就労支援スタッフが一番嬉しいことは? ~ランチタイムにて~

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今日の写真を撮り忘れました。こちらは10月の横浜スタッフランチです。

就労移行支援事業所Kaien新宿スタッフの鈴木です。

今日は当社で月に一度実施している全スタッフ参加のミーティング日でした。当社は事業所が点在しているため、拠点が増えるごとにスタッフ間のコミュニケーションや企業文化の醸成がしづらい状況になってきたことから、この定例会議がスタートしました。

午前中みっちり話をした後のランチタイムも、自然と利用者の方の話になることが多いです。就職した彼はしっかり業務をこなして職場に貢献しているようだとか、彼女はこんなことで悩んでいたが何かできることはないだろうかとか、まるでケース会議の延長のような感じになってしまいます。変な言い方かもしれませんが、利用者の皆さんが働くための力をつけていくこと、就活に挑戦していくこと、また実際の職場で働いていくのを見守ったりお手伝いすることが「好き」なスタッフが集まっているからなのだと思います。

今日のランチタイムのトークで印象的だったのは、就労移行支援参加前や参加中に色々な困り感があった方々が、内定したり順調に就業されているという話が複数あったことです。職業訓練中、スタッフはキャリアカウンセリングや日々の相談を通じて訓練生の困り感と向かい合い、改善のためのステップを一つ一つ進んでいくお手伝いをしています。もしかしたら一般の職場でここまで困り感を誰かと明確に共有することも少ないのかもしれませんし、友人や家族とも自分の弱みをじっくり語り合う機会もあまりないかもしれません。数か月~1年超のそのような濃密な支援の末、ご本人が内定を得て就労決定した時、また就労現場でしっかり働いて周囲からの評価を得ているという話を職場訪問で伺った時の喜びというのは格別のものがあります。その喜びを誰か他のスタッフと共有したい!という思いがありランチの話題にしたくなってしまうのだと思います。

またトークの中で改めて、「現場は人を成長させる」と気づきました。当社就労移行支援は模擬職場形式でかなり実際の職場に近く疑似体験はできるようにはなっていますが、やはり企業実習や就労後にぐんと伸びる訓練生・修了生が多いです。その変化・成長には本当にいい意味で驚かされます。その成長をするためのきっかけづくりや準備の手助けをさせていただくために、ご本人にフィットした実習や求人を適切なタイミングでご紹介していけるようにしたいと改めて痛感しました。

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