就労支援フォーラム「同質選好からニューロダイバーシティへのゲームチェンジ」にパネリストとして登壇

2021年12月17日 衆議院議員の河野太郎氏も同じパネルに参加予定です
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年末恒例になっている、就労支援フォーラム。今年は久しぶりに登壇させていただけることになりました。

詳細・予約: 就労支援フォーラムNIPPON 2021 ゲームチェンジャー  ~打開から破壊まで~

ーー引用はじめーー

■ 19:45–21:15 パネルディスカッション①「同質選好からニューロダイバーシティへのゲームチェンジ」

本プログラムでは、「従来の障害者雇用の枠組みに囚われず、各人の個性を戦力として発掘・育成し、経済成長の担い手として活躍する社会を目指すべきである」というメッセージを発信します。加えて、「当事者、支援者、企業、行政が個別に課題解決に取り組むのではなく、どのように連携し、変わるべきか」について、各代表者によるパネルディスカッションを通じ、具体的なアクションの方向性を検討します。

  • 河野太郎 衆議院議員、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣
  • 平井裕秀 経済産業省 経済産業政策局長
  • 畑田康二郎 株式会社デジタルハーツプラス 代表取締役
  • 安部和志 ソニーグループ株式会社 執行役 専務 人事、総務担当
  • 大島友子 日本マイクロソフト株式会社 技術統括室 プリンシパルアドバイザー
  • 鈴木慶太 株式会社 Kaien 代表取締役
  • [進行] 高田篤史 株式会社野村総合研究所コンサルティング事業本部ヘルスケア・サービスコンサルティング部 主任コンサルタント

ーー引用おわりーー

鈴木に任されている部分は「支援者&親の立場から」の発言と理解してます。

キーワードやキーフレーズとしては、障害者雇用をコンプライアンスとしての考えから本業に貢献する戦力として見る考えに変更していくこと。支援者も自分ができる範囲を伝える障害者支援から自分よりも出来ることが多い(けれども障害特性ゆえに苦手が目立ち就業が不安定な)人の支援を企業や本人のスキルに物おじせず自らの専門性を活かして支援するノウハウを確立していくこと、一方で親としては過度に子に期待したり(いわゆる発達障害=ギフテッド的な希望だけにとらわれず)、診断名だけで判断したり(発達障害と言ってもそれぞれに多様)せずに、一人一人の顔が違うように特性も違うと理解して、等身大の特性を発揮して戦力になるための道筋を探ること、などをお話しするのだと考えています。

大島さんと畑田さんは今まで何度かご一緒しています。経産省の平井さん、ソニーの安部さんは全く初めて。NRIの高田さんはニューロダイバーシティのリサーチで当社がお世話になった方です。そして衆議院議員の河野さん。圧倒的にお忙しいので事前収録による参加になっちゃうのではないかと想像していますが、、、もしリアルにお話しできたらいったいどんな発言をされるか楽しみです。

文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス「TEENS」
大学生向けの就活サークル「ガクプロ」就労移行支援および自立訓練(生活訓練)「Kaien」 の立ち上げを通じて、これまで2,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴