「やさしい」の一歩先にあった、人に投資する特例子会社

明治安田ビジネスプラス株式会社
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明治安田ビジネスプラスは、日本を代表する保険会社である明治安田生命の特例子会社です。

創立から6年目を迎え、これまでの振り返りと、新たに見えてきたビジョンについて、人財開発担当の太田様と、採用担当の佐藤様にお話を伺いました。

雇用人数は10倍、規模と共にグループ内の貢献度も向上

聞き手)設立から約6年、雇用規模や業務内容はどのように変化しましたか

佐藤様)2017年6月の設立時は親会社やグループ企業から転籍した10名でキックオフしました。そこから8月に第一期の採用として11名のメンバーを迎え入れ、本社などから2つの業務を受託し本格的に業務を開始しました。
現在は障害者手帳を所持するメンバー数は212名(2023.4.1現在)。13のチームに分かれ常時20種類以上の業務をグループ会社に提供しています。改めて振り返ってみると、我ながらとても早いペースで拡大していますね。

太田様)業務内容は数もそうですが、質の面でも大きな変化を感じています。つまり、明治安田グループに対する貢献度がより高い業務の受託が増えています。保険料の支払いなどのような、保険会社の根幹に近い業務内容を任されるようになってきました。
設立当初はまだ社内での認知度が低く、業務を切り出すために各部門の朝会にいって「仕事を下さい」とアピールしていた時代もあったと聞いています。いまでは頻繁に業務依頼が立て込むようになり、対応が追いつかないこともしばしばあります。

業務内容の一例(会社説明会資料より抜粋)

研修体系充実、新入社員の活躍やリーダーへのステップアップを支援

聞き手)業務に求められる難易度も高くなるのでは?

太田様)その通りです。設立当初と比較して求められるPCスキルは向上していますし、業務でミスがあった際の影響も大きいものとなっています。当然ですが、貢献度が高まる分だけ責任の大きさも比例して高まっているということですね。
そのような変化を受けて、昨年からは研修の機会を増やし、メンバーのレベルアップを支援する仕組みを強化しています。それまで行っていた2週間の新入社員研修に加えて、外部の講師を招き「PC研修」を実施し、配属後にスムーズに業務に活躍することができるよう実践的なスキルを身に着けてもらっています。

新入社員研修主に新卒で入社する社員向けに行う、会社概要や職場のマナーやルールを習得すための研修
PC研修ExcelやOutlookの使い方に加えて、タッチタイピングの練習、ビジネスメールの書き方、Windowsショートカットキーの使い方など業務上で実践的なスキルを学ぶ
入社6ヶ月目研修継続就労にあたって重要となる、ビジネスマナー、アンガーマネジメント、相手の立場を考える重要性を学ぶ
入社1年目研修後輩を迎える先輩社員となることを想定したリフレーミングなどのコミュニケーションスキル、自律的なモチベーション管理の学び。また、明治安田グループ全体の理解促進や、本社から講師を招き生命保険に関する基礎知識を習得するための研修も行う
リーダー研修リーダーを目指す社員向けの選抜研修。リーダーとして必要な知識・スキルを学ぶとともに、自分自身以外の障害特性についての知識や理解を深める
研修の具体的な内容

佐藤様)メンバーのみならず、メンバーの業務を管理・指導するトレーナーのレベルアップにも力を入れています。昨年からKaienさんの協力を得て、就労移行支援事業所の見学や、支援力を向上するための各種研修を実施し、メンバー一人ひとりの適性を理解し、力を発揮できるマネジメント環境を整備しているところです。

トレーナーがメンバーに頼る機会が増えたことでチームに一体感がうまれた

健康的な食事がとれる広々としたカフェテリアも魅力のひとつ

聞き手)メンバーやトレーナーはどのような雰囲気で働いていますか

佐藤)入社時の研修を充実させたことが影響しているのかもしれませんが、最近入社したメンバーは特に「同期」の仲間意識が高いと感じています。
今年4月に入社したメンバーは全員で34名いますが、その内訳は大学新卒や、特別支援学校の卒業生、社会人経験のある中途採用など様々です。多少の年齢差やバックグラウンドの違いはありますが分け隔てなく交流し、お互いを励ましあっているので、はじめのうちは緊張していたメンバーも徐々に緩んでリラックスすることができているようです。

コミュニケーションの特性を相手に伝えるためのチェックリスト
新入社員のグループワークなどで活用されている

太田)これはこの5年間での大きな成長と感じていますが、設立当初と比べて、様々な意味でトレーナーとメンバーの間の垣根が低くなっていると感じます。
明治安田ビジネスプラスは設立以来「一人ひとりの多様性を尊重する、人に一番やさしい会社」を企業理念に掲げていますが、それを体現しようとするあまり、経験不足も相まって、メンバーを過度にサポートしようとしたり、任せる範囲が小さくなっていたかもしれません。
しかし、5年・6年経過すると、多くのメンバーが成長し、主体的に仕事に取り組んでくれる人たちが増えてきました。必然的にトレーナーたちもメンバーに頼る機会が自然に増えてきました。その結果、私たちが想像していた以上にメンバーたちは喜んで協力してくれて、大きな成果も出してくれるようになり、良い意味での驚きがたくさんありました。
それまでは「過度な負担になるのではないか」と、任せることに躊躇していたリーダー業務や、採用活動への協力も当たり前に行われるようになりました。以前と比べて明らかにチームの一体感が増していますし、メンバーもトレーナーも自然体でイキイキと仕事する人が増えているように感じています。

成長のチャンスを拡大し、より広い範囲でD&Iを実現したい

聞き手)今後の展望を教えてください

佐藤様)ひとつは、「人への投資」の充実化ですね。私は採用を担当しているので、様々な思いや期待をもって入社してくれているメンバーの期待に応えていきたいという気持ちがあります。
当社の定着率は95%以上と、一般的な水準と比べて高いですが(注釈:一般企業へ就職した障がい者の就労継続支援A型を含む定着率は、就職後3カ月時点で80.5%、1年時点では61.5%(障害者職業総合センター調査))、単に数値だけではなく気持ち的な面でも充実して、長く働きたいと思える会社にしていきたいです。
具体的には、これまでに行ってきた退職金制度の導入や給与制度の見直しなどの雇用待遇面の改善に加えて、一人ひとりの成長と活躍を促進するための研修制度をより充実させたいと考えています。

太田様)すこし大きな視点で言えば、明治安田生命グループ全体に対するダイバーシティ推進への寄与を高めていきたいと考えています。
先ほどお伝えした通り、明治安田ビジネスプラスの内部では、「上司と部下」「健常者と障害者」の垣根を超えて、ワンチームで業務に取り組む、ダイバーシティ&インクルージョンの姿がすこしずつ実現することができているように感じています。
しかし視野を広げてみれば、明治安田ビジネスプラスのメンバーが、親会社や他のグループ会社と机を並べて働いているかといえばそうではなく、おなじグループの一員として働いている実感をメンバーが持つことはまだ少ないでしょう。
今後は、より幅広い業務やチャレンジをしたいメンバーが、グループの各部門に出向して業務を行うなど、法人の垣根を超えて活躍するような事例を増やしていくことができればよいと感じています。
その実現に向けては、佐藤も言っているように「人への投資」が大きなカギになっていくのだと感じています。

取材協力:
明治安田ビジネスプラス株式会社  人材開発部 部長 太田郁夫様
明治安田ビジネスプラス株式会社  採用担当 佐藤美香様

聞き手:株式会社Kaien 大野順平
撮影:株式会社Kaien 齋藤茜

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます


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