し、1月から就労を始める方が各事業所にいらっしゃいます。今月はどのようなスピーチが聞けるのか、これまた大変楽しみにしています。

セレモニーではスタッフからの応援コメントも(イメージ)