コロナ禍で見えた発達障害支援 データ・IT・AIなどを活かした次世代型支援を

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Kaienが挑戦するクラウドファンディング。今朝9時からスタートしました。

こどもミッテル ミッテルキャリアの説明文

発達障害*のオンライン療育「ミッテル」ですべての方に必要な支援を。
https://readyfor.jp/projects/mittel

そろそろ勘や紙の時代を卒業したい

「ミッテル」はKaien12年の発達障害支援のノウハウを詰め込んだウェブシステムになる予定です。皆様からのご支援金も活用して、2021年夏以降のサービス提供を目指します

コロナ禍では発達障害界隈も大きなダメージを受ける一方、ウェブやデータに基づく支援も試す機会に恵まれました。いわば将来の支援の形を模索することができたのです。ミッテルはいわばコロナ禍で見えた支援の形だと思っています。

対人サービスが不要になるわけではありません。しかしそろそろ勘や紙に頼る時代から、データ・IT・AIなどを活かした次世代の支援を目指したいですし、今回のミッテルを思いつけたのは実現できるツールが整いつつあるからだ考えています。

”共感”を得るのが苦手な当社が…よりにもよって何故クラウドファンディング?

Kaienにとってはクラウドファンディングは初挑戦です。共感を得る、という事にはほとんどご縁がない創業12年を経てきたにもかかわらず、なぜ今になってクラウドファンディングという茨の道を選ぶのか…。

それは今回の挑戦は、単にシステムを創り上げたい、サービスで喜ぶ人を作りたい、当社の組織としても前進したい、という規模ではなく、より多くの人に時代が動きつつあることを知っていただき、一緒に動くべきだと感じたからです。そのためには共感を呼び、情報を共有していただきやすいクラウドファンディングという媒体が適切ではないかと思いました。

クラウドファンディングが成功しなくても、何らかの形でミッテルをリリースしたいと思っていますが、クラウドファンディングにご支援いただいた方には、サービス開始前にテスト利用・先行利用もしていただく形にする予定です。そこでの意見もサービス改善につなげる、すなわち、みなさんと一緒に新しい支援の姿を創り上げる形を目指しています

なにとぞ、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

クラウドファンディングサイトは今日(2021年2月26日)から4月末までオープン。チケット購入でのご支援に加えて、よろしければお知り合いの方にもお伝えいただけますと幸いです。

『ミッテル』のクラウドファンディングページはこちらです
(再掲) https://readyfor.jp/projects/mittel

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文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス「TEENS」
大学生向けの就活サークル「ガクプロ」就労移行支援および自立訓練(生活訓練)「Kaien」 の立ち上げを通じて、これまで2,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます