企業の垣根を越えた発達障害者雇用の知見共有-第3回Kaien合同面接会・発達障害者人材活用セミナー-

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Kaien秋葉原スタッフの鈴木です。

9月17日(木)に第3回Kaien合同面接会・発達障害*者人材活用セミナーを当社秋葉原サテライト事業所にて開催しました。(第1回の記事はこちら、第2回の記事はこちら

今回からの新しい取り組みとして、イベント前半に実施した企業向けセミナーで、当社ウェブサイトでもコンサル事例としてご紹介しているサザビーリーグHR社に、発達障害のあるスタッフの戦略的な活用方法や強みを活かすための雇用ノウハウについて講演を行っていただきました。

(株)サザビーリーグHR代表取締役 伊藤様 講演より
サザビーリーグ田村リーダー

「発達障害者への具体的な対応(作業管理や配慮方法)が参考になった」「スタッフの特性を踏まえてマネジメントする重要性がわかった」「自社の経験を管理ノウハウとして整理するのに役立った」「発達障害者雇用に伴う社内での合意形成のプロセスを参考にしたい」「Kaienとの協力体制がイメージ出来た」など参加企業から大変好評をいただきました。また今後の要望として「発達障害者の雇用を行っている企業間で知見の共有をさらに行いたい」という声もいただきました。実は既にそのようなニーズに応えられるようなイベントの準備をスタートさせています。詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします。

イベント後半の合同面接会では13社に参加いただき、約60名の参加者に対し100件を超える面接を実施しました。参加企業数も前回より増え、会場スペースは面談ブースでいっぱいになるほどでした。すでに面接結果のご連絡を企業から続々といただいていますが、今回はこれまでの面接会以上に手応えがありそうな感触を得ています。前半で人材活用セミナーに参加いただいた企業担当の方には、どのような形で目の前にいらっしゃる面接参加者の方に自社で働いていただくことができそうかより具体的にイメージしながら選考していただけたからなのではと想像しています。

Kaien合同面接会の一コマ

次回のKaien合同面接会・発達障害者人材活用セミナーは来年1月下旬の開催を予定しています。こちらも詳細が決まり次第お知らせいたします。

*発達障害は現在、DSM-5では神経発達症、ICD-11では神経発達症群と言われます