光と影 理解ある中で伸び伸び働く人の一方で…

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Kaien社長の鈴木です。今日は久しぶりに、Kaien SOM(横浜・生麦)に行きました。

精神・発達障害の人のためのサテライトオフィスで、「相談しながら働ける」「働きながら成長する」の2つがテーマ。現在アクセンチュア社が入居されています。Kaienのジョブコーチが常駐して頻度高くコミュニケーションを取っている福祉と企業のハイブリッドモデルですね。

https://www.kaien-lab.com/jobassistance/som/

「こんな職場を紹介してくれてありがとうございます!」

これまで順調に雇用が進み、半年ほどで20人の雇用が見えてきました。一人も辞めていません。概ね順調と聞きました。

実際働く人も表情が明るい人が多く、Kaienの修了した後、サテライトオフィスで働く人からは、「紹介してくれてありがとうございます。職場で笑って働けるなんて20年ぶりぐらいです。したいと思った仕事はどんどん割り当ててくれるし、苦手な業務には配慮してもらえている。人も良いし、とても働きやすいです」とのことでした。それなりの経験がある方だったのですが、大きな挫折を経て、当社を経由して久しぶりに働く楽しさを噛み締めていました。

もちろん現在、急速に日本でのプレゼンスを高めているアクセンチュアさんの雇用術・業務管理力がものすごいのですが、Kaienが提供するサテライトオフィスでの採用活動や定着支援も効いているはずと思っています。こういう事例を一人でも多く出したいなと、純粋に思いました。

世界最大級の総合コンサルティング企業とKaienとのコラボレーション 発達障がい支援のプロが職場に常駐し職場環境を整備

上手く波に乗れない人もまだ多い

一方で、帰りの電車で次のようなニュースも見ました。確かにピーク時に比べると半分ぐらいですが…まだまだ未来が感じられない人は多い

実際、「こんな職場を紹介してくれてありがとうございます」という発言の直後に、創業以来の悲しいニュースも聞きました。当社に繋がってくれたのに…と無念な想いです。

うまく行っている人がより活躍して発達障害の特性の長所を見てもらえるように、そしていまだ自分や社会を前向きに取らえられない人の道標となるように、日々活動していきたいなと思いました。

文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス TEENS大学生向けの就活サークル ガクプロ就労移行支援 Kaien の立ち上げを通じて、これまで1,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴